盤魔殿 Disque Daemonium 圓盤を廻す會 Vol.33
Anniversaire de l'empereur de Hérésie 異端音楽天皇誕生日
2020年2月24日 (月・振替休日) 渋谷 DJ Bar EdgeEnd
18:00 open/start ¥1,000 incl. 1drink
Special Live Act(投げ銭制):
Mojo Beatnik(from Hakata)
In-house Live Act:
DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武+ DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda
盤魔殿DJ All Stars:
DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元
DJ Bothis a.k.a. 山田遼
DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
DJ Paimon a.k.a. moppy
Avant-garde, Noise, Industrial, Dark Ambient, Neofolk, Punk, Hardcore, Idol, Black Metal, Middle-east, Ethnic, Ritual, Medieval, UnderGround,… Everything Weirdness About Music!
★来場者全員にZINE『盤魔殿アマルガム』プレゼント
★DJ Athmodeusによる中古書籍物販有り。G-Modern他レア本多数。
★最初の30分はFREE ZONE。DJをやりたい方はCD/LP持参で参加できます。
TIME TABLE
18:00-18:30 Open/FreeZone 自由参加
18:30-19:00 DJ Athmodeus a.k.a. 持田保
19:00-19:30 DJ Paimon a.k.a. moppy
19:30-20:00 DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
20:00-20:30 LIVE : DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武+ DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda
20:30-21:00 DJ Bothis a.k.a. 山田遼
21:00-21:30 DJ Qliphoth a.k.a. 宇田川岳夫
21:30-22:00 LIVE : Mojo Beatnik(投げ銭制)
22:00-22:30 DJ BEKATAROU a.k.a. 伊藤元
● Mojo Beatnik
Mojo Beatnikこと三笠隆志は2016年ソロ活動をスタート。Minimal Synth / Electro New Wave / Cold Wave サウンドに Voodoo 教の呪術的なセンスをねじ込んだ Mutant Wave ソロアーティストとして自らの特異なサウンドを構築。シーケンサーやヴィンテージシンセを使用したサウンドからは狂気が感じ取れると同時にダンスミュージックとしても素晴らしい作曲能力を発揮している。また並行してTシャツやロングスリーブなどのアパレル作品やボーンをモチーフにしたアクセサリーの製作も展開。さらに小説の小冊子も発表。デビュー音源は2曲入りカセットを自主でリリース完売。2018年4月に初のヨーロッパツアーにて称賛を浴びる活躍を見せた。その後2018年に沖縄のレーベル THINK-AND-GROW からの4曲入りのCDをリリース。Voodoo 版 New Order とでも呼べそうな怪しさタップリの 1 枚。問題作となる Synth Wave 版 Motörhead - Ace Of Spades のカバーも収録。だが、オリジナルの楽曲はカセット音源の楽曲より更なる深化を遂げている。オリジナルの楽曲がそれぞれ異なるタイプの楽曲でいて、録音も素晴らしく音圧もあり、より楽曲の素晴らしさが際立っている。New Wave~Post Punk~Synth Wave等のシンセサウンドをベースに50s〜60sのPrimitive、ObscureなR’n’Rサウンドを交配させた唯一無二のSynth Punk!サウンドそのものは70年代から80年代にかけてのGerman New Wave / Industrial / Techno に対するリスペクトがうかがえるサウンドである。さらにはMojo Beatnik 氏が大切にしている部分の歌詞にも注目していただきたい。歌詞はバロウズのカットアップの技法を駆使して作られていて、いったん作成した歌詞をハサミで切り離してばらばらにしてあとからつなぎ合わせる手法を取っている。歌詞の内容は昭和の歌謡曲の持つ情景描写や詩情を大切にして踏襲し、安部公房やジャン・コクトーといった文学者のように音楽だけにとどまらず多方面へその芸術性を展開することを目標としている。音楽を用いて世界を作り、文学に投影して脚本を書き、ショートムービーを作り、さらには効果音楽も作成するといったようなマルチメディアでの活躍を目標としている。またモチーフとしてケイオスマギック的やVooDoo教の表象を多用し、その仮面やメイク、ステージング、販売するアパレル商品などにも一貫して魔術的なイメージの閃きがある。決して見逃せないアーチストだ。
「Frenzy Beat 表皮のエゴを剥いで Frenzy Beat 晒す狂熱のパッション」
この音楽を聴いた瞬間よりあなたは Mojo Beatnik の呪いにかかっているだろう。
●DJ Necronomicon a.k.a. 剛田武+ DJ Ipetam a.k.a. Rie fukuda コラボ・ライヴ
地下音楽世界へようこそ! 忘れられた名盤を発掘し続けるDJ ネクロノミコンと未だサイケリバイバルにこだわり続けるDJ Ipetam(Rie fukuda)の奇跡のコラボ、或いは化石の融合。雀百まで踊り忘れずの故事に倣い、流行を考えない音の洪水。繰り出す武器はもちろんアレ!!
DJ Necronomiconはカムオルグ(Come Organisation)Original Vinyl Only DJ+ノイズドールMichelle & Miyakoを使用。
●DJ Qliphoth a.k.a.宇田川岳夫
2月24日はCurrent93やDeath in june, Nature and Organisation, Sol Invictus, Fire + Ice, Freya Aswen などカレント93関係と 映像のコラボでお見せします。
●DJ Athmodeus a.k.a.持田保
今回はゲストが話題のMojoBeatnikということなのでモンド&エキゾ、実験ダブで回す予定。イメージとしては「ジョイント咥えたヤコペッティ一行が残酷ドキュメント撮りにジャマイカのジャングル奥地に入るが遭難し酷い目に遭う」感じ???
また当日、Gモダーンを中心に持田の中古書籍を物販いたします。是非この機会に盤魔殿へ遊びに来てくださいませ。
Martin Denny "Quiet Village" from Hawaii Calls
●DJ BEKATAROU a.k.a.伊藤元
前衛ROCK(岩?)を中心に廻させていただきます。よろしくお願いいたします。
●DJ Bothis a.k.a.山田遼
今回は、前回紹介しきれなかった世界のインダストリアル・リチュアル・ダークアンビエントアーティストに加え、それらに精神的な部分で共通点があると思われる日本の女性ボーカルアーティストを特集します。具体的には、2018年に惜しくも解散してしまいました日本の音楽デュオ「sakana」の初期作品を中心に、同じく日本の音楽デュオ「Jack Or Jive」なども紹介できればと思います。また、私はアメリカの音楽家「Daniel Johnston」が昨年9月に亡くなっていたことをつい先日知りました。遅くなりましたが、自分なりの追悼として彼の作品も選曲していきたいと思っています。
sakana / アルファ / 1990
●DJ Vaby a.k.a. 大場弘規
今回は年末に評判の良かった「La Tene」を始め、ターキッシュ・サイケ、ケルト風味を感じるトラディショナルフォークやスピリチュアルでアフロ・フリーな民族トライバル・グルーヴなんぞも取り入れ混沌とした世界をお届けしたく思います!しかしながらも皆様のハートの琴線に触れるような盤魔殿に相応しいマテリアルをチョイスしましたので震えてお待ち下さいませ!!
●DJ Paimon a.k.a. moppy
日本の80年代、地下音楽は 陰鬱、過激、逸脱したものばかりではなく、ポップなものもありました。バプリーで華やかなメジャーポップスとは一線を画した80年代の日本の地下ポップを中心に選曲します。
Variètè | Good-Night Age | 1982
盤魔殿
33回目の
神経快楽
The Witch - Mojo Beatnik