山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

ストロー笛

2008年08月13日 | ロハス
公民館での子供達に触発され、ストー笛に再度挑戦。

昨年、友人に誘われリコーダーの練習を始めました。
大阪で「神谷 徹(かみやとおる)」さんのリコーダー演奏会に行ったときでした。
プロのリコーダーの音を聞くとうっとり。
音の響きも何もかも驚きでした。
やはり、本物は違います。
テレビでなく、本物を見たり、聞いたり必要ですね。

ところで、後半のステージでびっくり。
なんとストローで音楽を奏でられたんです。

もちろん、ちゃんとした音楽なっているんです。
「ブー、ブー」だけではないんですよ。
角がでる「でんでんむし」、鼻がゆらゆら揺れる「ぞうさん」、頭の上でタケコプターが回転する「ドラえもん」、阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」では黒と黄色の旗が揺れるかと思えば、「シャボン玉」では、本物のシャボン玉が飛んだり。

本物のプロのリコーダーコンサートですから、来られている方達は大人ばかり。
でもこれが大笑い。何とも言えないんですよ。

ストロー笛と物理学についての話も興味深い。
「楽器というのは音楽に見えますが、物理です。ストローも、音で何をするかというところは音楽ですが、鳴る仕組みとか飛び出す仕組みなどは物理というか理科です。『さくらさくら』で演奏の最後に桜が開くのは物理ですが…。でも、これでウケてやろうというところは、音楽というより芸の世界ですね(笑)」とは、本人の弁。

どうして「ストロー笛」が出来たのか?
経歴をお聞きし納得。
なんと京都大学理学部宇宙物理学科を卒業。
「物理」だんたんですよ。つまり「理科」の知識だったんですね。
「ストロー笛」始めたきっかけは、学生達が「ブーブー」鳴らしているのを見て「自分なら音が出せるのでは」と始められたそうです。

以前は、なかなか鳴らなかったんですが、子供達に教える内に、「ブー、ブー」が出来だしたんです。
あまりに子供達が喜ぶのを見てまた「何とかの虫」が、「ウズ、ウズ」し始めたんです。

「音」になるか、「ブー、ブー」のままか、こうご期待。