音楽情報サイト『JazzTokyo - Jazz and Far Beyond』最新号が更新された。特集は『追悼:近藤等則』『マリア・シュナイダー』。剛田武は下記の記事を寄稿した。
●我がフリージャズ体験の原点、近藤等則賛江
⇒我がフリージャズ体験の原点、近藤等則賛江
天国のフリージャズ侍の回想
テン年代に何回か体験した近藤の演奏は、30年前のフリージャズ体験をアップデートする新たな衝動を与えてくれた。近藤の突然の死にあたって、自分の体験したライヴの感想をブログ記事から抜粋することで、筆者なりの追悼文とさせていただきたい。
●中尾勘二トリオ / Kanji Nakao trio
⇒#2027 『中尾勘二トリオ / Kanji Nakao trio』
自然体のフリースタイルミュージシャン、中尾勘二の郷愁民俗音楽。
自然体のフリースタイルミュージシャン、中尾勘二が生み出す郷愁のアンサンブルが心の自由度を果てしなく広げてくれる。ふと気が付くといつもそこにある風景のような和風フォルクローレ(民俗音楽)である。
●No Tongues / Les voies de l’Oyapock
⇒#2020 『No Tongues / Les voies de l’Oyapock』
フィールド・レコーディング+即興コンポジション。フランスの若手カルテットが提示する自然とのコラボの在り方。
Covid-19という災厄のおかげで再認識された<自然>との共生、つまり「ウィズ・ネイチャー」こそ、我々人類が本気で取り組むべき課題に違いない。No Touguesの疑似民俗音楽は、自然と人類の芸術的コラボレーションの新たな形を予感させてくれる。
●『ガブリとゾロリ』マキガミサンタチCD発売記念ライヴ
⇒#1150 『ガブリとゾロリ』マキガミサンタチCD発売記念ライヴ
10月16日(金)東京・南青山 live space ZIMAGINE
即興音楽のアウトロー
インプロと言ってもジャズでもロックでもクラシックでもエスニックでもない。特定のスタイルに囚われない独自のスタイルは、“分かりにくい音楽こそ面白い”と宣言するフェスティヴァル『JAZZ ARTせんがわ』の精神を個人的なレベルで実践している証拠である。
郷愁と
野外録音
アウトロー
マキガミサンタチ無観客突然ライブ 2020 October 29 Ootaku Tokyo