窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

資源の分別に迷ったら

2010年06月03日 | リサイクル(しごと)の話


  6月2日は横浜の開港記念日。市内の小中学校はお休みです。29回目を迎える横浜開港祭は今年も臨港パークで開催されました。

昨年の様子

http://blog.goo.ne.jp/hardworkisfun/e/ea249bc52d31336e40dfaea8125a68f1



  八景島シーパラダイスからはペンギンも来ていました。

  ところで、僕はこの日、開港祭会場で発生する資源物の分別回収をお手伝いしました(本当に暑い一日でした...)。横浜市は全国でも資源物分別が非常に細かいことで知られていますが、ご来場の皆さんの分別に対する意識、知識の正確さに非常に驚きました。

  お子さんは恐らく学校でも教わっているでしょうし、とりわけ40代位までの、分別が細かく要求されるようになってからの生活が長い世代の皆さんは、分別の方法、分類について大変よくご存知でした。中には捨てるものを持ってくる時点で既に分けていらっしゃる方も。

  そんな中で、やはり理解がなかなか難しいのだろうと思いましたのは、やはり紙類です。「紙」と言われると、どうしても「紙でできているもの」という条件が分類の最上位に来てしまうようです。

  資源物の分別は、素材云々よりも、「その後どうなるから、こう分けたほうが良い」と考えるとイメージしやすいのです。学校で教える時でも、初めにゴミありきのインプットのアプローチより、再資源化の材料はこういうものというアウトプットのアプローチにした方が混乱が少なくて済むように思います。特にお子さんはそういうお話に非常に興味をもたれるようです。

  とはいえ、再資源化に日常携わっているプロならばともかく、日常生活の中でそのようなことをイメージしようと思っても、なかなか難しいと思います。そこで、そういう事を分かりやすく解説しているDVDを今回はご紹介したいと思います。

DVD:リサイクルの専門家による「資源とごみの分別体験」~よこはまG30版~

http://www.recycledesign.or.jp/product/rd_dvd.html

  繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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