A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

坂田明+吉田達也+ユミ・ハラ@荻窪ルースター 2013.12.19(thu)

2013年12月21日 01時39分10秒 | 素晴らしき変態音楽


仰天!こんなに面白かったフリージャズの世界!
坂田明(sax.pf.vo)/ユミ・ハラ・コークウェル(vo.pf.from UK)/吉田達也(ds.vo.pf)

え?これもフリージャズなの??めちゃ面白い!こんな世界があったのか!ご存知、坂田明がピアノ弾き語り?イギリスのアルトービーツのユミ・ハラ・コークウェル来日で実現したものすごい世界をどうぞ。

荻窪ルースターの告知には上記のように書かれているが、ユミ・ハラによるFBのイベント告知ページは下記の通り。



坂田明、吉田達也、ユミ・ハラ 3×グランドピアノ弾き語り+トリオ

世界を震撼させる超絶ピアノ弾き語りスト3人が、3者3様の驚愕のグランドピアノ弾き語りと、4年ぶりのトリオ演奏を行う必見の一夜マスターのマジックショーもモチロンあります!! 禁煙ライヴです

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ルースターはロックとブルース中心のライヴハウス。マジックショーで有名なルースターのマスターにとってフリージャズは難解な音楽だった。1年半前に知人の頼みでアルトー・ビーツのフリージャズ講座(ワークショップ)とライヴの為に貸切で会場を提供。一般から参加者を募りアルトー・ビーツのメンバーと即興演奏を行った。筆者も参加したこのワークショップは、参加演奏者や観客だけでなく、ルースターのマスターにも大きな感銘を与えた。

”そしてその日、私は講座を聴いて思いっきり納得してしまったのです。
「うわー、フリージャズってそうなっていたのか」って。
フリージャズって勝手なことをやっているのかと思ったら大間違い。
なんとルールにのっとって演奏されていたのでした。
そのルールの説明を聴いたうえでライブを聴くとこれが「なるほど」となったのです。”

荻窪ルースターFBページより)

フリージャズの面白さを知ったマスターが今回は貸切ではなく通常公演としてブッキングしたのがこの日のライヴ。「ジャズ」かどうかはさて置いて、即興演奏・アヴァンギャルド音楽の楽しさが伝播することは素晴らしい。

一方企画したユミ・ハラにとっては、かつてトリオでツアーしたことのある坂田と吉田がそれぞれピアノの弾き語りをするライヴは大胆な挑戦だった。詳述は避けるが、普段演奏しないピアノを人前で演奏することを躊躇うふたりにユミはある策略を仕掛けてOKさせたらしい。その結果、滅多に見られない貴重なイベントになった。プログラムは第1部:各自ピアノ弾き語り・第2部:トリオ演奏。

●吉田達也

(写真・動画の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

吉田がピアノを弾くとは知らなかったが、変拍子のエキスパートらしくパーカッシヴに鍵盤を連打。メシアンやバルトークを思わせる現代音楽風無調プレイが、変態ヴォーカルが加わると一気にコバイア星にワープする。濃厚なポリリズムが分厚いクラスターになり耳に迫る。クリチャン・ヴァンデール(敢えてヴァンデじゃなく)の『トリスタンとイゾルデ』を思い出した。




●坂田明


80年代初頭に宴会芸の新童謡がテレビCMで話題になった坂田が久々にピアノの前に座る。スタンダード風の流暢なピアノに乗せた得意の平家物語の詠唱が、突然「モンシロチョウの雌がどうした~」「コウモリの大議論がこうした~」とわけ分からん尋常じゃない展開に。抱腹絶倒という月並みな表現がピッタリ。この破壊力は是非とも生で体験していただきたいが、再演があるかどうか????




●ユミ・ハラ


余りに強烈な二人のあとで厳しいわ~と言いつつ、カンタベリー~レコメン系を継承した歌と演奏。ロバート・ワイアットの歌唱で有名なエルヴィス・コステロ作「シップ・ビルディング」、10数年前に書いたオリジナル曲「エヴリデイ・キャン・ビー・クリスマス」、ソフト・マシーン「6月の月」、最後に吉田をドラムに加え某有名曲のカヴァー。どんな曲かは12月23日プログレクリスマスでのお楽しみ。




●坂田明+吉田達也+ユミ・ハラ


坂田と吉田は第1部の緊張から解放され、思い切り本領発揮のトリオ演奏。ユミと坂田の共演を観るのは初めてだが、女性らしい大らかなスケール感のあるピアノと、クリスタルな音色から阿鼻叫喚のフリークプレイへと急転直下のサックスの相性はバッチリ。吉田とユミの息の合った変拍子ビートを突き抜けるサックスが気持ちいい。中盤からは坂田が楽器を置いて破天荒な歌を聴かせる。ユミと吉田も加わった3声のヴォイスパフォーマンスはこのトリオならでは。クラリネットを吹くとエスニック風なムードに。猫の目のように目紛しい展開は流石即興のベテラン。「まだ8分残ってる」と言うユミに、坂田が「Aマイナー」と答えて吹き始めたアンコールは、抒情的なバラードが崩壊して混沌インプロに変容するスリリングな演奏。



返す返すもレアな演奏を楽しめたサイコーの夜だった。フリージャズでも即興でもプログレでもノイズいいけど、エンターテイメントは兎に角面白くなきゃね!

ピアノ弾き
撃つなら撃てと
ピアノ弾かず

それにしてもピアノって演奏者の本性が出る楽器だなと実感。いろんな非鍵盤奏者がピアノを弾くという企画イベントも面白うそう。





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冷たい雨が降っているので、最近流行のバンド名を調べてみた。

2013年12月20日 01時15分24秒 | ロッケンロール万歳!


世界で最長のバンド名は何だろうか?そんな疑問に取りつかれ、ググってみたところ、「Band Names That Are Ridiculously Long(愚かしいほど長いバンド名)」というサイトを発見。ローマ字で26文字以上のバンド名をリストアップしている。そのリストで最長の名前はThe Rock and Roll Dubble Bubble Trading Card Co. of Philadelphia – 19141(58文字)、続いてThe Powers of Darkness Shall Rain Blood Upon This City for 500 Years(56文字)。第1位は会社名を模した無味乾燥なモノだが、第2位は「暗黒パワーがこの街に500年間血の雨を降らせるだろう」という予言の文章で、ポエムっぽくて味がある。注目は6位のParacoccidioidomicosisproctitissarcomucosisパラコッチディオイドゥミコシスプロクティティスサルコミュコシス(42文字)で、ネタっぽいがメキシコのゴアグラインドバンドである。「名は体を表す」の典型で、バンド名通りジャケも音も酷過ぎる。






我らがAcid Mothers Temple & the Melting Paraiso U.F.O.(40文字)は惜しくも11位でトップ10入りならず。しかしこのチャートは狙おうと思えば誰でもNo.1を取れるから大して意味はない。

以前長いバンド名のJ-POPをディスったところ、曲名ならいいでしょ!とばかりAKB48から挑戦状が届いた。最新No.1ヒット『鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』である。『鈴懸なんちゃら』という略称で話題になったのは本末転倒だが、ネタとしてはおいしい。



