窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

プロ野球の男たち-野村克也の目

2015年09月29日 | レビュー(本・映画等)


  同書は、昭和56年(1981年)2月20日から12月25日にかけて『週刊朝日』に連載された野村克也氏のコラムをまとめたものです。

  先日、友人が小学生の頃に買ってもらったという同書を紹介してくれ、少し読ませてもらったところ、非常に面白かったので早速買い求めた次第。昭和57年の発売で既に絶版していますが、最近はネットで簡単に古本を購入できるのが良いですね。本当に便利な世の中になったものだと思います。

  昭和56年当時、僕は8歳だったので野球の細かいことは分かりませんでしたが、登場する選手はほぼ記憶に残っている人達ばかり。それだけに少年のそれとして残っている記憶と大人視点での同書をつき合わせることで、より一層興味深く読めたという面もあるかもしれません。一気に読了してしまいました。

  同書の良い点は連載なので昭和56年のプロ野球シーズンと平行しながら書き進められているという所です。勿論昔話もあるのですが、結果論ではなくリアルタイムでの氏の考えが反映されている点が他の著書とは一線を画すのではないでしょうか。選手として27年間、輝かしい実績を持ち、監督経験もあった野村氏ですが、連載当時は評論家としてデビューしたばかりの時です。それにもかかわらず、理路整然とした文章と氏の慧眼には本当に驚かされました。ここでは特に印象に残ったことを思いつくままにご紹介したいと思います(以下、登場する選手の敬称略)。

プロ野球の男たち―野村克也の目 (1982年)
クリエーター情報なし
朝日新聞社


  後に「野村スコープ」として有名になる配球図。これが同書にはしばしば登場し、前年セ・リーグ新人王である原(現巨人監督)の攻略法やこの年の日本シリーズ(巨人vs日本ハム)における投手陣の解説がなされています。

  木田勇。前年に新人でありながら投手のタイトルを総なめにした投手。僕自身、木田の記憶は大洋に移籍して以降しかなく、1イニング4被本塁打やら広島戦での先頭打者からの三連続本塁打(高橋・正田・ロードン)など良い思い出がないので、昭和55年の木田がいかに凄かったか、10年後にやはり新人ながらタイトルを総なめにした野茂英雄投手と比べてみます(かっこ内が野茂の記録)。

・最多勝…22勝(18勝)
・最優秀防御率…2.28(2.91)
・最高勝率…0.733(0.692)
・最多奪三振…225(287)

  しかし、野村氏は2年目のシーズン5勝1敗(防御率2.70)で来ていた木田に対する不安要素を挙げています。実際、この年の木田は10勝10敗、そして3年目以降は上記の如くほとんど活躍できませんでした。

  金村義明。この年の夏の甲子園を制した報徳学園のエース。プロ入り前でありながら、既に野村氏は金村を「投手より野手が向いている」と看破しています。事実、金村はプロ入り後野手に転向、後の近鉄「いてまえ打線」の一翼を担いました。

  最終回は広岡達郎氏との対談。昭和57年のシーズンから西武の指揮を執ることになった広岡氏の前年12月末時点におけるチーム状況の把握力、若手の能力を見抜く眼力は一読の価値ありです。来シーズンの順位予想で、野村氏は巨人を優勝候補筆頭、対抗馬を広島としながらも、この年5位に沈んだ中日に注目しています。一方、監督となる広岡氏も「日本シリーズに向け投手陣にバント練習をさせる」と就任1年目での優勝宣言。実際、昭和57年は中日と西武が優勝しました。

  当時から「管理野球」と揶揄された広岡氏のスタイルですが、その「管理野球」が当時の西武には不可欠だったということも同書を読めば分かります。また、現在12球団中3球団の監督が当時の西武で薫陶を受けた選手(伊東・工藤・田辺。因みに元監督も含めれば、秋山・石毛)であることも注目されます。

