今年は、澤田の柿は100年に一度の大凶作でしたが、数は少なかったものの、美味しい柿を頂きました。
1週間くらい前に、知人から、「今年は当たり年で大量の柿が採れたので食べ出すけを。」と電話がありました。
果物大好き家族の我が家です。
遠慮もせず、ウエルカムの返事をしました。
自然に大きくなった柿で農薬も肥料もやらず、自由気ままに育った柿だそうです。
自然のままに?大きくなった?
ふと、頭に浮んだのです。
柿を器に入れ、待つこと一年。
黄金色になったものが出来るとか。
なんだと思います?
なんと「か・き・す」なんです。
以前、フルーティーな飲む柿酢を頂いたことがあります。
これは、食べるのはもったいないと、柿酢づくりに初挑戦することにしました。
本来は土瓶がよいのですが、味噌を仕込む樽に仕込むことに。
堅い柿だったので、少し熟すまでとは思いましたが、柔らかくなり過ぎの柿も出てきたため、急遽仕込むことにしました。
インターネットで調べ、つぶした方が熟成が早いと書き込みがあり、ついつぶしての仕込みに・・・。
来年が楽しみです。
と思って、仕込んだのですが、ちょっと嬉しく舞い上がってしまっていたようです。
自然の力を借りて、自然の恵みを頂くのに、グチャ、グチャにしてしまって・・・。
そうっと、静かに入れてやり、自然に熟し熟成することを見守ってやれなかった。
後から気が付く転換病です。
柿さん、ごめんなさい。