A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

ヘアスタ、湯浅湾、Phew@早稲田祭 2010.11.7.(sun)

2010年11月09日 01時14分10秒 | 素晴らしき変態音楽
再び早稲田祭へ。今日は「早稲田祭LIVE」というイベントを観る為。

出演は湯浅湾/Phew+山本久土/Hair Stylistics a.k.a. 中原昌也/空間現代+ECD/前野健太/UNKNOWNMIXER a.k.a. 佐々木敦(DJ)。前日ビートルズ・ライヴをやっていた教室にて。

来場者のうち早稲田の学生は20%くらい。Webを通じての告知が中心だったからだろう、学内よりも学外にアピールしたイベントだったようだ。

初っ端からHair Stylistics。先日のNadiffでの演奏と打って変わってラウドなノイズ演奏。やっぱり大音量のノイズは爽快だ。中原氏のファッションは前回と同じ。ステージ衣装というより着替えがない?

続いて前野健太氏。以前おとぎ話との共演を観たことがあるが、今回はテレキャスを抱え、ドラマーを従えての演奏。早稲田大学を受験して落ちた経験を語り「Fuck You早稲田」と気合の入ったプレイを聴かせる。最後の曲では湯浅湾のギターの牧野氏がゲスト参加。

空間現代とラッパーのECD氏の共演。クールで幾何学的な空間現代のサウンドに躍動的なECD氏のラップが絡みつき、異種格闘技を観る様な新鮮な印象。観客の反応もとても良かった。

湯浅湾は音楽評論家の湯浅学氏が率いる4人組。70年代のハッピーエンドや遠藤賢司等を思わせる正統派日本のロック。牧野氏のギターがジェファーソン・エアプレインのヨーマ・コウコネンを思わせるサイケデリック風味で気持ちがいい。「歯の生えたけつの穴」とか「ミミズ」といった歌詞の世界は私にはいまひとつだが。

トリはPhew+山本久土。Phewの屹立するような筋の通った歌声はAunt Sallyの頃から変わっていない。最新カヴァー集からの曲も交えて圧倒のステージ。

学園祭だから実現可能な豪華なイベントだった。ただし教室の床は固くてお尻が痛くなった。

学祭で
一番異端な
中原君

このイベントは来年も続けていって欲しい。









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早稲田祭

2010年11月08日 01時02分49秒 | Weblog
早稲田大学の学園祭へ行ってきた。特に目的がなく学園祭に行くのは10数年ぶりのことだ。

とにかく人が多い。それだけで疲れてしまったのだが、若さの祭典を楽しんできた。

大隈講堂前特設ステージでのストリートダンス。SeSSionというダンスサークルのガールズのショーケースだ。普段ダンスミュージックなど聴かない私も思わず引き込まれるパフォーマンス。


最近小説にもなり話題の男子チアリーディングチーム、ショッカーズのパフォーマンスも凄かった。


立ち並ぶ模擬店の客引きの声を聞きながら数十年前の自分の学生時代を思い出していた。

学園祭
若さ溢れる
フェスティバル

若いっていいネ。
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伊藤篤宏+中原昌也@恵比寿 Nadiff 2010.11.5.(fri)

2010年11月07日 02時10分44秒 | アート!アート!アート!
蛍光灯を使ったOptronという楽器奏者として知られる伊藤篤宏氏の「PAINT & COLLAGE WORKS 2010」展が恵比寿のアート・ショップNadiff A/P/A/R/TのB1ギャラリーで始まった。

伊藤氏は美大で日本画を学んだ正当な画家で、1990年代半ばまでは音楽よりも絵画制作を主に活動していたそうだ。今回の展覧会は15年ぶりの絵画展である。エロティックなコラージュ作品を中心に10数点というこじんまりした展覧会だが、H.R.ギーガーを思わせるその奇怪な作風は一見の価値がある。アートに興味がある方は是非覗いてみて欲しい。
Nadiff HP

さてこの日は展覧会のオープニングということで、中原昌也氏と伊藤氏のライヴ&トークがNadiff 4FのMagic Room???で行われた。ちょっとしたサロン風の落ち着いた会場に20人くらいの観客が入った。二人は今まで何度も共演してきているので阿吽の呼吸。Optronを座って演奏するのは初めて見た。今までOptronは音のバラエティの少ない、ヴィジュアルを重視した楽器だと思っていたが、意外に微妙な表現が出来ることを実感した。中原氏は機材は少なめだったが表情豊かな電子音を奏でる。ケロミンを使ったアンコールまで35分程の演奏。伊藤氏はライヴの時はいつもPILのTシャツを着ているなあ。