因みに2013年12月18日現在日本一長い曲名はレムというヴィジュアル系バンドの『拝啓、大好きなキミへ。誰かに手紙というものを書くのは初めてです。最初で最後の手紙を書きます。キミは覚えていないだろうけど、初めて会った時のこと。涙を見せながら必死に笑顔を作るキミは、どこか寂しくて、奇麗で、僕が生きてきたこの世界のものとは思えないほど繊細でした。それは温かい陽射しのような、優しい春風のような、雨上がりに架かる虹のようで。僕の生きる真っ暗な世界に温もりと色をくれた。キミに触れた時、僕は初めて生きていることを感じることができた。だけど。いつしか僕らは大人になり、キミとの日々はいつからか日常になった。押し殺したはずの真っ黒な渦が世界を飲み込んでいく。苦しくて苦しくて、痛くて辛くて。キミとの思い出が、キミとの日々が色を失っていくのがただ怖かった。だから。僕は僕を終わらせる。温もりが冷めないうちに。色を失わないうちに。キミはきっと勝手だと僕を罵るだろう。でも誰かのために生きるなんて奇麗事、僕には似合わない。僕が色を失わないうちに、温もりを抱いて逝きたい。生きたいキミと、逝きたい僕。幸せの守り方は一つじゃない。考え方が違うだけ。大好きなキミへ。キミを守れなくてごめん。僕に光をくれてありがとう。先立つ僕を許して。敬具』。



第2位はプログレバンド、内核の波の『すっげー深い穴を見つけたんだ!今から飛降りるよ。存在証明なんかじゃない、この深さなら誰にも見付かる事はないだろ?生まれてしまった償いをしなきゃいけねぇんだ、生きる事と死ぬ事によって。俺はもう立派に一つの精神として立った。これ以上殺生を繰り返す理由なんて何処にもみつからねぇよ。そもそも人は今しか生きられねぇ、常に生きているのは今だ。でも「今ここ」と想ったその瞬間には既に過去になっているわけで、次々に未来が押し寄せては今を認識する間もなく過去になる。「生」という刹那を証明するのは不可能だろ。証明しようとする時には常に過去のモノとなり生きていたという記憶にすぎねぇ。つー事は、生きていようと死んでいようとそんなもんどっちだって同じじゃねーか。だったら俺は希望に向かってスペシャルダイブ!』。



これも狙えば誰でもトップに立てるので、我こそはという方はトライしていただきたい。ただし略称は禁止。

さて、最近の若手バンドをよく知らないでディスるのは、マスコミの某知事集中砲火に踊らされる阿呆と同じ穴の貉なので、暖房の効いた部屋に籠って長くてヘンテコな名前ののバンドについて調べてみた。

キュウソネコカミ


2009年結成の5人組コミックパンクバンド。「窮鼠猫を噛む」という中国故事から来たと思ったら、装備しているとHPがピンチ状態(黄色で表示)の時のあらゆる攻撃がダメージ9999になる「キューソネコカミ」というFF10-2内のアクセサリからきているという。何のことか分かりましぇん。




ゲスの極み乙女。


2012年結成のヒップホッププログレバンド。乙女というからにはギャルバンかと思ったら半分女子。バニビのレナちゃん似のドラム女子には萌えるが、残念ながらメインは腕力のなさそうな男の子。女が男に貢ぐ構図か。




コンテンポラリーな生活


2009年結成、大阪出身の3人組「健康優良不良ポップ」バンド。「ヘタレのヒーロー」になる事を目標に掲げている。タイトルは『彼らは鉄腕ナインティーン』『ぼくらのキラーチューン』とかカタカナ好き。ベースが女子なので追加得点をあげる。やたら生活臭のある歌がイマドキの若者の理想のコンテンポラリーライフなのか。




それでも世界が続くなら


2011年結成の4人組パンクバンド。THE YELLOW MONKEYと同じ事務所。いじめや虐待、家庭環境や病気等を題材にした楽曲が多く、『彼女の歌はきっと死なない』『この世界を僕は許さない』『僕は君に武器を渡したい』というアルバムタイトルからも真面目な青年たちだと思われる。しかし「それせか」という略称はイマイチ。




グッドモーニングアメリカ


2001年結成の八王子の学生バンドが2007年にバンド名変更。おはようニッポンならぬ亜米利加礼賛4人組。【開いてく、届けていく】~一人でも多くの人の心へ~がコンセプト。『あっ、良い音楽ここにあります。』『未来へのスパイラル』などタイトルも前向きな夢見る若者。




禁断の多数決


メンバーの素性等不明点が多い謎の7人組。普通女子が少なくとも3人と冴えない男子のバンド。エレクトロビートに甘い歌はさよならポニーテイルに似たコンセプトだが、もっとバンドっぽい。女子ヴォーカルがカワイイので採点甘し。




空きっ腹に酒


2007年結成、大阪発新春隠し芸的ハードコアバンド。あまりに投げやりなバンド名の由来は知りたくもない。演奏もやけっぱち。もうちょっと真面目にやれよなんて言うのはオヤジの証拠。血と汗と努力を好まぬ今の若者にはこの位いい加減な方が刺さるのだろう。




Czecho No Republic(チェコ・ノー・リパブリック)


2010年結成の5人組。チェコ共和国にダメ(NO)出しして、クレームが来るんじゃね? いわば否日本。チェコ国民の感情は別として、音楽性にプラハの影響は皆無。80年代ニューウェイヴ風のビートと遊佐未森っぽい女子ヴォーカルがいい感じ。今回調べた最近の若いもんの中では、筆者的に最も気に入った。




流行かな
バンド名も
キラキラネーム

でもやっぱりSimple is the Bestだと思うな。

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アーバンギャルド@渋谷CLUB QUATTRO 2013.12.17(tue)+まさかの続編!実録・恋と革命とアーバンギャルド

2013年12月19日 00時15分15秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


東名阪!前衛都市学園スクールカーストツアー

アーバンギャルド:浜崎容子(vo)、松永天馬(vo)、瀬々信(g)、鍵山喬一(ds)
サポート:RIU(b/ケラ&ザシンセサイザーズ)、大久保敬(key/ザ・キャプテンズ)、ハジメタル(key/ex.ミドリ)



2013年を振り返ると、「じぇじぇじぇ」、「倍返し」、「オリンピック招致」などの大きな流行、トピックが語られるが、一方で人気の前衛都市もまた、変わらぬ明かりを灯らせているようで、ニーズの変遷、楽曲や歌の流行を踏まえながら、日々の営みを繰り広げてきた。今回は日々悶々と葛藤し続けるアーバンギャル&ギャルソンとともに2013年を象徴するスクールカースト最下層ライヴに参戦した。水玉、セーラー服、リスカなど近年の流行を支えた歌詞、2014年以降の新しい潮流を予感させる新曲、人気曲としての高い評価をものにした楽曲など、是非年末に耳を傾けていただきたい。
(参考文献はコチラ



