秩父4D
開催日時:2014/11/3 月曜日・祝日 START 12:00
場所:秩父 番場町商店街
会場:ladderladder屋上/ladderladder/野外ステージ(妙見の杜)/ノイズステージ(柞学園ホール)
アンダーグラウンドの精鋭たちが一同に会する同時多発の一大イベント!全ステージで総勢40組が出演!
秩父市を見渡すビル屋上で日没と共に「I.S.O(一楽儀光、Sachiko M、大友良英)」が出演し、"raster-noton" 初の女性ソロアーティスト「Kyoka」、「灰野敬二」や「JOJO広重(非常階段)」、「河端一(Acid Mothers Temple)」等の豪華出演者がライブハウスに出演!
野外ステージでは「テニスコーツ」、「Alfred Beach Sandal」、ノイズステージに非常階段、Incapacitantsの「美川俊治」等 強力な出演陣!この野外ステージ、ノイズステージは無料で開放されます!さらにノイズステージ全プログラム終了後同会場にて、映画「ドキュメント灰野敬二」が上映されます!!!
⇒4D公式サイト
ドラびでおこと一楽儀光がツイッターやFACEBOOKで早くから告知していたワンデイイベント「4D」は、好天に恵まれ霊験新たかな秩父の街で無事開催された。三つの会場は徒歩で移動出来て簡便。来場者はノイズファンが多く柞学園ホールは毎回満員、野外の妙見の杜では地元のお年寄りや家族連れも足を止め、ロック系中心のladderladderは恐らく地元の女子ファンが目立った。11月の夕暮れ時のビルの屋上が凍える程寒かったこと、トイレが一ヶ所しかなく時間によっては混み合ったこと、食事処が早い時間に閉まってしまったことなど、改善点はあるものの、アンダーグラウンドと称しつつ秩父の街とリンクした、有意義なイベントだった。
(写真の撮影・掲載については主催者の許可を得ています。)
受付テント/妙見の杜
柞学園ホール/ladderladder
大城真×川口貴大/Alfred Beach Sandal
SPANCOALS/Sカイライバンチ
てあしくちびる/アビシェイカー
美川俊治/田中悠美子
Bossston Cruizing Mania/灰野敬二×JOJO広重×河端一
I.S.O (一楽儀光、SachikoM、大友良英)/テニスコーツ
BOMBORI/CARRE
On the Street/After Sunset
筆者を含め東京方面から観に来たファンの目当はI.S.O.であり灰野・広重・河端であり、Maltiple Tap繋がりのノイズ/即興系だったが、注目すべきはladderladderのブッキング担当・今井氏の尽力で集まった地元秩父や関東近県他のローカル・アーティストだったことに終わってから気がついた。
埼玉県:HOCKLE HOCK/SPANCOALS/carnalotta(カルナロッタ)/in the sun/s-explode(以上秩父)/GLEAM GARDEN(熊谷)
福島県 :篠原篤一(郡山)/てあしくちびる(足利)/Redd Temple
福岡県:電子たくあん(大牟田)
殆どは東京でも定期的にライヴ活動しているが、こうして一ヶ所に集まることは滅多にない。ローカル・バンドとの出会いの場としてもアピール可能だろう。来年以降、是非ともアンダーグラウンド&ローカル音楽フェスとして継続して欲しい。
全感覚祭2014
日程: 2014年11月01日(土)
会場: 多摩センター 三角広場
開場・開演ともに 11:30 am
チケット料金: 投げ銭カンパ制
主催・企画・制作:十三月の甲虫
何もないフラットな場所で”遊ぶ”というテーマをコンセプトに、子供の頃ドロケーや缶けりをして遊んだ公園のような、自由な場所を作りたいと思っています。音楽が主役でも演者が主役でもなく、ただ楽しもうとするその場にいい風が吹くような、そんな日になればと思っています。
⇒全感覚祭公式サイト
一方、もっと若い世代のアーティストが誰にも頼らず、自分達の力で実現したのが、GEZANを中心とした「全感覚祭」だった。サンリオピューロランドで有名な多摩センターのビルの谷間の公共の公園に1日だけの遊び場を作ろうと考え、実行するバイタリティは、”若さ故”とひと言で片付けられるものではない。当日は生憎の雨だったが、逆に雨を楽しもう、と謳って決行。カッパを着た若者たちが多数集まり、寒さを吹き飛ばすエナジェティックな祭りを創り出した。トリを務めたGEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーは「周りでアレコレ言われるのはもうどうでもいい。ここに居る俺たちの声だけが聞こえればいい」と語った。ひとりだけじゃ生きては行けないが、仲間がいれば遊び場くらい自分たちで作れる。それを証明したのが全感覚祭であり、この場に集まった仲間全員のパワーである。腹の底から誇りにしていい。
外へ出て
自分たちの
祭りを祀れ
青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)のユニット「NUUAMM」(ぬうあむ)が12月10日にファースト・アルバムをリリース
青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)による注目のニュー・ユニット、NUUAMM(ぬうあむ)が12月10日に「十三月の甲虫」レーベルからファースト・アルバム『NUUAMM』をリリースする。
青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポーにより、ひとつひとつ言葉を拾い、縫い編みされたアルバム『NUUAMM』。2人の音楽に触れていると、幼少期の懐かしい思い出とまだ見ぬ未来がまじりあい、ゆっくり流れだす。それは名前のない色、そして無垢な永遠のもの。触れると割れてしまいそうな一瞬のアルバム。呪文はNUUAMM。
「NUUAMM」という印象的なユニット名は、『夜を縫う 朝を編む』という言葉が由来とのこと。
楽曲は全てNUUAMMとして書き下ろされた新曲ばかりで、ジャケットはアーティスト・イラストレーター・漫画家・作家として活動中の近藤聡乃が書き下ろしている。