2006年にRECK氏とドラマー中村達也氏(元ブランキー・ジェット・シティー、ロザリオス)のデュオとして10年ぶりに復活した新星フリクション久々のワンマン・ライヴ。
実は私がフリクションを観たのは1979年頃に吉祥寺マイナーにてSYZEのサポートとしての一回のみなので、約30年ぶりのフリクション体験となる。RECK氏は灰野さんとのバンドHead Rushで3回観ているが。
クアトロは平均年齢30歳くらい、男女比7:3で男性の勝ち。ただし中村氏のファンも多いようで若者の姿も多い。ほぼ満員。
開演が30分遅れ、19:40頃にふたりがステージに登場。左がRECK氏、右に中村氏。ふたりとも上下真っ黒の衣装だ。
一曲目から「Pistol」。骨太のベースにオクターバーとサンプラーを使って、想像以上にぶ厚いサウンド。ロックとして最小限のユニットだがこれだけパワフルな音をぶちかませるなら、ギターなんて必要ないと思えてしまう。中村氏の手数の多いへヴィーなドラムがあってのことだが。ロック・シーン最強のデュオといえるだろう。ヴォーカルも昔と遜色ないエナジーがビシビシ伝わってくる。
個人的にはどうしても「Crazy Dream」や「Big-S」などの初期の曲に反応してしまう。一緒に行った友人の話では「Zone Tripper」からの曲が多かったらしい。
中村氏はフリクションとして演奏するのがよほど嬉しいのか、曲が終わるごとに立ち上がって歩き回り興奮を隠せないようだった。
さすがにふたりきりだと単調に聴こえる部分もあったが、それを補って余りある濃厚な2時間だった。
Friction HP
脳髄を
刺激されつつ
身を揺らす
RECK氏は50代半ばを過ぎて益々パワーアップしているのではないだろうか。
実は私がフリクションを観たのは1979年頃に吉祥寺マイナーにてSYZEのサポートとしての一回のみなので、約30年ぶりのフリクション体験となる。RECK氏は灰野さんとのバンドHead Rushで3回観ているが。
クアトロは平均年齢30歳くらい、男女比7:3で男性の勝ち。ただし中村氏のファンも多いようで若者の姿も多い。ほぼ満員。
開演が30分遅れ、19:40頃にふたりがステージに登場。左がRECK氏、右に中村氏。ふたりとも上下真っ黒の衣装だ。
一曲目から「Pistol」。骨太のベースにオクターバーとサンプラーを使って、想像以上にぶ厚いサウンド。ロックとして最小限のユニットだがこれだけパワフルな音をぶちかませるなら、ギターなんて必要ないと思えてしまう。中村氏の手数の多いへヴィーなドラムがあってのことだが。ロック・シーン最強のデュオといえるだろう。ヴォーカルも昔と遜色ないエナジーがビシビシ伝わってくる。
個人的にはどうしても「Crazy Dream」や「Big-S」などの初期の曲に反応してしまう。一緒に行った友人の話では「Zone Tripper」からの曲が多かったらしい。
中村氏はフリクションとして演奏するのがよほど嬉しいのか、曲が終わるごとに立ち上がって歩き回り興奮を隠せないようだった。
さすがにふたりきりだと単調に聴こえる部分もあったが、それを補って余りある濃厚な2時間だった。
Friction HP
脳髄を
刺激されつつ
身を揺らす
RECK氏は50代半ばを過ぎて益々パワーアップしているのではないだろうか。