但馬高原植物園に入園する時に、いろんな花がどこに咲いているか印した地図をもらいました。
その花回覧板にはノリウツギが見ごろですと印されていました。
パンフに載っている、8月の花バイカモは、いつぞやの大雨で流されて今年は花がないと聞いていた。
ところが、小川でかがむ人が居る。
公園のスタッフでした。
「毎日注視してるんですが、今やっと1輪咲いたの見つけました」と教えてくれました。
その発見の喜びが伝染して、こちらまでうれしくなりました。
但馬高原植物園は、瀞川平(とろがわだいら)にあります。
日本海に出れば松葉がにの有名どころ、山間部は冬にはスキー場になります。
兵庫県美方郡香美町村岡区和池709
樹齢千年を超える大カツラの保護を主たる目的の一つとして設立されました。
縄文時代の住居跡が出土し保護しているそうです。
木道があるので安心して歩けます。
時々バッタやトンボ、時にはトカゲとかいました。
景色がいい木陰などにベンチが置かれています。
オーナーベンチ制度で自分だけのベンチを設置できるようです。
但馬高原植物園では樹木、草花の自生植物約1000種類以上と、
それに類する300種類ほどの植物や高山植物を見ることができます。
南の地方の植物の北限、北の地方の植物の南限、
高山植物の低限、低地植物の高限、
しかも湿地が多いという日本でも有数の植生豊かな地域の中にある自然植物園となっています。
入場料500円で、癒しの森の水と空気と光の織りなす空間を堪能できます。
但馬高原植物園のシンボル、和池の大カツラについては次回レポートします。