山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

ほほえまし

2009年09月10日 | ロハス
車に乗って走っいて、信号で止まったときでした。

女子高校生が、車から降りてきたのです。

お父さんに学校まで送ってもらったようです。

女子高校生が横断歩道を渡りきったときでした。

くるっと振り返ったとき、お父さんに手を振ったのです。

「にこっ」と笑って!

お父さんも笑顔で、車から右手を出し大きく振っていました。

思わず、私たち夫婦と娘は、「うふっふっ」。

何と仲の良いお父さんと娘なんでしょうか。

今の時代、「加齢臭がする」とか、「父親の物とは一緒に洗濯はしない」とか嫌われている代名詞のようなことを良く聞きますが、このほほえましい姿を見て思わず感激してしまいました。

このような親子関係の日本になるように願いながら。

安芸の宮島 5

2009年09月05日 | ロハス
美山本堂の奥に不思議な岩があると聞き、先に進みました。

「千満岩」と言い、岩穴の水は、満潮の時は溢れ、干潮の時は乾く、不思議な穴で水に塩分を含んでいるそうです。

行ったときは、干潮の時でわずかに湿り気があっただけでした。

それにしても、普通では考えられないことですね。

美山展望台まで後少しです。



頂上からは、瀬戸内海の島々がよく見えます。

少し、もやってはいましたが、下を見ると小さく「大鳥居」が見えました。

思ったより、きつい山登りとなりました。

広島平和公園と「平和のともしび」とが、この山で繋がっていたことを思うとここまで来て良かったと思いました。


世界から一日も早く戦争が無くなり、平和が来ますようにと祈りながら。

安芸の宮島 4

2009年09月04日 | ロハス
山頂へまでは2つのロープーエイを乗り継いで行きます。

いつものことで、風景を眺めている打ちに、写真を取り損ねてしまいました。

15分ほどすると到着です。

乗り場を降りると、野生の猿の親子がいました。

ここでも、餌やりが禁止されていて、厳しい環境下での子育てでした。



ロープーエイ乗り場から標高差120mくらいで山頂と聞きましたが、下ってから又野堀となり、実際は倍の高さはあるように思えました。

この弥山には、弥山本堂があります。

本堂は、今からおよそ1,200年間絶えることなく燃え続ける火がありました。

「消えずの火」と言い、広島市の平和公園内にある「平和のともしび」に合火されているそうです。

安芸の宮島 3

2009年09月03日 | ロハス
客神社(もろうどじんじゃ)をお参りした後は、海だけでなく山にもとロープーエイで登ることに。

腹が減っては戦は出来ぬ?腹ごしらえです。

ロープーエイの登り口まで歩いたのですが、鹿の親子に出会いました。



鹿と言えば、宮島には多くの鹿がいたように思ったのですが・・・。

多くなりすぎ、個体調整のため餌を与えることが禁止され、大幅に減っていたのです。

人間がよかれと思って餌付けしたことが、自然の体系を崩していたようです。



安芸の宮島 2

2009年09月02日 | ロハス


神社入り口から回廊を通り、客神社(もろうどじんじゃ)にお参りします。

ここには、天忍穂耳命[あめのおしほみみのみこと]・活津彦根命[いきつひこねのみこと]・天穂日命[あめのほひのみこと]・天津彦根命[あまつひこねのみこと]・熊野櫞樟日命[くまのくすびのみこと]の5男神が祀られているそうです。

天忍穂耳命は、天照大神の長子で、農業の神です。

天穂日命は、天照大神の子で、農業の神です。

天津彦根命は、日の神、雨の神、風の神、火難除けの神として崇敬されています。

農業をしている私には、おおいに関係のある神様ばかりです。

何か導かれたようです。

安芸の宮島 1

2009年09月01日 | ロハス


平和公園へお参りが済んだ後、ユネスコ世界遺産に登録されている宮島に、出かけました。

しかも、海からクルーザーに乗って。

本当は、船に弱いんですが・・・。

揺られると、気持ちが悪くなりすぐに船酔いをしてしまうのですが、今回はなぜか酔うことなく、無事宮島に到着しました。

それにしても気持ちの良い40分ほどのクルージングでした。




今まではこのような位置から、見たことはありませんでした。

この鳥居は、やっぱり大きいですね~。

人が蟻のようにみえます。

高さ約16.6m、棟の長さ24.2m、主柱周り9.9m、総重量は約60tもあり、根元は海中に置かれているだけで、自重で立っているそうです。

この大鳥居が出来たのは、平安時代と言われています。

平安時代、重機もなく海の中にこれだけの物を建てたものです。

先人の知恵には、感心します。


手前味噌づくり&手打ち蕎麦体験

2009年08月29日 | ロハス
若いご夫婦が味噌造りの体験に来られました。

普通ですと、煮た大豆に麹を混ぜるだけの方がおおいいのですが、大豆を炊くところからやりたいと言うことで、みずに浸した豆を水切るところから始めました。

次に大豆を煮ます。

これが時間がかかります。

と言うことで、この時間を利用して初めての「そば打ち」体験となりました。


素人でも打ち易い「2・8蕎麦」を打つことにします。

蕎麦粉と小麦粉は、ふるいに掛けます。

鉢の中で、蕎麦粉と小麦粉をよく混ぜます。

粉の重量の約半分の水を少しずつ入れ、混ぜていきます。

水と馴染んだら、こねていきます。

こねられたら、のし板に載せ、麺棒で延ばしていきます。

さあ最後は、折りたたみ、切っていきます。

上手く切れたかな?

