新自由主義という思想が、国家の思想になってから、今までつくりあげられてきた法制度が、法がそのままであっても、実質的に法が機能しなくなる、あるいはその法を無視する、それも公的権力が。
無法の時代へ、舞い戻る。まさに「中世へ」戻ってしまったような気がしていたが、今度は憲法を無化しようとし始めた。
集団的自衛権なんて認められる余地なんかまったくないのに、「解釈」で認めてしまおうという安倍。しかし、日米安全保障条約にも当然違背していることに気がついているのだろうか。
無法の時代へと、日本は大胆に進む。自民党の中にも、良識ある人はいる。村上氏は、『世界』でもインタビューに答えている。
以下は『朝日新聞』の配信。
「行政府の法解釈、立憲主義の否定」自民・村上誠一郎氏
2014年4月14日00時25分
■村上誠一郎・自民党衆院議員
憲法解釈の最終的な責任の所在は司法にある。立法府や行政府がやるべきことは、最高裁から違憲と判断されないような法をつくり解釈して運用することだけだ。自らが解釈して法をつくれば言葉はよくないが、八百長以上のものだ。行政府が法解釈して自分で勝手にやれば、立憲主義を否定することになるから私は反対している。
国家安全保障会議(日本版NSC)はできたが、諜報(ちょうほう)機関はない。アメリカなど他国の情報に頼らざるを得ない。誤った情報で戦闘に引きずり出されたら、誰が止めることができるか。
集団的自衛権の問題を憲法9条に関してしか考えていないかもしれないが、閣議決定で憲法解釈が変えられる手法が通れば、例えば主権在民や、基本的人権の尊重などにも及ぶ。憲法自体の存在意義がなくなる非常に危険な状態になることを心配している。(BS―TBSの番組で)
無法の時代へ、舞い戻る。まさに「中世へ」戻ってしまったような気がしていたが、今度は憲法を無化しようとし始めた。
集団的自衛権なんて認められる余地なんかまったくないのに、「解釈」で認めてしまおうという安倍。しかし、日米安全保障条約にも当然違背していることに気がついているのだろうか。
無法の時代へと、日本は大胆に進む。自民党の中にも、良識ある人はいる。村上氏は、『世界』でもインタビューに答えている。
以下は『朝日新聞』の配信。
「行政府の法解釈、立憲主義の否定」自民・村上誠一郎氏
2014年4月14日00時25分
■村上誠一郎・自民党衆院議員
憲法解釈の最終的な責任の所在は司法にある。立法府や行政府がやるべきことは、最高裁から違憲と判断されないような法をつくり解釈して運用することだけだ。自らが解釈して法をつくれば言葉はよくないが、八百長以上のものだ。行政府が法解釈して自分で勝手にやれば、立憲主義を否定することになるから私は反対している。
国家安全保障会議(日本版NSC)はできたが、諜報(ちょうほう)機関はない。アメリカなど他国の情報に頼らざるを得ない。誤った情報で戦闘に引きずり出されたら、誰が止めることができるか。
集団的自衛権の問題を憲法9条に関してしか考えていないかもしれないが、閣議決定で憲法解釈が変えられる手法が通れば、例えば主権在民や、基本的人権の尊重などにも及ぶ。憲法自体の存在意義がなくなる非常に危険な状態になることを心配している。(BS―TBSの番組で)