9月に突然のメンバーチェンジが発表された後、キーボードやベースをサポートに加えて各地でライヴ展開してきた前衛都市の年内最後のライヴ。2013年末手首から出血大サービスである。失神GSキャプテンズではオネエキャラのケイ伯爵を演じる大久保敬がエレピ、ケラシンセのリウがベース、ミドリで後藤まりこと活動したハジメタルがシンセで参加したセプテット編成。瀬々と鍵山もグラマラスなメイクをキメているので、一見V系グラムロック風。演奏はピカイチなので別動隊としても活動可能。スクールカーストツアーでよこたんは各地でファッションブランドと衣装コラボしており、東京はNaked Dangerous(裸につき危険)。セトリはインディーズ時代の曲も多く、筆者がライヴで初めて聴く曲もあり極めて新鮮。よこたん&ケイ様コーナーや男だらけラップコーナー、大きなリボンをつけての楽しい歌と踊りもあり、2時間があっという間に過ぎる。エレクトロから人力テクノへ変容しつつある前衛都市の過渡期の残像が網膜に焼き付いた。



<Set List>
OPSE
01.プリント・クラブ
02.都会のアリス
03.病めるアイドル
CR
04.ベビーブーム
05.スクールカースト(新曲)
06.スカート革命
07.仮想敵(浜崎&大久保)
08.都市は優しい(男だらけ)
SE
09.さよならサブカルチャー
10.リボン運動
朗読
11.あたま山荘事件
12.その少女、人形につき
13.ダブルバインド
MC
14.魔法少女と呼ばないで
15.救生軍
EN
16.オペラ・オペラシオネル
メンバー・サポート紹介MC
17.傷だらけのマリア
18.堕天使ポップ

バンドとしてのライヴは2014年春ワンマンまでお休みのようだが、メンバーの単独ゲリラ活動が随時開催される。詳しくはオフィシャルサイトをチェックのこと。



最新アプリ「Vine」によるセックス動画なう⇒コチラ (貼り付け方が分かりましぇん)


『実録・恋と革命とアーバンギャルド』 第2部:疾風怒涛編




前衛都市5年の歴史のうちで、筆者が共有した2011年7月から2013年6月までの2年間については『実録・恋と革命とアーバンギャルド あたま山荘への童貞』としてまとめたので参照いただきたい。ここでは続編として2013年6月から本日に至る半年間の前衛都市戦記をドキュメントする。結成6年目にして訪れた大いなる出会いと別れによる激動の大部分が愛好家の沈着な視点で記された渾身のレポートと言えなくもなくないかもしれない。外伝としてアーバン所縁の注目女子についても付記するので、初心者にも分かり易い前衛都市ガイドとして活用いただければ幸いである。



第22章.サーキット~YATUSI FESTIVAL! 2013.6.22(sat)

第23章.カレー~新横浜NEW SIDE BEACH!! 2013.7.14(sun)

第24章.モノノフ~国立代々木競技場第一体育館 2013.8.7(wed)

第25章.真実~渋谷O-West 2013.9.12(thu)

第26章.革命勃発~純喫茶アイドル情報

第27章.四半世紀~赤坂ブリッツ 2013.10.19(sat)

第28章.芸術~多摩美術大学 2013.11.3(sun)




外伝 『あたま山荘の愉快な仲間たち』

外伝1.曼荼羅~きゃりーぱみゅぱみゅ



外伝2.ノイズ~BiS階段



外伝3.パッション~でんぱ組.inc



外伝4.ミッドナイト~大森靖子



外伝5.ハンター~キノコホテル



外伝6.エアライン~PASSPO☆



外伝7.ミステリー~ハナエ


革命の
人の世界に
歴史あり

アーバンギャル曽根。
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MO'SOME TONEBENDER@タワーレコード渋谷店 B1F 「CUTUP STUDIO」 2013.12.15(sun)

2013年12月18日 00時15分15秒 | ロッケンロール万歳!


ニューアルバム『Baseball Bat Tenderness』の発売を記念して、インストアライブが決定!!

TOWER RECORDS SHIBUYA RENEWAL 1st Anniversary
MO’SOME TONEBENDER爆音LIVE

21世紀初頭の極東に出現した突然変異パラノイア集団モーサム・トーンベンダー の最新作は、予想を超えるキレキレのハイテンションR&Rカオスに仕上がった。武井の般若ジャケを彩る鮮烈な黄色の「キ」は「キ●ガイ」のキであり、英語でYollowの「Y」は野球チームでいえば東京ヤクルトスワローズと読売ジャイアンツの「Y」でもある。大リーグならイチローが在籍するニューヨーク・ヤンキース。百々和宏(Vo/G)、武井靖典(B)、藤田勇(G)の中に野球ファンがいるのかどうかは知らないが、『野球・バット・優しさ』と題された本作を聴くのに野球の知識は必要ない。「思い切り振りかぶって、粉々にしてやりたい/見えるモノ全部 スクラップにしてやりたい/ベースボールバットテンダネス」(「マッドネス」)という歌詞に伺える破壊衝動は、モーサムの原点回帰宣言と言えるだろう。



1997年R&R激戦区福岡から弾けた活動で飛び出して東京進出。出る杭は打たれる大都会で悶々と試行錯誤を繰り返した年月。猫の目のように変化する戦略や周囲との軋轢。繰り返す「スー!スー!スーサイド!」(「BIG-S」)の叫びにもはやRECKの影はない。近年メンバーそれぞれの単独行動を経験して、モーサムのバンドとしての在り方を再認識したという。心の奥の攻撃本能を隠さずすべて解放する戦場。バットの代わりにギターと歌であらゆる障壁を粉々に粉砕して突き進むR&R戦車。30余年前に社会に病んで振り下ろされた金属バットとは違って、モーサムのバットは人を殺めることはない。破壊衝動をロケンローで昇華するモーサムの原動力は限りない優しさなのである。



たった30分のミニライヴに関わらず、否、短さゆえに徹頭徹尾暴走力に貫かれたステージは、限りない包容力に溢れ、百々の挑発、武井の悪ノリ、藤田の冷静さ、といった三者三様のオーラがオーディエンスの攻撃本能にガソリン注入。激しすぎるモッシュは一見暴動そのものだが、混乱(カオス)を司るのは調和(コスモス)に他ならず、残酷なモーサムのテーゼがファンに透徹していることを証明している。些か破天荒なアウトローではあるが、ロケンローの理想形はここにある。



★必読!百々和宏ロングインタビュー@Real Sound~前半はコチラ/後半はコチラ

野球拳
最終指令
破壊せよ

▼百々勇・死球極楽旅行発令中
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T.美川+.es(ドットエス)/Tangerine Dream Syndicate/浦邊雅祥/冷泉@池ノ上GARI GARI 2013.12.15(sun)

2013年12月17日 01時39分15秒 | 素晴らしき変態音楽


.es[dotes] LIVE IN TOKYO 2013

T.美川 & .es/Tangerine Dream Syndicate/浦邊雅祥/冷泉

.es [DOTES]東京ツアー二日目はアンビエント&ノイズ・ナイト。GARI GARIの名前はずいぶん前から知っていたが来たのは初めて。池ノ上の駅前に雑多なピンナップやポスターを貼り巡らせた看板がある。尋常じゃないオーラに惹き寄せられて階段を下り、映画やプロレスのチラシがコラージュされた扉を開くと、高円寺無力無善寺に劣らぬ時間軸の歪んだ魔窟が広がっていた。住宅地に紛れ込み亀裂を入れる異界に沈殿する心地よい泥濘。ガラクタに囲まれて山椒魚のような甘い眠りに堕ちてゆきたい。