  余談ですが、対談の中で「最下位は決まっている」と言われた横浜大洋は5位でした。この年は最終戦の中日vs大洋で中日が勝てば中日優勝、大洋が勝てば巨人優勝という展開でした。さらにこの試合には中日谷沢と大洋長崎との間で首位打者が懸かっており、谷沢が5連続敬遠でタイトルを逃すなど、思い出に残るシーズンでした。同書の中で「たとえていえば病人」とまで書かれた当時の大洋については村瀬秀信氏の『4522敗の記憶』に詳しいです。

4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ 涙の球団史
クリエーター情報なし
双葉社


繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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大相撲九月場所2015 14日目

2015年09月27日 | スポーツ観戦記


  9月26日、両国国技館へ大相撲九月場所14日目の観戦に行ってきました。今場所は、白鵬・日馬富士の二横綱が休場、優勝争いは唯一の1敗だった大関・照ノ富士が、13日目で稀勢の里に敗れ2敗に後退。横綱・鶴竜と並び、3敗の稀勢の里にも優勝の芽が復活と俄かに渾沌とした展開となりました。



  さて入館して最初の取組みは、十両十二枚目、ここまで6勝7敗と後がない石浦と、同八枚目、3勝10敗の玉飛鳥の対戦でした。結果は寄り倒しで石浦が星を五分に戻しました。



  この日観戦した中では、一番見応えのある相撲だったと思います。十両十四枚目、ここまで7勝6敗の錦木。対するは十両優勝争いの先頭を走る、同六枚目の松鳳山。万全であれば三役にいてもおかしくない実力者の松鳳山に対する、十四枚目の錦木でしたが、松鳳山の右下手を絞りながら喰らいつき、水入りになるのではないかと思わせる大相撲に持ち込みました。松鳳山は腰砕けになりそうな場面や錦木の寄りなど、再三のピンチを凌ぎながら、最後は小手投げで錦木を降しました。13勝1敗とした松鳳山は十両優勝を決め、来場所の幕内復帰が確定的となりました。一方の錦木も7勝7敗ではありますが、来場所以降の相撲に注目したいと思います。



  中入、幕内土俵入。



  横綱鶴竜土俵入。



  今日のテレビ中継解説は、元横綱・千代の富士の九重親方。引退して25年になりますが、放送席の前には多くの人だかりができ、相変わらずの人気振りを窺わせました。



  さて、幕内の取組みも進んで、前頭筆頭の碧山と四枚目の逸ノ城。両者合わせて409kgsという巨漢同士の対戦。だいぶ実力をつけ筆頭まで来たものの、まだ上位には通じなかったか、ここまで6勝7敗の碧山。一方の逸ノ城は7勝6敗、期待の大きさからすると物足りない内容が数場所続いています。しかし、この日は逸ノ城があっさりと寄り切りで勝ち越し。碧山は全く良いところがありませんでした。



  白鵬、鶴竜、琴奨菊、豪栄道、栃煌山、妙義龍、並居る上位を次々と撃破し、前半・中盤を大いに盛り上げた、前頭筆頭の嘉風。対するは前頭十一枚目、既に勝ち越しを決めている誉富士。館内は嘉風に対する声援が大きく、このところ人気が急上昇している様子が窺えました。また、館内の噂では嘉風のお子さんという話でしたが、近くにいた小さい子供さんが一生懸命嘉風を応援して周囲を微笑ませていたのが印象的でした。相撲は引き落としで嘉風が10勝目を挙げました。これで来場所の三役昇進、殊勲賞も見えてきました。



  ずっと角番を繰り返していましたが、ようやく低く重い腰で前へ出る速攻相撲が戻ってきた大関・琴奨菊。ここまで9勝4敗。対するは、平幕ながら優勝争いに加わってきた前頭十二枚目の勢。既に10勝を挙げています。この日はついに大関戦ということでしたが、土俵際で体が落ちるも琴奨菊が勢を押し出し、10勝目を挙げました。



