日本のエクストリーム・ミュージックを聴く ~終わらない吉祥寺マイナー&第五列~
【日時】5/29(日) 13:15OPEN 13:30START
【場所】ピコピコカフェ(東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-2 モミジビル8F ※エレベーターは7Fまでしかありません。7Fからは階段で8Fまでお上りください)
【選曲&トーク】Onnyk、Geso、sonorous(第五列)
【聞き手】堀 史昌
【料金】1,000円
園田佐登志、金野ONNYK吉晃、藤本GOSO和男の3人が所有する77~80年の吉祥寺マイナー関連音源を、のべ4時間に亘って聴き倒すという、地下音楽愛好家には垂涎のイベント。アルバム『愛欲人民十時劇場』等で名前を知る音楽家の演奏に加え、自虐視座の戯れ、ステレヲズ、アニオタなど初めて聴く音源も多く、大変興味深かった。が、どうにもこうにも極端なマイナー音楽ばかり続くと、流石に疲れを感じるのは否めない。80年代吉祥寺のライヴスペース『ぎゃてい』でバイトをしていたとき、マイナー音楽ばかり聴いていると気が滅入る、と不平を言っていた知り合いがいたが、35年経って彼の気持ちがわかるような気がした。
イベントの最後に、参加者持参の吉祥寺マイナー音源紹介コーナーがあり、筆者が高校2年の1979年7月13日に吉祥寺マイナーで隠し録りしたパンクバンド『SYZE』(現FOOL'Sの伊藤耕、故・川田良のバンド)の音源をかけてもらった。吉祥寺マイナーで演奏されたのはマイナー音楽だけじゃないという事実を示せればいいな、と思っていたが、そんな気持ち以上にパンクロックのカッコよさに心が救われる想いがした。
THE FOOLS 【On The Eve Of The Weed War】trailer
イベント終了後、来場していた.es(ドットエス)の橋本孝之とお茶でも行こうと思ったが、心身ともに疲れ果て、早々に帰宅。微熱が出て夜あまり眠れず、翌日39度の熱と極度の腹痛に襲われ二日間寝込んでしまった。実は筆者にとっては、フリーキーな地下音楽よりも、ストラクチャーのはっきりしたロックやアイドルソングの方が体質的にあっているのかもしれない。
Necronomidol - NEMESIS (Full Album)
などと泣き言めいたことを考えていたら、ひとりの地下音楽出身のミュージシャンのことを思い出した。先のイベントでも何度も名前が出て、音源もいくつか紹介されたその人の名前は白石民夫。本人曰く"マイナー族の最年長"である白石は、90年代からニューヨーク在住。地下鉄のホームや路上で演奏する姿は、当時から伝わってきたし、時折帰国すると、新宿駅や川縁で野外演奏を行いもする。地下音楽から路上音楽へ。音楽演奏の極北の天上を歩む白石民夫の『東京への短い訪問』のスケジュールは以下の通り。いつもの音楽に飽き足らない欲望愛好家の方々はぜひ足をお運びください。
如何お過ごしでしょうか?
また、ちょっとだけ日本に戻ります。で、演奏の予定です。
2016/6/03(金) 22:00 ソロ
新宿駅西口駅前カリオン橋の上。小雨決行。
2016/6/05(日) 19:00 幡ヶ谷 forestlimit
白石民夫+KみかるMico 他
2016/6/12(日) 22:00 ソロ
新宿駅西口駅前カリオン橋の上。小雨決行。
新宿西口については、直前の変更・キャンセルがあるかもしれません。
下記のWEB、またはFacebookで確認してください。
白石 民夫
2016/05/25
www.shiraishitamio.info
好きなのは
地下音楽か
天上人か
Tamio Shiraishi 11pm, E train, Spring street station 5-14-16 1/5
Tamio Shiraishi 11pm, E train, Spring street station 5-14-16 2/5
Tamio Shiraishi 11pm, E train, Spring street station 5-14-16 3/5
Tamio Shiraishi 11pm, E train, Spring street station 5-14-16 4/5
Tamio Shiraishi 11pm, E train, Spring street station 5-14-16 5/5