●Tangerine Dream Syndicate

(写真・動画の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

Johnny Conrad, Dee Dee Conrad, Tommy Conrad, Barbara Zazeelaの4人からなる無記名ユニット。金属板や金網を吊り下げたスタンド、多種多様なエフェクター、チェロ、アコースティックベースなどを操る。2001年にアルケミーレコードの内的精神(Inner Mind)シリーズの1枚として「おトボケ三人組のための三つのヴィヨロン( III Violins For III Stooges)』というCDをリリースした彼らが人前に姿を晒すことは極めて稀。無国籍エスニック音楽とチベット密教読経とドロドロアンドナンセンスノイズが融合された音響が、壁と天井に貼られたピンナップを留めた画鋲の針をホンの僅かに捩じ曲げた。




●浦邊雅祥



サックス・インプロヴァイザーとしては、他の追随を許さない不動の存在。小柄な身体全体から絞り出す情念は、浦邊の身も心も引き攣るような四肢の軌道を眼前にした時、最大のインパクトを発揮する。楽器があろうと無かろうと、その呪縛力に違いは無い。重い鎖を身に打ち付ける。殴り掛かるように客席に乱入する。犠牲者の頭を舐めんばかりに抱え離さない。畸形のギターを貢ぎ物のように掲げ持つ。ハーモニカで弦を擦り、鋭利な金属音で軋ませる。口の端で銜えたマウスピースが悲鳴を上げる。一挙一動が連続写真のように網膜に刻まれ、メタリックな音響が鼓膜に突き刺さる。ガリガリという魔境に於いても浦邊の肉体は特異であった。




●冷泉


照明が落ち、座り込んでギターを抱えた若者の姿は判別出来ない。存在するのは音だけ。ボーンという単音が一定の間隔で反復される。一音一音細心の注意を使って丁寧に奏でられる。生演奏だろうが、動画だろうが、北欧プレスの12インチLPだろうが、悉く完膚無きままに高度な抽象化がなされていることに愕然とする。




●T.美川+.es [DOTES]


2012年9月2日に初共演を果たした師弟トリオの1年3ヶ月ぶりにして初の東京ミーティング。湿り気を帯びたGARI GARIの空気を、乾いたサックスのナイフがズタズタに引き裂き、切れ目を浸食する無機質な電子雑音と、土手っ腹に陥穽を穿つ鍵盤が襲いかかる。ハーモニカのメロディはマイナー調だが、感情の起伏は巧妙に隠されている。三者の音は重なることなく明滅するように投射され、それぞれ別個に聴覚器官から脳髄へ伝わり、脳内で初めて論理的に融合され大脳皮質に刻まれるが、その時既に演奏に伴う肉体性は、キレイさっぱり削ぎ落とされ漂白されているので、聴き手の感情を支配することなく、さざ波となって前頭葉を振動させる。その震えが毛穴から時間をかけて滲み出て大気中に解き放たれる。




田中泯に「場所で踊るのではなく、場所を踊る」というテーマによる「場踊り」という舞いがある。二日間の公演で実感したのは、.esは「場所で演奏するのではなく、場所を演奏する」ユニットだということだった。ギャラリー、ライヴハウス、見世物小屋、場末の飲み屋、都会の雑踏。。。様々な場所で彼らのパフォーマンスを観てみたいと思った。

ガリガリと
ノイズと一緒に
歌いましょう

See You Again!!



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.es(ドットエス)/インキャパシタンツ/魔術の庭@新大久保Earthdom 2013.12.14(sat)

2013年12月16日 06時45分51秒 | 素晴らしき変態音楽


.es[dotes] LIVE IN TOKYO 2013

.es/INCAPACITANTS/魔術の庭

筆者が勝手に関西NO WAVE即興デュオと呼ぶ.es(ドットエス)初の東京ツアー初日。爆音ロックの聖地、新大久保アースダムにて。新大久保といえば在特会のヘイトスピーチとシバキ隊のプラカードと思っていたら、既に下火になったようで、ストリートは韓流&K-POP天国。美男美女のポスターが貼り巡らされた店舗は女性客でごった返している。イケメン揃いの店員目当もいるかも知れぬ。異界のキラビヤかさに目が眩み、アースダムに気づかず通り過ごしてしまった。通りを引き返して派手な風俗ディスプレイの奥に地下音楽の迷宮への入口を発見。薄暗いアースダムは戸外の喧噪が嘘のように秘めやかで湿った妖気が流れている。

INCAPACITANTS(美川俊治+コサカイフミオ)

(写真・動画の撮影・掲載については出演者の許可を得ています。以下同)

肉体派ノイズの雄、インキャパシタンツを観るのは3年3ヶ月ぶり。美川は非常階段などで何度も観ているが、コサカイは昨年10月のノイズ大学以来1年2ヶ月ぶりである。巨漢のコサカイ用にエフェクター・テーブルがビールケースの上に設置してあるのが面白い。凸凹師弟デュオの演奏は純血ストロングスタイル。耳を圧する轟音ノイズが、ふたりの身体の動きにピッタリ連動して変化するのが肝。直立不動でノイズを発生させるラップトップノイジシャンが増えた今、インキャパのAction PaintingならぬAction NOISINGは突出してエモーショナル。これほど感情に訴えかける電子音楽は他には無い。気合一本、直球ノイズ、萌える闘魂。




.es(ドットエス)


出会いから2年、やっと.esを目撃する機会に恵まれた。橋本孝之はファーの付いたブラックコート、SARAはエレガントなフラメンコ風ロングドレスと外見は地上のK-POPに劣らずオサレ。橋本は韓流俳優そこのけの渋いルックス、長身長髪のSARAも魔性の魅力をで誘惑する、インプロ界随一の美形デュオである。インキャパが残した高密度の空気を引き裂くようなサックスのフリークトーンを、ピアノの乱れ打ちが煽り更なるハイブロウを誘発する。足を広げ上半身を激しくバンギングして雄叫びを上げる橋本の姿に、「傷だらけのローラ」を歌う西城秀樹が頭に浮かぶ。鍵盤の端から端へ身体全体で走り回るSARAは魔女のようだ。無調音楽の冷徹さで空間を埋めるピアノ演奏にジャズの要素は皆無。サックスのフレーズは歌になることなく、せいぜい散文詩に帰結するのみ。メロディが無いのに心を締めつけるロマティシズムに溢れている。ふたりの身体の動きがサウンドに直結している点でインキャパシタンツと瓜二つである。即物化された音響は、ジャズではなくNOISEに限りなく近い。




魔術の庭


福岡林嗣率いるサイケデリックロックの雄。前身のOverhang Party時代の曲を含め、長尺の自由度の高い演奏が精神を拡大し、エントロピーの増大を誘発する。一般に轟音ギター云々と言われるが、むしろしっかりしたメロディと不条理をテーマにした歌詞こそ彼らの真骨頂だろう。延々と繰り返される単純なリフに意識が朦朧となり、耳を圧するファズギターと一緒に空中に溶けて行く。精神拡張効果は真のPsychedelicであり、脳内カオス分泌作用はNOSIEと同質の酩酊感を持つ。




