無症状の感染者が非感染者に感染させているのだから、無症状の感染者を探し出して隔離しないとこの流行はおさまらない。
古い記事だが、これによると、無症状の感染者からの感染が24%、発症前の陽性者からが35%、そして症状のある人からの感染が41%なのだ。半分以上が症状のない人からの感染なのである。この対策をしなければ、感染拡大はとめられないし、no coronaの日々は再び帰ってこない。
Most coronavirus cases are spread by people without symptoms, CDC now says
昨日の『東京新聞』の一面見出しは、「都内の自宅待機 増加止まらず」「新規感染国内6000人超」「東京また最多更新」である。
昨日の東京の新規感染者は2500人に近づいている。全国でも7000人を超えた。
この責任は、感染症対策の常道である、感染源をたつことにまったく努力してこなかった安倍晋三=自民党・公明党政権、スカ=自民党・公明党政権、そして厚労省の医系技官、「感染症ムラ」の住人の責任である。
クルーズ船におけるパンデミックで、無症状の感染者がいること、彼らが感染させていることが明らかにされた。それを学んだ台湾やニュージーランドは、無症状の感染者をPCR検査により割り出し隔離するという当たり前のことを行い、感染者や死者を減らしていった。
これは日本でもできたはずである。しかし、彼らはやらなかった。
その結果が、現在の惨状である。
そして国民に外出を抑制すること、飲食業者に無理を強いるなど、みずからが何もしないで、国民にばかり行動の抑制を求めている。
もう自民党、公明党、そして厚労省の医系技官たちには任せられない。政府の下僕である「専門家」を放逐し、ほんとうの専門家の意見をきき、有効な対策をたてるべきだ。さもないと、感染者は爆発的に増加するだろう。
国民に塗炭の苦しみを強いる自民党・公明党政権を放逐し、国民の生活と健康を守ることができる政権を打ち立てよう。
昨日のアメリカ連邦議会へのトランプ支持者の侵入・狼藉は、アメリカが先進国・民主主義国であることを否定した驚くべき事態であった。トランプの扇動によるとはいえ、自分たちの行動を制御できない人びとがアメリカには大勢いることを証明した。
トランプ政権の高官が次々と辞意を表明していることは健全さの表れであるが、しかし一般の人びとの狼藉は破壊行為を伴い、先進国の国民であることを否定する映像であった。
まったくUSAという国家を汚す行為であったが、しかし日本でも同じような恥ずべき行為が街頭で行われている。ヘイトスピーチである。
そのヘイトスピーチを支持している人たち、彼らは前首相の支持者でもあったが、今回のアメリカの群衆による狼藉についてトランプ支持者ではないなどとツイートしていた。日本にも、連邦議会に侵入・狼藉を働くような群衆がいるのであり、前首相はそういう人たちとつながっているし、もちろんトランプと仲良くもしていた。
アメリカの惨状は、日本の惨状でもある。