湯がして、さあ、試食です。

どうでしょう!美味しいかな?

それはそうでしょう。

自分で打ったお蕎麦は、天下一品です。

ご主人、相当はまったみたいですね!


そうこうしているうちに、大豆も蒸し上がりました。

大豆をミンチに掛け、麹と混ぜます。

最後に大豆ボールを作り、樽に仕込んで出来上がりです。

来年の今頃になると、美味しい「手前味噌」が・・・。

出来上がりを想像すると、思わず笑みがこぼれます。


手打ち蕎麦と同じで、自分で手間暇掛けて作った味噌ほど美味しい味噌はありませんよ~。

今から、来年が待ち遠しいね。


来年1月下旬には、麹から手作りでお味噌を1年分作ります。

ご希望の方は、ご一報を!


伝統文化

2009年08月28日 | ロハス
雲さんを追い抜いたミラちゃんは、富士山、東京を通り過ぎ、着いたところは、栃木県小山市でした。

ここは、結城紬の本場です。

崇神天皇(第十代天皇、実在する最初の天皇とされている)の時代に茨城県で生糸で織った絹の布が始まりといわれています。

結城紬は、蚕の繭から手で糸を紡ぎ出し、非常に均質な生糸を生産し、それ故に、糸のでこぼこがなく密に織り上がり、光沢を発し、紬の最上級品として全国にしれ割ったったそうです。

繭をじゅうそうで煮たら繭のある薄い部分から手でお湯の中でひろげ袋真綿ができあがります。

そしてそれが原料になるのです。

その袋真綿を糸撮り道具(つくし)にかけて、人の技術によって糸が紡がれていきます。

絣くくり、とはあまり耳にしない言葉かもしれません。

キモノの柄作りの仕事です。

職業的にあまり普及しておらず先祖代々伝わる柄作りの技法です。

絣括り(かすりくくり)とよび、捺染(絹糸に染料がしみ込まない様に細かい作業で色がしみ込まない様にする)する作業で、国の指定工程に登録されている技術です。

様々なくくりにより木綿糸の太さを変えて、亀甲など代表される模様の作成を行ないます。

本場結城紬で使われる織機は千五百年も前から使われてきた地機という最も原始的な機織り機です。

地機(じばた)、または居座り機(いざりばた)と呼ばれます。

本場結城紬は、「糸つむぎ」「絣しばり」「はた織り」の3つの工程で国の重要無形文化財の技術指定を受けています。

「無形」文化財ですから、上記の3つの工程の技術に対して指定を受けているというわけです。

多くの人たちの手間を掛け、時間掛けて出来上がった「結城紬」模様によっては、一反織るのに一年もかかることもあるそうです。


過日、「岡山で弥生の布を織る」会に参加していた時に、弥生時代の織機(構造が同じ物)を使ったのですが、まさに同じ構造でした。

また、夏に公民館で蚕が作った繭をお湯の中に入れ、糸を引いたばかりだったので、その体験はこの「結城紬」を知るための体験だったのかもしれません。



バイキング

2009年08月14日 | ロハス
梅雨も上がらない間に、暦の上では「秋」になってしまいました。

山も早いところでは、今月下旬から稲刈りが始まります。

ピーチク、パーチクなにやらスズメさんの声がしています。

ちょっと耳を澄ませて聞いてみましょう。

「山の上のレストラン」?


店長 さあ、いらっしゃい、見ていらっしゃい!

   今日のランチは何にしますか?

   このお店は「レストラン 山の上」、バイキングで食べ放題だよ!
  
   何があるって?

   一番早くできるのが、「あきたこまち」だ。

   もちもちとした触感は、「コシヒカリ」。

   良くかめばお餅になるのは「ココノエモチ」。

   最高級品は、耕さない田んぼで作った「トヨサト」だ!
   
   時間無制限!入れ替え無し。

   早い者勝ちだよ!!!

   どうだい?

   美味しいだろ。

   早く食べなよ。

   早くしないと、たんぼの「とっちゃん」が来たとき、全部食べていると逃げないと怒られるからね。

   あんたのたんぼじゃないのかって?

