A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

アナログが一番~Pan sonic/灰野敬二「覆された慈悲と自爆の関係性」

2010年11月01日 00時39分42秒 | 灰野敬二さんのこと
フィンランドのエレクトロ・ユニットPan sonicと灰野さんのコラボレーション盤第2弾は2枚組アナログのみのリリース。
長いことレコード・プレイヤーを使っていなかったので掃除をし配線を確認して聴いた。

昨年CDリリースされたコラボ第一作「Shall I download a blackhole and offer it to you」はライヴ・アルバムだったが、今作は2007年ベルリンでのスタジオ録音である。Pan sonicの抽象的なエレクトロニカ・サウンドに灰野さんのヴォーカル、ドラムス、ギター、パーカッション、民俗楽器が絡み合う深遠なアルバムになっている。

それにしてもアナログ盤は収録時間が短く感じられる。片面がすぐ終わってしまい、裏返さなければならない。CDにすっかり慣れてしまったが故である。しかし音の方はCDよりも人間的な温かみがあり、この実験的なLPも少し身近に思えるのである。
完全にCD時代(それも終焉に向かっている)にも関わらず、アナログに拘るアーティストが多いのも頷ける。

アナログが
やっぱり一番
好きだなあ

30cm四方のジャケットの存在感も格別だ。
コメント (1)
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