  ずっと優勝争いの先頭を走ってきましたが、12日目から栃煌山、稀勢の里に連敗。ついに横綱・鶴竜に並ばれた大関・照ノ富士。しかも前日の稀勢の里戦で右膝前十字靭帯損傷で全治一ヶ月という大怪我を負ってしまいました。将来を考えると無理はして欲しくなかったのですが、優勝争いの先頭を走っている意地、また横綱・白鵬がいないという千載一遇の機会と捉えてか、十四日目も強硬出場。7敗と後がない大関・豪栄道戦に臨みましたが、見ていても右脚が全く使えていないことは明らかでした。力なく豪栄道に寄り切られ3敗に後退してしまいました。



  そして迎えた結びは横綱・鶴竜と大関・稀勢の里。勝てば3敗が三人並び、稀勢の里にも優勝の機会が巡ってきます。もちろん鶴竜は千秋楽の照ノ富士戦を残し、是が非でも2敗の一歩リードを保っておきたいところです。その鶴竜ですが、あまりにも勝ちを優先し過ぎたためか、左右二度の変化(一度目は手つき不十分で不成立)という横綱らしからぬ
、なりふり構わない立会いを見せます。稀勢の里も逆襲し、寄りを見せますが、土俵際かなり余裕を残したところで鶴竜が体を入れ替え逆転、最後は寄り倒して稀勢の里を破りました。変化する横綱も横綱なら、二度も同じ手を食う大関も大関、館内は座布団こそ飛ばなかったものの、騒然とした空気に包まれました。

  いずれにせよ、これで鶴竜が12勝2敗で優勝争いの先頭に立ちました。この日の状態を見る限り、照ノ富士が千秋楽で連勝するのはかなり困難と思われます。鶴竜には横綱としての責任感もあるでしょう。照ノ富士についてはとにかく相撲生命を危うくしかねないような怪我に繋がらないことを祈るばかりです。

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日本プロ野球2015 ヤクルトvs広島23回戦

2015年09月25日 | スポーツ観戦記


  9月23日、神宮球場へヤクルトvs広島の観戦に行ってきました。

  昨年最下位だったヤクルトは、今シーズンここまで2位巨人に2ゲーム差の首位。一方、4位の広島はCS進出を賭け、後に引けない戦いが続きます。しかし、首位かつホームゲームであるにもかかわらず、ヤクルトファンの入りが広島ファンに比べ少なめだったのが少々寂しい気がしました。



  さて、ヤクルトの先発はここまで5勝2敗の館山投手。先頭打者から三者凡退、上々の立ち上がり。



  一方、広島の先発は今季メジャーリーグから広島に復帰した黒田投手。ここまで9勝7敗、二桁勝利まであと一つです。



  その黒田投手ですが、一、二番を討ち取ったものの、今シーズンホームラン、盗塁でトップ、打率・打点も上位に名を連ねる三番の山田選手にライト前のヒットを打たれます。山田選手はすかさず盗塁で二塁へ。



  すると四番の畠山選手が盗塁により広く開いた三塁線を綺麗に抜く二塁打を放ち、まずヤクルトが先制します。



  3回裏。またしても2アウトから山田選手がレフト前ヒットで出塁。さらに盗塁も成功させます。



  さらに続く四番の畠山選手が今度は左中間へ、打った瞬間にそれと分かる豪快なホームラン。これで0vs4。黒田投手はまさに山田・畠山の両選手だけにやられた印象です。



  ヤクルトの館山投手は5回までいわゆる完全試合。しかし6回表、先頭の安部選手がセンター前に弾き返し、大記録の夢は潰えました。



  広島は6回から飯田投手、7回一死一塁から三番手今村投手へと継投します。



  今村投手は山田選手をファウルフライに討ち取るも、続く畠山選手に四球。さらに雄平選手にはライト前へヒットを打たれ、満塁のピンチを迎えます。



  ここであろうことか、大引選手の打順で今村投手は暴投。あっさりと追加点を献上してしまいます。その上、大引選手にはレフトへの二塁打を打たれ、0vs6。



  ヤクルトは8回から長身のオンドルセク投手が登板。打者三人で抑えます。



  最終回は松岡投手。松岡投手は二死までこぎつけたものの、新井選手に四球、丸選手にセンター前ヒットを浴び、二塁・一塁のピンチを招きます。



  しかし、最後は菊池選手が三振に倒れ試合終了。広島は結局三安打で三塁を踏む事ができず、ヤクルトの一方的な勝利となりました。

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第62回YMSを開催しました

2015年09月18日 | YMS情報


  今回は僕が出席できなかったため、参加された方からのレポートになります。

  9月9日、mass×mass関内フューチャーセンターにて、第62回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。