●ラストセッション


最後に出演者全員でセッション。魔術の庭の楽曲がベースとなるが、歌メロを浸食するNOISEの暴虐性は、階段コラボを凌駕する破壊力。各自フルボリュームでの演奏が恐るべき振動となってで鼓膜を圧迫し脳神経を麻痺させる。25分の狂乱の果てのなしくずし的な終焉後、T.美川以外のその場に居た者全員が急性難聴と奥深い頭痛に襲われることとなった。




新大久保の平和をほんの少し乱した饗宴の夜、3者に共通していたのは「ブルース」だった。激しい電子NOISEの奥に光る魂の闘い、アコースティック演奏が産むNOISE以上のカオス、ファズギターのNOISEに乗せた天空のメロディ。いずれもが肉体と魂からダイレクトに発せられる真の意味での「ブルース」を体現していた。B.B.キングのブルースではなく、淡谷のり子のブルース。人生の悲哀がNOISEの中で響き渡った。

即興で
別れのブルース
歌いましょ

No is Entropy.
Blu .es [DOTES]


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サンヘドリン(灰野敬二/ナスノミツル/吉田達也)@秋葉原Club Goodman 2013.12.13(fri)

2013年12月15日 04時40分50秒 | 灰野敬二さんのこと

(写真・動画の撮影・掲載については主催者の許可を得ています。以下同)

<「好」の5W1H発売記念ライブ>

灰野敬二が極限のアプローチで徹頭徹尾ギターにフォーカス、
思考、反復、あらゆる固定状態を極限まで振幅させる絶対的ギタートリオの再降臨。

【出演】サンヘドリン(灰野敬二 / ナスノミツル / 吉田達也



灰野敬二と何度も共演歴のある吉田達也に、アルタード・ステイツのナスノミツルを加えたトリオが初めて姿を現したのは、2004年1月の京都だった。灰野とナスノがそれ以前に共演したことがあるかどうかは不明だが、『LIVE at CAFE INDEPENDENTS Friday 23. January.2004』としてCDリリースされたそのステージが、その後静寂や不失者のメンバーに抜擢するほど灰野が信頼するパートナーとなるナスノとの関係の始まりだったのは間違いなかろう。このトリオは同年初夏に東阪名でレコ発ツアーを行い、筆者が観た7月吉祥寺Manda-la2のステージでバンド名が「サンヘドル?」(と聴こえた)に決まったとの旨が「栄養ドリンクみたいですが」との前置きでナスノから発表された。素晴らしい演奏だったのでレギュラーバンド化は大歓迎だったが、一方で灰野は2002年にフリクションのRECKとデルタピューレのPILLとHEAD RUSHを結成し、2004年末に秋田昌美と”きくり”というユニットを始動することもあり、肝心の不失者の活動はどうなっているのか、という不安が頭をよぎったのも確か。小沢靖との不失者は東京では前年末の法政学館以来活動予定がなく、その法政学館は失火により閉鎖が発表されたのだから。結局その後何度か不失者名義のソロ・ライヴはあったが、バンドとしては2010年9月に工藤冬里(b)、高橋幾郎(ds)とのトリオとして新宿JAMに出演するまで不失者の活動は途絶えることになった。



あくまで私感だが、その空白を埋めたのがサンヘドリンといえるのかもしれない。2004年1月の初ステージから2010年11月高円寺Highまでの6年10ヶ月で20回以上のライヴを行い、2枚のCDをリリースしたサンヘドリンは、灰野の数多いユニットの中でも不失者とVajraに次ぐ長期に亘って活動した。厳格な鍛錬により灰野の思想が徹底される不失者、ベテランが三つ巴となりハイレベルの表現に結晶するVajra、それに対してサンヘドリンは、「満場一致は無効」という語義そのままに、灰野色に染まること無く放射されるナスノと吉田の強靭なプレイが死闘を繰り広げるサバイバルユニットである。



<サンヘドリン:ライヴレポート記事>
2005.3.24 三軒茶屋Grapefruit Moon⇒コチラ
2005.8.5 三軒茶屋Grapefruit Moon⇒コチラ
2006.1.22 東高円寺UFO CLUB⇒コチラ
2007.3.3 新大久保Earthdom⇒コチラ
2007.6.9 池袋LIVE INN ROSA⇒コチラ
2007.8.21 六本木Super Deluxe⇒コチラ
2007.12.5 青山 月見ル君想フ⇒コチラ
2008.6.1 東高円寺UFO CLUB⇒コチラ
2008.10.23 六本木Super Deluxe⇒コチラ
2009.11.4 高円寺HIGH⇒コチラ

2010年9月に灰野敬二のブルースバンド=静寂がナスノと一楽儀光とのトリオで活動を始めたのに呼応するようにサンヘドリンは活動休止。そのまま忘却の彼方へ消え去りかけていたが、今年秋に何の前触れもなく3年ぶりのライヴと5年ぶりの新作CDリリースが発表された。昨年12月、一楽儀光のドラム引退公演として静寂のラストライヴが秋葉原Club Goodmanで開催された際、終演後に灰野が「ナスノ君とはこれからもやるから」と語った。その約束の言葉が丁度1年後に果たされた訳だ。



3年ぶりのパワートリオの演奏はのっけから凄まじいバトルを展開。凶悪なギターに手数の多いドラムと細かいフレーズの断片を連射するベースが挑みかかる。ステージには灰野のヴォーカルマイクがセットされていない。以前サンヘドリンで使っていたフルートやスチールギターなど他の楽器もなし。ギター一本弾きっぱなしライヴである。吉田は得意の変拍子というよりハードコアな弾丸ビートをパターンを変えて連発し、ナスノは横目で灰野と吉田を見ながらも、目紛しい指さばきで複雑なラインを弾き倒す。一瞬たりとも息を抜けない容赦ない殺戮プレイが火花を散らす。凄まじい気合いだが、1stセットを終えた3人の表情は、生まれ変わったかのように活き活きしており、思う存分全力プレイが出来る歓びに輝いている。



2ndセットは灰野がギターシンセ風のエフェクターを使ってアンビエントにスタートしたが、10分程で開始のゴングが鳴ったように殺戮バトルに突入。轟音だけではないシャープな音色で繰り出す奇想天外な超絶プレイに灰野のギタリストとしての才能が漲っていた。アンコールを含めのべ約2時間のステージに心底精神力を使い果たしたが、疲労感よりも限りない充実感に満ち足りた一夜だった。



この日発売されたサンヘドリンの3rdアルバム『「好」の5W1H』はライヴとは異なり灰野のヴォーカルや電子音が飛び交う究竟作。以前の2作品の精神性はそのままに、深度を極め最高度の表現が凝縮されたマスターピースといえる。ここ暫く落ち着いていた灰野の活動が再活性化しつつあるのを感じる。この音楽表現に於ける最狂のロックトライアングルが再び我々の前に降臨せんことを祈ってやまない。




何処で何時
何を誰と何故
どんな方法で?

