東北地方は大雨で洪水が起こり、たいへんな災害になっている。関東地方では雷雲が発生し、短時間に雨が降る。
しかし浜松地方は、雨が降らない。ひたすら太陽が照り続け、気温を上げ続けている。一日中、猛暑が続く。エアコンなしには、何もできない。眠ることすらできない。気候変動は、ここまできているのかと、思わざるを得ない。
昨日、デモクラシータイムスをユーチューブでみていたら、テレビでは猛暑のこと、花火大会、猛暑の中で売れているものはかき氷だなどと、現象だけは追うが、猛暑の原因、気候変動については報じない。テレビから流れてくるのは、報じても報じなくてもいいようなどうでもよいようなことばかりで、おもしろおかしく報じるばかりである。
テレビは愚民をつくるというが、その通りだ。
さて、こう晴天が続くと、畑もカラカラである。キュウリやなす、エダマメ、にんじん、オクラなどをつくっているが、夕方、今では6時頃になっている(それ以前には、畑には行けない!)が、畑に水遣りに行く。近くの農業用水からバケツで水を汲み、水をまく。水を遣らないと、生長しないし、実もできない。
行く度に目についたところの雑草をとる。スコップで除草するところを掘り、そのあと草を抜く、その際、畑の土は乾ききっているので、風があれば土が飛ぶ。
また庭の花々も疲弊している。朝夕、水遣りをしているが、花があまり咲かない。高温と日照りで、花々もぐったりしている。
年々高温化が進んでいる。夏の農作業は、一昨年までは午後4時過ぎにはできていたが、昨年夏はまったく無理になった。5時頃行っても、せいぜい15分程度の作業しかできなかった。今年はやむなく、最近は6時頃から始めるようになったが、1時間はできなくなっている。
農作物を栽培している畑には、夏草が伸びている。世話ができなくなっているのだ。
こういう事態が進行しているのに、政治はそれには見向きもしない。政治家はせっせとカネ集めに奔走し、官僚はマイナ保険証など無理難題を庶民に押しつける。利権確保のためである。世界の指導者は、気候変動には目もくれず、兵器や弾薬を増産して戦闘が行われているところに売ってカネ儲けに励む。
人類は、破滅に向かっているとしか思えない惨状である。