知人から、「梅が沢山出来たのでどうぞ」とお誘いが来たので早速出かけてきました。
ところが、遊びに来た子ども達が、喜んで採ったと言うことで残念ながら「梅」さんのお顔は見ることが出来ませんでした。
久しぶりに顔を合わせたと言うことで色々話をしていたところ、「お茶でも」と用意し出しました。
すると、木の下に行き枝を切っているではありませんか?
どうするのかと思えば、葉を一枚ずつちぎり、1cm位に切っていきます。
たき火の上に鍋を置き、鍋の中に葉を入れ乾煎りを始めました。
しばらくすると香ばしい匂いが漂ってきました。
それは何と「桑の葉茶」ではありませんか。
頂いてみると癖のない味です。
冷えてくるとだんだん味が深まってくるようです。
桑の葉茶は、血圧の抑制効果、コレステロールの低下、血糖値の抑制効果などがあると言われています。
葉をたき火であぶり、そのまま食べてみました。
意外とえぐみもなく、あっさりとした味でした。
昔から先人達は経験から野山に多くの薬草?食べられるものから、体によい物を得ていたのでしょう。
食料が無くなっても、野山には多くの食べることのできる物があります。
先人達の知識を次の世代につないでいきたい物です。