<灰野敬二スケジュール>
12月27日(筋) 渋谷TSUTAYA O-nest
エクス・エクス・エクス・ポナイト!!!!!』ex-ex-ex-POnight!!!!!
●PERFORMANCE:東葛スポーツ
●LIVE:木下美紗都と象さんズ/灰野敬二(DJ SET)/A-musik featuring 大谷能生
●TALK:阿部和重 × 千葉雅也/いとうせいこう × 菊地成孔

12月30日(月) 高円寺ShowBoat
灰野敬二ワンマンライヴ



12月31日(火) 渋谷WWW
BLACK OPERA vol.001《COUNT DOWN》
《music》KILLER-BONG / JUBE / BABA / 志人 / 田我流 / RUMI / 山川冬樹 / 伊東篤宏 / 大谷能生 / 久下恵生 / 向島ゆり子 / スガダイロー / HIKO / 波多野敦子 / AyA(OOIOO)《voice》五所純子 《dance / performance》東野祥子+BABY-Q / 野澤健 / Tanishq 《art》河村康輔 / R type L / maticlog 《visual》rokapenis 《Opening DJ》Shhhhh 《New Year DJ》灰野敬二 / DJ HIKARU / ALTZ / Toshio Bing Kajiwara 《Lounge DJ》ALEJANDRO CREW (L?K?O / 1TA-RAW / K.E.I. / MACO)《Lounge performance》メガネ / midori

2014年
1月8日(水)青山 月見ル君想ウ
月と衝突
灰野敬二 / 青葉市子 / ▽マヒトゥ・ザ・ピーポー△

1月15日(水)渋谷LUSH 
灰野敬二 石川浩司

1月18日(土)新代田FEVER
M.A.S.F. 5th Anniversary
[act]Boris with Merzbow / Keiji Haino / Carre × Preparation Set / ENDON

1月21日(火) 新宿ピットイン
本田珠也 SESSION
【MEMBERS】本田珠也(Ds)近藤等則(Electric Tp)灰野敬二(G,Vo)ナスノミツル(B) 
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【年末在庫一掃セール】100%全力KPP応援宣言!~きゃりーちゃんの写真を出し惜しみしないで貼るスレ

2013年12月14日 00時31分20秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


ふりかえってみたら、でんぱ組、大森靖子、浜崎容子、やくしまるえつこなど、まるでDDな惚れっぷりの2013年だが、やっぱりオイラは「IDOL is KPP!」ということできゃりーちゃんの写真を大放出。あなたはどのきゃりーがお好き?

 

   



 











★YouTube年間再生数はきゃりー圧勝⇒コチラ

きゃりーちゃん
会いに行くなら
メガネ屋さん

▼Kyary as No.1~Kyary Pamyu Pamyu - Ninja Re Bang Bang



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頭脳警察/JOJO広重+ファーストサマーウイカ/制服向上委員会@初台The DOORS 2013.12.11(wed)

2013年12月13日 00時47分18秒 | ロッケンロール万歳!


頭脳警察 NEW ALBUM「暗転」発売記念
第7回 寺山修司音楽祭

<解説>高取 英 
<出演>頭脳警察、制服向上委員会
<ゲスト>JOJO広重(from 非常階段)+ファーストサマーウイカ(from BiS)


pix by Toru Imai

11月2日に久々に観て以来、頭脳警察とパンタにぞっこん(死語)である。パンクに衝撃を受けた中学の頃、同時代の日本のバンドはニューミュージックか歌謡ロック、良くてハードロックやブルースロックだけだった。派手な化粧に髪を逆立てたRCサクセションをテレビで観たが、フォーク歌手が無理してストーンズを真似た感じでしっくり来なかった。そんなとき音楽雑誌の記事で、日本の元祖パンクとしていくつかのバンドが紹介されていた。ジャックス、村八分、外道、サンハウスと共に頭脳警察の名前があった。当然フランク・ザッパなど知る由もないからBrain Policeの意味は判らなかったが、その字面にはなんだこりゃと思わせる強烈なインパクトがあった。レコード店にはちゃんとコーナーがあり、『悪たれ小僧』のジャケットに2名載っている指名手配犯の写真が、時間が経つと1人になり、最後になくなることを何故か知っていた。その時は外道の1st LPを買った。スピード感はまあまあだが、ギターソロがあるハードロックは古臭くて殆ど聴かずに売り払った。そうこうするうちに、めんたいロックや東京ロッカーズやアナーキーが出てきて、これが本当の日本のパンクだ、と溜飲を下げた。

  

しかしBrain Piloceへの憧れは消えることなく胸の中にあった。高円寺に出来たパラレルハウスという貸レコード屋は、パンク/ニューウェイヴ/プログレが充実しており、日本のロックもメジャーからマイナーまで揃っていた。その店で『誕生』というLPを借りたのが、実際のZK体験の最初である。トレードマークの政治的で攻撃的な曲はないが、パンタの男らしいヴォーカルが気に入って録音したカセットを何度も聴き返した。特に複雑でアヴァンギャルドな構成の「あなた方の心の中に黒く色どられていない処があったらすぐ電話をして下さい」という曲が大好きだった。他のアルバムも借りてきて同時代の日本のパンク/ニューウェイヴと共に愛聴した。

  

それから30年経ち、改めて当時の愛聴盤を聴き直すと、アナーキーやフリクションやスターリンやラフィン・ノーズなどが青春時代の想い出に直結するのに対し、頭脳警察には時代を超えた普遍性が感じられ、何といっても全曲一緒に歌えることに感激した。3コードのロケンローや過激なハードコアやダークなネオサイケ一本槍ではなく、ロック、バラード、前衛のアマルガムが飽きない秘密だろう。終始一貫したパンタのロマンティシズムも最高。10代の頃心に染みた歌心が今聴いても突き刺さる。自分にとって最もしっくり来る歌声の持ち主がパンタなのかもしれない。

この日は頭脳警察と同じ1969年に劇団天井桟敷を設立した寺山修司の12月10日の命日に合わせた追悼イベント。目玉はアイドルグループBiSのファーストサマーウイカがJOJO広重と組んで出演すること。会場にはIDOL Tシャツの研究員も多い。

制服向上委員会


寺山修司と親しかった劇作家の高取英との絡みに続き、制服向上委員会が登場。小中高生からなるアイドルグループで22年の歴史を持つ。最近のアイドルとは異質の素人っぽさと社会派メッセージの籠った歌が面白い。




●頭脳警察


この日発売の寺山修司に捧げたニューアルバム『暗転』の新曲を交えたステージ。やはりパンタの声には抵抗出来ない。会場が広い分、11月観た時よりも躍動感がある気がする。新曲も70年代のレパートリーも全く違和感なく溶け込んでいる。




●JOJO広重+ファーストサマーウイカ


関西出身のウイぽんことファーストサマーウイカは、現体制のBiSでは「太鼓持ち担当」だが、パフォーマンス面ではプールイに次ぐ存在といっていい。演劇をやっていただけあり、猟奇的なメイクや過激な発言がBiSのぶち壊れたイメージの増幅に効果的。黒いワンピースで魅せる時に透明、時に激情のヴォーカルは、アイドルじゃなくても充分アピールするだろう。森田童子「ぼくたちの失敗」、寺山修司の詩の朗読、頭脳警察「さよなら世界夫人よ」を広重のノイズギターとデュエット。




●頭脳BiS階段

(このパートの写真撮影はOKでした)

最後のパートは頭脳警察にJOJO&ウイカが参加してパフォーマンス。広重が中学時代に衝撃を受けたという「前衛劇団"モータープール"」をはじめ寺山修司の詩の朗読、「コミック雑誌なんかいらない」「悪たれ小僧」を共演。水を得た魚のようにノイズギターをかき鳴らす広重は常に笑顔だった。中学時代のトキメキを追体験していたのだろうか。



寺山修司にかこつけて、個性派アーティストが好き勝手に繰り広げたケイオティックな演奏はまさに「ネ申イベント」だった。三者にとってこの夜が新たな創造性の炎に油を注いだことは間違いない。頭脳警察結成45周年まであと20日を残すばかり。準備は完了した。

時代は巡る
世界が暗転
するところ



『暗転』収録の「詩の朗読という詩」は、灰野敬二のギター・インプロヴィゼーションに乗せてパンタが寺山の詩を朗読するナンバー。8分半に亘る灰野のギターはまさに「ネ申」の素晴らしさ。灰野ファンならこの一曲の為だけに購入する価値あり。





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聖夜2週間前の女子ジャケ特集~PASSPO☆/でんぱ組.inc/Negicco/大森靖子/AKB48/コロボックルズetc.