その後のトークショーでは伊藤氏の芸術遍歴や二人のアート論などを聞けて面白かった。二人とも大きな絵を描きたいのだが家庭環境がそれを許さないこと、中原氏はよく他人から無気力な印象を持たれるが、実際は「やる気まんまん」であること等。

Optron
近くで見ても
蛍光灯

たまには静かで落ち着いたノイズ演奏も悪くない。

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世界最大の極太グミは圧巻のビジュアル

2010年11月06日 00時47分59秒 | トレンド・ウォッチング
その独特の食感がクセになるお菓子のグミが好きな人は多いが、そんなグミ好きでもちょっと食べるのをためらってしまいそうなビジュアルの“世界最大”のグミ「The World's Largest Gummy Worm」が話題を呼んでいる。

このグミ、長さは66センチもあり、重さは1.36キロ、カロリーはなんと4,000キロカロリーと、何もかもが圧巻のスケールだ。

「The World's Largest Gummy Worm」は、米セントルイスに拠点を置くオンラインストア「Vat19.com」が販売している商品。太いワームのような形状で、「レモン&オレンジ」「パイナップル&サクランボ」など、1本で2つの味が楽しめる(全5種類)。価格は27.95ドル(約2,290円)。
(Narinari.com編集部)

巨大グミ
アメリカ人しか
食べるまい

見るからにグロテスク。

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灰野敬二+佐藤通弘@下北沢 Lady Jane 2010.11.3.(wed)

2010年11月05日 00時59分00秒 | 灰野敬二さんのこと
"釣瓶落し~秋の夜は長く、立会人の網膜を点滅させながら、六弦棹対三味線竿の感情のテロルは何処まで続くのか。"(Lady Janeのチラシより)

10月中は地方公演だったから、ほぼ1ヶ月ぶりの灰野さんの東京でのライヴは、7年ぶりの三味線の佐藤通弘氏との共演。

佐藤氏は伝統的な奏法だけじゃなく、弦を擦ったりボディを叩いたり、実験的な演奏をする人なので灰野さんとの相性はいい。灰野さんはほぼ全編で赤いグヤトーンのフレットレス・ギターを使用。三味線もフレットが無いので二つの弦楽器がうまく絡み合う。適度な緊張感が空気を震わせ、どこか和風のグルーヴが会場を包み込む。搾り出すような灰野さんの歌は長唄のようにも聴こえ面白い。まさしく魂の交感。

私は最近ブリーチした髪を黒く戻したのだが、灰野さんは「日本人だからその方がいい」と言ってくれた。

三弦と
六弦出会い
響きあう

パーカッション・ソロは別として、灰野さんがSGを弾かないのはとても珍しい。そういう意味でも貴重なライヴだった。

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眠りの日

2010年11月04日 01時18分15秒 | ありきたりな日常
眠い一日だった。風邪薬を飲んだのが間違いだった。

朝は9時に起床。天気も良いし気持ちのいい一日になるかと思われた。近くの電気屋に所用を足しに行って来て、ちょっと横になったのが運の尽き。そのまま昼過ぎまで眠り込んだ。
昼食を食べてお腹いっぱいになったところでまた布団の誘惑に負ける。時々目覚めて「起きなきゃ」と思うのだが布団から出られず再びまどろみの中へ。
結局夕方まで眠りこけてしまった。何のためか分からない無駄な休日を過ごした。

睡眠は
夜の楽しみ
昼じゃない

頭がふやけた。
写真は夢で見たTADZIOのももちゃん(Love)。
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「秘密鑑賞会」をお経で誤魔化す、お年寄りたちの早朝の“お楽しみ”

2010年11月03日 00時46分50秒 | トレンド・ウォッチング
いくら年を取っても男は男。若い男子が友だちと集まっていかがわしいビデオをわいわい言いながら見るように、先日、台湾のお年寄りが集会所に集まり、エッチなビデオの鑑賞会を行っていたことがわかり、問題になっているという。

台湾の中国時報によると、問題となったのは台湾新竹県竹北市にある永興宮での出来事。永興宮は小さな土地公廟で、その敷地内に10坪程度の集会所がある。もともと市民が会議を行う場所として利用されていたのだが、最近は“老人看A片中心”(お年寄りがエッチなビデオを観賞する場所)として機能していたという。