  今回、株式会社カンザキメソッド代表取締役の神崎史彦氏による「これからの教育のゆくえ~2020年大学入試改革後の<学び>とは―~」というテーマでの勉強会でした。さらに2部では、神崎氏が自ら経営するこども向けの私塾でも取り入れているワークショップ、電子工作キット「litteBits」を使った学びの体験をさせていただきました。

  子どもがいない私は、子どもの教育について大変疎くてお恥ずかし限りですが、2020年には現・小学6年生(新・中学1年生)から大学入試が変わるといわれているそうです。文部科学省では中央教育審議会の答申を受け、センター入試廃止、一般・AO・推薦入試の区分廃止とともに、新テスト導入、多面的評価の実施を検討しています。つまり、いままでのような知識を詰め込んで筆記試験で高得点を出せばよい、ということではなく、問題解決能力の有無が問われる時代になることを示唆しています。

  学力の三要素は、1.探求 2.活用 3.習得 と言われています。特に社会に出て最も必要とされる「探求力」が今の日本人は低く、探求的な内容の教育も小学校・中学で不足していることが問題になっているのだそうです。

  なぜ、教育を変えたくても変えられないのか。現教職員が最大の抵抗勢力となるため、学習指導要綱がそう簡単には変えられないということが実情のようです。文部科学省もこの難題にまさに今、取り組んでいるんだ、ということを知りました。

  思い返せば確かに私の学生時代は、中間・期末試験の前に、ノートやテキストを丸暗記し、ひたすら数学のドリルを復習すれば、いい成績がとれる仕組みだったとおもいますし、テストの成績がよければ「優秀」と評価されていたとおもいます。そして、誰もが社会人になって、高学歴、有名大学出身の優等生が必ずしも仕事ができる、組織に高く評価される人とは限らないことに気付くのです。

  40~50代の私たちの職業人生は限られていますが、30年後の世界はどう変わるのか。「人工知能が人間の脳を超える」と言われています。つまり、コンピューターに任せれば仕事してくる世の中になると、従来の人間の職業が大幅に奪われていきます。会計士、税理士、弁護士の仕事も人工知能にとって代わられるだろうといわれています。その時代に生き残っていくのは、人工知能にとってかわられることのない、「クリエイティブで探求的な知恵」を持つ者のみとなります。

  なんだか、他人事ではない危機迫る耳の痛いお話でした。(汗)お子さんやお孫さんをもつ方にとっては、もっと考えさせられることが多かったのではないでしょうか。

  講義の途中で、こんなグループ討議の課題が与えられました。某有名私立大学の入試試験の過去の小論文問題です。

 「人は愛されることによって愛することを学ぶとは、アメリカの文化人類学者アッシュリー・モンタギューの言葉です。この言葉について具体的な例を挙げながら、あなたの考えを自由に述べなさい。(400字以内)」

こんな出題を私が高校3年生の時は、まともに回答できたかしら、、、「考えること」「探求すること」をあまり体験していなかった自分に気づかされました。



  第2部では、教育ICTに積極的に取り組んでいるゼッタリンクス株式会社 の浅川様のサポートによる、電子工作キットlittleBitsを用いたワークショップを体験しました。これは、今流行のプログラミング教育・IoT(モノのインターネット)の理解のための教材としても注目されているものです。簡単な電子モジュールのパーツをつないで、LEGOのように組み立てると自由な発想で自作の電気おもちゃが作れます。何をどうつなげると電流が流れて、パーツが動き、音や光を制御できるかを遊びながら考え学ぶことができます。