2013年12月11日 00時29分59秒 | ガールズ・アーティストの華麗な世界


もういくつ寝るとクリスマス?------子供の頃は正月よりもクリスマスの方が愉しみだった。新年は地味な餅とおせちと蜜柑攻めで早々に飽きてしまう。それに比べクリスマスは朝に勝負がつく。枕元にサンタがプレゼントを置くという都市伝説を何の疑問もなく受け入れていた幸せな頃。無邪気な時代に戻りたくてもヘドロのような社会の灰汁に汚れ切った心と身体は漂白不可能。それでは少なくとも表面だけは可愛いもので飾り立てたい。そんなあなたにお薦めの女子ジャケが本日同時リリースされる。写真だけじゃ寂しいので密林の商品説明をコピペするが、必ずスルーしてジャケ買いしていただきたい。

●PASSPO☆『JEJEJEJET!!』


メディア掲載レビューほか
ガールズ・ロック・ユニット、PASSPO☆のサード・フル・アルバム。新エアライン3部作を含むシングル曲やメンバーが初めて作詞に挑戦する楽曲、シングル「妄想のハワイ」でタッグを組んだHawaiian6 安野勇太の書き下ろし楽曲などを収録。ロック色満載、勢い溢れる内容の作品。




●でんぱ組.inc『WORLD WIDE DEMPA』


内容紹介
“でんぱ組.incにとって集大成となる待望のニューアルバムリリース決定! ! ! "

「WORLD WIDE DEMPA」
2013.12.11 on sale
New Album
【超豪華初回限定盤】(CD+Blu-ray+GOODS+BOX仕様)TFCC-86448 \10,000(tax in)
【初回限定盤】(CD+DVD)TFCC-86449 \3,800(tax in)
【通常盤】(CD)TFCC-86450 \2,800(tax in)

★ライブでも圧倒的なアンセムナンバー「でんぱれーどJAPAN」や、瑛太主演のフジテレビ系ドラマ「最高の離婚」でも二週連続で披露し
話題となったドキュメンタリーソング「W.W.D」、かせきさいだぁプロデュース「冬へと走りだすお! 」、そして最新楽曲「W.W.DII」までの
シングル作品5枚を含む、でんぱ組の軌跡を凝縮したまさにべストオブでんぱ組.incと言える充実内容。
★超豪華初回限定盤・初回限定盤に付属するBlu-ray/DVDには、メンバーによる副音声コメンタリー付きのMusic Clip作品が全8タイトル収録。
さらに、夏フェス出演時のライブ映像を収録。
★様々な映像クリエイターによって表現されたMusic Videoと、ライブパフォーマンスの魅力を360°余す事なく詰め込んだ映像作品となっている。



★「ナタリー」ロングインタビューはコチラ

●Negicco『「Melody Palette」~お気に入りのパーティーへ~』DVD


内容紹介
【Negicco 完全生産限定の2枚組DVD 「Melody Palette」~お気に入りのパーティーへ~】

結成10thアニバーサリーと、アルバム「Melody Palette」のリリースパーティーとして、2013年8月10日に開催された新宿BLAZE での2部制ワンマンライブがついにDVD化。
1部は「10 th Anniversary Party」というタイトルで、過去の写真を織り交ぜながらデビュー曲「恋するねぎっ娘」や代表曲の「圧倒的なスタイル」などを歌い、10年を 振り返る内容となっている。
2部は「Album Release Party」と題し「Melody Palette」を再現する内容となっており、アルバムの曲順でセットリストが組まれている。ライブでは「イミシン☆かもだけど」で長谷泰宏(ユメトコスメ)がピアノで、「ナターシア」ではサイプレス上野とロベルト吉野がラップとDJでNegiccoと共演し「Album Release Party」を盛り上げています。
また、楽屋でのオフショットやステージ裏でのライブ直前直後の彼女たちの映像も収録し、ワンマンライブというドキュメントとして記録している。2枚組という大ヴォリュームで、成長を続ける今のNegiccoを総括する内容となっています。

内容(「Oricon」データベースより)
Negicco結成10thアニバーサリーと、アルバム「Melody Palette」のリリースパーティーとして、2013年8月10日に開催された新宿BLAZEでの2部制ワンマンライブがついにDVD化。




●AKB48『鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』


1.鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの
2.Mosh&Dive
3.Party is over(AKB48)
4.鈴懸(すずかけ)の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの off vocal ver.
5.Mosh&Dive off vocal ver.
6.Party is over off vocal ver.
【DVD】 1.鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの Music Video -Short Film ver.-
2.鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの Music Video.
3.Mosh&Dive Music Video
4.Party is over Music Video

AKB48リクエストアワー セットリスト ベスト200 2014 楽曲投票券 期間限定封入
初回プレス分のみ生写真2枚封入




●lyrical School『わらって.net/My かわいい日常たち』


内容紹介
【lyrical school 両A面ニューシングル 『わらって.net / Myかわいい日常たち』】

両A面シングルとなる今作の収録曲は、アルバム「date course」に収録されている「Myかわいい日常たち」の楽曲制作を手掛けた、鴨田潤と
しても活躍するイルリメが書き下ろした新曲「わらって.net」。失恋を描きながらも前向きに歩いていく楽曲「Myかわいい日常たち」の物語の続き
として、女の子の不安定に揺れる心情がポジティブに変化してゆくさまを描いたミディアムバラードとなっています。そして「Myかわいい日常たち」
のシングルカットも収録。女の子の絶妙な揺れる気持ちをとらえた「Myかわいい日常たち」と、その想いを引き継いだ「わらって.net」の2曲で
「date course」の世界観の延長線上を描き出します。
さらに、初回限定盤には11月3日(日)開催のイベント「lyrical school live event date course special tour final」のライブ音源を収録することも決定。
これまでにも増して多方面に活躍の場を広げるlyrical schoolにご期待ください。
*「初回限定盤」「通常盤」2種類同時発売

メディア掲載レビューほか
アイドル・グループlyrical schoolの両A面シングル。イルリメ書き下ろしによる「わらって.net」、失恋を描きながらも前向きに歩いていく「My かわいい日常たち」を収録。 (C)RS




