浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

あの9・11の報道は真実か?

2014-04-11 23:48:30 | 社会
 あの日、おかしなことがことが重なった。なぜあの日、航空機が世界貿易センタービルに突っ込んでいるのに、米空軍機は飛び立たなかったのか・・・・・・疑問がたくさん残されている。


 これを見よう。

https://www.youtube.com/watch?v=QU961SGps8g&feature=youtu.be
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隷従と矜持

2014-04-11 20:02:30 | 社会
 日本という国家は、アメリカに隷従しながら、中国や韓国などアジアの人々に対しては、「俺って強いだろう」なんて矜持を示そうとする。

 日本国民も、経団連や政府などの支配層に隷従しながら、排外主義的意識でもって憂さを晴らす。日本国家もその国民も同じ。

 この意見に賛成。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-5502.html
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【本】中島岳志『血盟団事件』(文藝春秋)

2014-04-11 19:37:18 | 読書
 中島岳志の本ははじめて読んだ。なかなか良い本である。よく調べている。といっても、血盟団員の「公判記録」を主な資料としているから、文献の渉猟にはあまり困らなかったのではないかと思う。問題は、それらの公判記録に記されている事実や彼らの「思い」をどのように整理し、構成していくかである。それがうまくいっているから、読み進めることができたといえよう。

 学ぶことができたことを、箇条書きで記しておく。

 血盟団員の多くは、煩悶青年であったということである。自らの生の行方と、彼らが生きた時期と場所、そこは吹き荒れる貧困と格差社会があった。正義感を抱いた青年が、何を考えたか、そしてどう行動しようとしたかが、よくわかる。

 その彼らの信条として、日蓮宗があった。この時代の、いわゆる「右翼」や「国家改造」を志向する人々は、その多くが日蓮宗に帰依していた。なぜか。

 彼らの思い込みは、しかし、空回りに終わらざるをえなかった。天皇と民衆の間に、「君側の奸」が存在し、彼らが諸悪の根源であり、彼らを芟除すれば問題は解決するというのは、当たり前だが幻想である。国家機構を科学的に認識せずに、きわめて主観的に捉えている。

 権藤成卿の思想は、共産主義的であることがわかった。

 日本神話-国学ー天皇制イデオロギーという思想的連関は、血盟団の思想の中に大きな位置を占めていない。日本神話-国学ー天皇制イデオロギーという連関は、体制的なものであることが想像できる。

以上
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