A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

夜露ひな/ネクロ魔/テンテンコ/NDG/レッポコ@新宿LOFT 2016.6.9(thu)

2016年06月11日 01時09分30秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


6月の憂鬱は祝いの雨
《ネクロ魔夜露ひなのお誕生日会》

新宿LOFT 開場18:30 前売2700円(+1D)

テンテンコ/NDG/レッポコ/にゃにゃんがプー/ネクロ魔



ネクロ魔のツインテ幼女・夜露ひなの生誕イベント。二十代への魔道をまっとうする記念すべき一夜は新宿ロフトでょっゅの好きなアーティストさんを集めて開催された。BGMはょっゅが14歳で出会った音楽が流れる。アーバンギャルドや筋肉少女帯、大森靖子など、筆者との共通項を聴くことが出来た。

●レッツポコポコ


オープニングはゆるめるモ!の妹分(?)レッポコ。音楽的にはモ!ほどトンガっていないが、性格的には同じくユルい和み系。パフォーマンスのツタナさをスマイルとゆるトークで補うスタイルは、初期モ!に通じる。何となく放っておけない不思議な魅力は、最近なかなか観れていない地球人に通じるものを感じる。

レッツポコポコ「クルクルポコポコ」20160529@東京アイドル劇場



●夜露ひな


出演予定のにゃにゃんがプーが急病のため欠席。空いた時間を今日の主役の夜露ひながトークと歌で埋める。昨年10月ネクロ魔と出会ったばかりの頃は、いつも緊張しているような硬い表情が多かったが、今年の春のニューカレドニアツアー以降、自然な笑顔が多くなったょっゅが堂々とした語りを聞かせる。ネクロ魔加入テストの面接を人見知りで一旦断ったエピソードを聞くにつけ、成長ぶりを実感する。

みんなのうた 『コンヒューターおばあちゃん』



●NDG Nature Danger Gang


お祭りユニットNDGは観客の数に関わらず、会場全体を灼熱のアゲアゲ空間に塗り替える。初めて観たときはただただ過激なパフォーマンスにショックを受けたが、祝祭を求めてどこまで行けるかトライする姿勢は、今時の若いもんには珍しい純粋無垢な感性が溢れる。ラストに主役のょっゅを呼び込んでの狂乱豪華な盛り上がりは、ネクロ魔の暗黒を極彩色に塗り替えるアウフヘーベン(あるものを、そのものとしては否定しながら、更に高い段階で生かすこと。矛盾するものを更に高い段階で統一し解決すること。止揚。揚棄)に他ならなかった。

NATURE DANGER GANG “どぱ”



●テンテンコ


非常階段T.MikawaとのMikaTenをはじめ、ノイズ/エレクトロ系のパフォーマンスが続いたテンテンコがアイドルソング(とも言い切れないが)を歌うのを観るのは初めてかもしれない。打ち込みテクノポップがフランスの美少女LIOやグラビアモデルのコジー・ファンニ・トゥッティを擁するクリス&コージーを彷彿させる。テンテンコのスウィートヴォイスは彼らとひと味違うギャップ萌えが溜らない。ょっゅより小柄なテンテンコの懐のデカさを実感する。

テンテンコ「母子受精」 2015/9/23 新宿ロフトプラスワン



●ネクロ魔 NECRONOMIDOL


トリはもちろんネクロ魔。ょっゅと同期加入の久坂華恋が教育実習中で欠席のため4人ヴァージョンなのが惜しいが、4人でこの完成度の高さと考えれば華恋復帰後のライヴへの期待感が嫌が応にも高まる。ロフト最前列でライヴを観るのは2013年のキノコホテル以来。他の会場とは異なるクッキリ見える照明に照らされて、ょっゅ生誕白Tシャツの柿崎李咲、瑳里、九十九ほたるの3人と、自作黒Tシャツのょっゅの対比が普段と逆のコントラストを描いて、ネクロ魔の新機軸を提示する。筆者殺しのキラーチューン「psychopomp」はやらなかったが、6曲中半分が新曲のセトリに、ネクロ魔と言う新世界への先導者の本質を見た。

1.Midnight dominator
2.AZATHOTH
3.Tamam Shud
-MC-
4.SARNATH
5.SKULLS IN THE STARS
6.IDOL'S ELEGY

NECRONOMIDOL 4月7日 Tokyo Candoll 準々決勝


特典会
ょっゅと瑳里と
ツーチェキだ



New EP『from chaos born』
2016/6/15 Release!




2016/6/30 thu
4th ONE MAN LIVE "TENEBRAE ASCENDANT"
@ Ebisu LUQUIDROOM

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