  米国ではすでに国家戦略としてsteam教育を積極的に実践しています。STEAMとは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、Art、数学(Mathematics)の略で、世界的な関心を集める「第4次産業革命」をけん引し、イノベーションを起こすための人材教育には小さい頃からこのSTEAMと呼ばれる教育が重要であるといわれているそうです。

  電子工作キットlittleBitsは情報通信技術を使った教材を用いて、小さい頃からITへの関心を醸成し、創造することの楽しさを体感させるために開発された米国生まれの玩具です。私は初めての体験でしたが、童心にかえって夢中になってしましました。私が小さい頃にこういった学びがあったらと思い残念でなりません。もしかしたら理系の進路を選んでいたかもw。



  ワークショップは、幼稚園から大人までどなたでも対象となり、少人数から100人規模でも、親子でも実施可能だそうです。ご興味がありましたら、是非このサイトを参照してみてください。

  とにかく、かつて私が学校で受けてきた教育よりも、現在、未来の教育はもっと創造的な探求心を高め、理系教育にシフトしているということを初めて思い知らされた、有意義かつ刺激的な学びでありました。



  懇親会は、Bar一期でいつものとおり★

過去のYMS活動レポートはこちら

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かながわ産業Navi大賞2015表彰式がありました

2015年09月17日 | リサイクル(しごと)の話


  9月10日、神奈川県民共済プラザビル1Fホールにおいて、「かながわ産業Navi大賞2015」の授賞式がありました。



  この度、弊社製品「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズがエコ部門において大賞を受賞いたしました。



  授賞式は収容人数300人のホールがほぼ満席という盛況ぶり。初めに、神奈川県福祉振興財団・神奈川県福祉共済協同組合、宇田川理事長より開会のご挨拶がありました。

  続いて審査委員長による総評。「市場縮小の現在において様々な工夫をしている。海外生産、ブランド化、既存品を新市場に、新技術により競争社会に参加していること」、「工作機械、ヘルスケア、防災市場、新サービス、アパレル、などの分野で新たな市場を開拓していること」といった今年度の選考ポイントを2つ挙げられていました。



  表彰状、楯、目録の授与。

  その後、コミー株式会社小宮山社長による記念講演、懇親会などがありました。



  弊社としては、「特殊紡績」という工業化社会の中では衰退した伝統技術が、「循環型社会」という新たなパラダイムの中で、その有用性を評価していただけたことに、今回の受賞の深い意義を感じております。

  総評の中でも「継続性が求められる」というお話がありましたが、引き続き「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズをよろしくお願い申し上げます。

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新聞記事掲載のお知らせ

2015年09月01日 | リサイクル(しごと)の話


  本日2015年9月1日付、神奈川新聞6面に一般財団法人神奈川県経営者福祉振興財団主催、「かながわ産業Navi大賞」2015の特集記事が組まれ、エコ部門において大賞を受賞した弊社の「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズが取り上げられております。

  どうぞご覧ください。

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2015年8月アクセスランキング

2015年09月01日 | 人気記事ランキング


  秋雨前線の停滞により、どんよりとした天気の続く横浜です。急に涼しくなって参りましたので、体調など崩されませぬよう、健やかにお過ごしください。

  さて、2015年8月にアクセスの多かった記事、トップ10です。

  1位は「味処なか野 囲炉裏や」、5月の掲載以降3か月連続でトップ10入り。関連キーワードによるアクセスも多数あります。大将も頑張っておられるようで、嬉しいです。

  常連の3位「「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました」は9カ月連続、6位「久村俊英さんの超能力を目撃してきました」は11カ月連続のトップ10入りです。

  今月もお邪魔する予定の10位「GALA-モンゴル料理専門店」は2ヵ月ぶりのランクインでした。

1 味処なか野 囲炉裏や
2 記事一覧
3 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
4 第61回YMSを開催しました
5 【ダイエット日記】今年も健康診断(2015)
6 久村俊英さんの超能力を目撃してきました
7 ドラッカーと創造的手法
8 日本プロ野球2015 横浜vs広島15回戦
9 乃だや-静岡おでん
10 GALA-モンゴル料理専門店

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