お年寄りたちはいつも朝早く起床し、6時か7時ごろ、続々と集会所に集合。もちろん目的はビデオを見るためだ。中には付き添い人を伴って来ているお年寄りもいるらしく、観賞会が開かれているときは、その付添人は外で待機させられるそうだ。

ここに集まったお年寄りは耳の遠い人が多いため、観賞会は大音量で行われていた。もちろん、艶めかしい声は集会所の外にも鳴り響き、土地公廟の参拝に訪れる人々に聴こえてしまうことも。今回の一件が発覚したのも、そんな声を聞いた人が集会所内を覗き見したことがきっかけだった。

ちなみに、集会所近くを見知らぬ女性参拝客などが通りかかった場合は、お年寄りたちはビデオの再生を止め、お経を流すなどして誤魔化していたそう。そして彼女たちが側を離れると再びビデオを流す。周囲に神経を尖らせながらビデオを楽しむという、ハラハラの秘密鑑賞会が続いていた。

なお、地元の人の話では、参加しているお年寄りの中には“有力者”もいたため、この観賞会を解散させる手立てがなかったとのことだ。 (Narinari.com)

男って
いうものは
情けなきもの

お年寄りの平均年齢が知りたい。
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Hair Stylistics他@六本木Super Deluxe 2010.10.31(sun)

2010年11月02日 00時24分43秒 | 素晴らしき変態音楽
US PUNK ROCK界のシュルレアリスト、ウィンストン・スミス氏の「33 IDOLS」展オープニング・パーティー。

ウィンストン・スミス氏はカリフォルニアに住むコラージュ・アーティスト。彼の作品はDEAD KENNEDYSやGREEN DAY、D.O.A.、No Means No、JELLO BIAFRA、BEN HARPERなど、アメリカの有名なパンクバンドのアルバムジャケットに多数使われており、超現実的で社会を皮肉ったコラージュ作品で広く知られている。

今回は彼の新作で十字架状に11点並べられたIDOL=偶像を3作展示するものである。アメリカを皮肉ったようなユーモラスなコラージュが面白い。

ライヴ出演者はyudayajazz+CARRE、ヘア・スタイリスティックスa.k.a.中原昌也。

yudayajazzは演奏と同時にハンディ・ヴィデオで写した映像を加工して壁一面に投影しサイケデリックな効果をあげる。CARREのテクノイズ・サウンドと相まって、スロッビング・グリッスルやキャバレー・ヴォルテールを思わせるインダストリアルなノイズが気持ちよかった。

中原氏はいまだにゴールデン街の飲み屋暮らしをしているようで、髭が伸び心持ち精悍な面構え。前半はエレクトロニクス演奏、後半はギターによる電子音響。ギターを掻き鳴らし絶叫する姿に観客から歓声が上がる。35分のヘアスタらしい爽快なノイズ演奏だった。

実はこの後にKTLという外人デュオの演奏があったらしいのだが、観ないで帰った。雨も降ってきたから早めに退散して正解だったかも。

エルヴィスや
マリリン・モンロー
十字架に

「33 IDOLS」展は11月5日まで開催。展示を観るのは無料だから行ってみては?



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アナログが一番~Pan sonic/灰野敬二「覆された慈悲と自爆の関係性」

2010年11月01日 00時39分42秒 | 灰野敬二さんのこと
フィンランドのエレクトロ・ユニットPan sonicと灰野さんのコラボレーション盤第2弾は2枚組アナログのみのリリース。
長いことレコード・プレイヤーを使っていなかったので掃除をし配線を確認して聴いた。

昨年CDリリースされたコラボ第一作「Shall I download a blackhole and offer it to you」はライヴ・アルバムだったが、今作は2007年ベルリンでのスタジオ録音である。Pan sonicの抽象的なエレクトロニカ・サウンドに灰野さんのヴォーカル、ドラムス、ギター、パーカッション、民俗楽器が絡み合う深遠なアルバムになっている。

それにしてもアナログ盤は収録時間が短く感じられる。片面がすぐ終わってしまい、裏返さなければならない。CDにすっかり慣れてしまったが故である。しかし音の方はCDよりも人間的な温かみがあり、この実験的なLPも少し身近に思えるのである。
完全にCD時代(それも終焉に向かっている)にも関わらず、アナログに拘るアーティストが多いのも頷ける。

アナログが
やっぱり一番
好きだなあ

30cm四方のジャケットの存在感も格別だ。
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