   えっへへへ。

   実は、「toto」さんのたんぼなの。

   でもね、僕たちが全部食べたら怒られるけど、孫が食べる「茶碗」一杯ならおこられんのよ。

   お天とうさまからの贈り物としてお裾分けをして貰えるのよ。

   みんな仲良くしたら、「喧嘩」は起きないものね。

   人間は、「戦争」ばかりしているけど・・・。


ものづくり

2009年08月05日 | ロハス

夏休みフリー塾で動物の木工をしましたが、その準備をされたMさんのお宅にお邪魔しました。

駐車場の一部に、糸鋸を置かれ工房にされていました。

お邪魔すると、早速奥の部屋に案内して頂きました。

入り口を入ると、底には何百という作品が展示されていました。




動物は犬、馬、牛、ウサギに干支などが、また、精密で根気の要る大作は、クジャク、自転車に観覧車など。

木工を始められたきっかけは、お孫さんに恐竜を作ってあげられた事だそうです。

現役時代に右手を失いながら、このように立派な作品を制作されています。

感動してしまいました。

これからもどんどん作品を作って、多くのかたに見る機会を増やして貰えたと思います。



ほんもの

2009年07月27日 | ロハス
ひつじさん  このところ蒸し暑いね~。

羊さんの毛  しかないよ~、梅雨だもの。

ひつじさん  この毛皮を脱ぐのは、春だけど脱ぎたいな~。

羊さんの毛  だったら脱いでみたら?

ひつじさん  今脱ぐと春までに長くならないからなあ。

羊さんの毛  大丈夫だよ、短くても。

ひつじさん  何で?

羊さんの毛  短かったら、これどう?

       そう、僕たちの置物を作ってもらったら?



と言う事で出来た置物です。

(これは私の勝手な解釈で~す)




ひつじさんの毛で作ったひつじさんです。

ひつじさんの毛を刈ったものをブラシでこすってまとめて作ってあります。

本物のウール100%です。

触ったときの肌触りは何といえませんでした。


ヤジロベー竹とんぼ

2009年07月26日 | ロハス


昨日は、夏休みのフリー塾で行う「パックとんぼ」のリハーサルをしたところですが、これは富士山へ行ったとき、道をお聞きした事務所においてあった竹とんぼです。

竹の節のところを使い顔と胴に、羽根は竹の節間を使い作ってありました。

これもバランスが作った作品でした。

いわゆる「やじろべー」ですね。

微妙なバランスで竹の枝に止まっています。

飛ぶとんぼも良いですが、この絶妙なバランスで竹に止まっているとんぼを見ると、これも又違う興味にそそられます。


ニューフェイス

2009年07月12日 | ロハス
何処にいるか分かりますか?画面中央、ホテアオイの根っこの先端ですよ


山から帰ってくると、玄関先に新しい家族が待っていました。

12年間可愛がっていた犬が亡くなってから、はや三ヶ月が経ちます。

帰ってきたときに、「迎えてくれるものがいなくなってしまい、寂しいね」と言っていたので、我が家の優しい山の神が、買ってきてくれたのでした。

また、「玄関先に水ものがあると「ホット」落ち着くから」と。

涼しげな色の器にスイレンとホテアオイが浮いています。

それで、主役は・・・?

あっ、いました、いました。

メダカさんです。

5匹います。

最近は、とんと見なくなりました。

昔は、買うなんて、思いもしなかったんですがね・・・。

今は、絶滅危惧種になっているようです。

こんなところにまで、自然の大きな叫びが聞こえてくるようです。

自然と友達

2009年05月27日 | ロハス
先日、公民館でお会いした方との事でした。

ご自宅で野菜を栽培されているそうです。

実際に自分で手を掛けてやると愛着が湧き、自然と言葉を掛けている自分が居ると。

誰に強制されるのでもなく、接していると本当に自然に言葉を掛けているそうです。

いい事ですね。

野菜達も意志を持っています。

色々話をしてやると、色々こたえてくれます。

毎日見てやると少しずつ変わっていきます。

それを見るだけでもたのしくなります。

私も世話をしていると子供以上に可愛く、世話をしています。(実際には、私にはなにも出来ず、野菜さん達が自らの力で大きくなってくれているのですがね。)

色々話をしていると、話の内容が伝わるようです。

自然にさかわらず、自然の一部になられているようなすばらしい方でした。

パソコンさん 体調不良?

2009年05月25日 | ロハス
先週は、ハナショーのおかやまに登録する講習会に、時間を間違え慌てての参加となりました。

今日は、昨日からの体調不良もかなり良くなり、何とか時間にも間に合いホットしたのもつかの間の事件発生です。

いざ、ハナショーのページに入ろうとすると、なかなか入れません。

もう一度私が、「えっ」何で?

何回繰り返しても駄目。

今度は、指導して下さるスタッフの方が、これも駄目。

真打ち登場、先生にお願いしますが、これも駄目。

別のPCで再々チャレンジするも又駄目。

昨日の体調不良のウイルスが蔓延したのでしょうか?

おかげで始まりは遅れてしまうは、皆さんなかなか集中できなかったのでは?

結局パスワードを変更して貰う事に・・・ト・ホ・ホ。

先生を始め、参加された皆さんごめんなさいね。