●アリス十番「妄想日記』


内容紹介
NHK総合でも特集された最強の地下アイドル:アリス十番とスチームガールズがタッグを組んだ!シドの名曲「妄想日記」のカヴァーとPCオンラインゲーム「真・女神転生IMAGINE」のタイアップ曲を収録したシングルを6タイプ同時リリース!
今回のリード曲はシドのインディーズ時代からの名曲「妄想日記」をカヴァー!
シドの10周年を記念して、12月27日(金)に日本武道館で開催される『Visual BANG!』~SID 10th Anniversary FINAL PARTY~に、「アリス十番 ×スチームガールズ」 がアイドルとしては唯一出演します。
カップリングの【天地-AMATSUCHI-】は、「真・女神転生IMAGINE」のタイアップ曲!「真・女神転生IMAGINE」の世界観をテーマに、今までのアイドルのイメージを覆す、独創的な歌詞・重厚なサウンドに仕上がりました。
「真・女神転生IMAGINE」×「仮面女子(アリス十番×スチームガールズ)」のタイアップ企画も進行中。更に特典としてゲーム内で使える「仮面女子マスク引換券」のプロモーションコードを封入!その他、全タイプ異なるオリジナル楽曲も収録。
2013年12月27日の武道館のイベントに向けて強烈な地下アイドル魂が炸裂!

メディア掲載レビューほか
NHK総合でも特集された最強の地下アイドル:アリス十番とスチームガールズがタッグを組んだ!シドの名曲「妄想日記」のカヴァーとPCオンラインゲーム『真・女神転生IMAGINE』のタイアップ曲を収録したシングルを6タイプ同時リリース! (C)RS




●少女時代『LOVE & PEACE』


内容紹介
少女時代 Japan 3rd ALBUM「LOVE & PEACE」

ポップ、シリアス、ファニー、コミカル、コケティッシュ、、、、どの曲もシングルチューン。
間違いなく少女時代史上、最高傑作が完成。
サマンサタバサとのコラボでも話題になった大ヒットシングル「GALAXY SUPERNOVA」、
女性1000人による圧巻のシャンプーダンスも記憶に新しい「LOVE&GIRLS」、
そして噂の最新曲、Youtube AWARDの受賞と共に再生回数が瞬く間に1000万回を超えた「My oh My」等に、新曲6曲を加えた12曲収録(MVは初のBlu-ray収録)!
2010年代最大の衝撃、少女時代の最新版を体感してください!
○完全生産限定豪華仕様盤・初回限定盤(Blu-ray/DVD)・通常盤でジャケット絵柄が異なります。※計3種類。
○CDは全タイプ同楽曲収録になります。(全12曲)

□通常盤(CD)UPCH-20337\3,059(TAX IN)

※アマゾンでは外付け特典の「ステッカー」はお付けできませんので、あらかじめご了承ください。

メディア掲載レビューほか
少女時代の約1年ぶり(2013年時)となる日本サード・アルバム。シングル曲「LOVE&GIRLS」「GALAXY SUPERNOVA」他を収録。 (C)RS




●大森靖子『絶対少女』


内容紹介
■大森靖子の2ndフル・アルバム『絶対少女』は、カーネーションの直枝政広がプロデュースを担当。
ゲストには、ソウル・フラワー・ユニオンの奥野真哉(key) 、レピッシュのtatsu(b)、久下恵生(dr)、
梅津和時(sax)、オワリカラのカメダタク(programming)、おとぎ話の前越啓輔(dr)、 タカ吉田 (b)、山本哲也(key)が参加。
エンジニアは近藤祥昭(Gok Sound)と原真人。15曲中13曲でアナログ・レコーディングが採用されている。

■「すべての女子を肯定したいと思った」と大森が言う15曲は、『FRIDAY』の連載でも発揮されている彼女の鋭い言語感覚が十全に発揮されている。
モーニング娘。の道重さゆみを賛美した「ミッドナイト清純異性交遊」、タンポポのカヴァー「I & YOU &I & YOU & I」など、
ハロー! プロジェクト、及び女性アイドルを愛する大森らしい楽曲も収録。

■大森は来来来チームとのコラボレーション盤を11月9日にリリースする他、
11月6日に発売される鈴木慶一とKERAのユニット=No Lie-Senseのアルバムでゲスト・ヴォーカルを務めている。
機動力の高いライヴ活動も盛ん。
橋本愛、刈谷友衣子、青柳文子、久保ミツロウ、朝井リョウ、吉木りさ、夢眠ねむなど、各界に支持者を増やしている。

メディア掲載レビューほか
一方通行片思い。愛してる愛してる愛してる。嘘みたいな言葉をたくさん叫んでも恥ずかしくないくらい高揚しました。 --橋本愛(女優)



★「CDジャーナル」大森靖子×吉田豪インタビューはコチラ⇒前編後編

●コロボックルズ『かざぐるまセレナーデ』


内容紹介
昨年12月に初の全国流通となる2nd mini album『小人狂想曲』をリリース。
[残響音泉][COMIN'KOBE13][見放題2013][JOIN ALIVE][OTODAMA][KISHU ROCK IMPACT]等、 数々のイベントに出演し、ジャンルを越えて熱い支持を受けている大阪発3ピースバンド“コロボックルズ”が待望の3rd mini albumをリリース!!
YouTube等で先行公開中の「Twinkle Rollers」をはじめ、POPでノスタルジックな歌、パンクロックの力強さを持った疾走感溢れるアンサンブル、そしてエンジニアにザ・クロマニヨンズ / OKAMOTO'S 等を手掛ける川口聡氏を迎え、前作以上にストレートでダイナミックなサウンド!!最初から最後まで永遠に繰り返し聴いていたくなる全6曲!!
リズムとかアレンジとかエフェクトの妙ではなく、スゲエいい歌(メロディー)をストレートに爆音で聴きたくないですか?一緒に唄いたくないですか?だったら間違いなくコロボックルズです!!

メディア掲載レビューほか
ジャンルを越えて熱い支持を得る大阪発の3ピース・バンド、コロボックルズのサード・ミニ・アルバム。YouTubeで先行公開した「Twinkle Rollers」をはじめ、ポップでノスタルジックな歌とパンク・ロックの力強さを合わせ持った、ストレートでダイナミックな一枚。




女子ジャケを
眺めて過ごす
ぼっちの聖夜

おまけ:馬ジャケ
●前野健太『ハッピーランチ』


内容紹介
フジロック・フェスティバルや各種フェス・イベントとグラサン光らせ街を練り・歌い・歩いた前野健太の2013年。アーティストとしてすさまじい成長を遂げた、その最後を締めくくるのは今年2作目となるオリジナル・アルバムです。濃密な時間を共に過ごしたバンド「ソープランダーズ(ジム・オルーク、石橋英子、須藤俊明、山本達久)」が本作でも全面参加。前作に続き、ジム・オルーク・プロデュースになります。

メディア掲載レビューほか
ドキュメント映画『ライブテープ』でも知れられるシンガー・ソングライター前野健太の通算5枚目のアルバム。2013年、共にツアーを回ったバンド、ソープランダーズ(ジム・オルーク、石橋英子ほか)が本作でも全面参加。プロデューサーは前作に続きジム・オルーク。誰もが口ずさめるマエケン節の歌謡エッセンスをジムにぶつけたことで発生した化学反応により、新しい流行歌ともいえる結晶が完成。 (C)RS

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