山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

弥生土器作り

2010年11月19日 | ロハス
今年は、津島遺跡の文化財講座を受講しています。

内容は、弥生時代の始まりから、田植えから磨製石包丁の製作、磨製石包丁を浸かっての稲刈り、臼や杵を用いての脱穀などを体験してきました。

     

今日は、土器作りです。

土粘土を棒状に丸め、板で叩いて厚さ1cmくらいにします。

蛇のように重ねていきます。

つなぎ目は、へらで下から上になで平らにしていきます。

           

足元は細く、上に行くほど広がり、口元は少しぼみます。

なんとも華麗なプロポーションです。

よくみると厚さは1mmあるかないかの薄さです。

形もきれいな円形です。

今でこそ「ろくろ」を使えば出来ますが、当時は無かったのに・・・。

ところで私の作った土器はと言うと、なんともふっくらとした胴回りにはならず、寸胴?

余りのショックに写真を取り忘れました。

来月半ばには、素焼きにしてもらえるそうです。

来年の講座でお披露目の予定です。