A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

中原昌也 お誕生会@六本木 SuperDeluxe 2009.6.4 (thu)

2009年06月06日 00時30分24秒 | 素晴らしき変態音楽
昨年に続き中原昌也氏=Hair Stylisticsの誕生日記念ライヴが開催された。39歳の誕生日だ。今回はジム・オルークとのユニット「suicidal 10cc」としての出演。他にはエレクトロ・ハードコア・パーティー・バンド「2 MUCH CREW」、シロップさん(氷蜜)ことスマーフ男組のコンピューマが参加する特別編成の「umi no yeah!」が演奏、そして東野祥子さんが「煙巻ヨーコ」としてダンスを披露した。

suicidal 10ccはイベントの最初と最後に演奏。最初の演奏では5分くらいやったところでいきなり電源が落ちてしまって、中原氏がクラリネットを短く切ったようなリード楽器を、ジムがドラムを演奏し、珍しいアコースティック・セッションが実現。15分くらいで電源が入りいつもの電子即興演奏。ジムはドラムにコンタクト・マイクを付け鋭いノイズを出す。

次にumi no yeah!が登場。シロップさんが電子楽器を演奏し、可愛い女性がノイズ・ギターをかき鳴らす。女性は最初はシルバーのジャンプ・スーツを着ていたが途中でそれを脱ぐとなんと水玉模様のビキニ姿。背中に「サンキュー 昌也」と書いてある。ビキニ姿の美人がギターを持ってはしゃぎ回る姿はとても楽しかった。

2 MUCH CREWは女性ひとりを含む5人組。ドラムやギターも使うが基本的にはシンセにラップ&絶叫が絡むノイジーなサウンド。客席のテーブルの上に乗ったり椅子を投げたり過激なスタイルとダンス・ビートに思わず立ち上がって踊ってしまった。中原氏が飛び入りでギターを掻きむしるハプニングも良かった。

最後に再びsuicidal 10cc。今度はジムはギターをプレイ。東野祥子さんの鍛えられたダンスが素晴らしい。それに呼応する形で二人も1回目よりもハーシュなノイズを聴かせる。頭がクラクラするような演奏だった。

終演は24時と遅くなったが、サービス満点の賑やかな誕生会だった。

39歳の誕生日を記念して中原氏の手作りの限定20枚のCDRを購入。これは貴重だ。

アラフォーに
爆発したぞ
昌也君

灰野さんの生誕記念公演と並んで毎年の楽しみが出来た。



コメント
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