窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

味覚(西新橋)-刀削麺食べ歩き

2013年05月14日 | 食べ歩きデータベース


  西新橋付近は、立ち食いそば屋が3軒並んでいたりするほど麺類の激戦区。ラーメンやパスタはもちろん、刀削麺のお店も狭いエリアに少なくとも4件集中しているほどです。そんな数ある刀削麺のお店の中でも僕がお勧めなのが、こちら味覚さん。以前からFBでは都度ご紹介していましたが、改めてそのいくつかをご紹介したいと思います。

  味覚さんの名物は頂点唐辛子と花山椒の効いた、頂点石焼麻婆豆腐です。辛いものがお好きな方に限りますが、僕が一番お勧めなのが、その頂点石焼麻婆豆腐をつけ汁にした頂点石焼麻婆刀削麺。とにかく辛い、石鍋の中で煮えたぎる溶岩のような麻婆豆腐にボリューム満点の刀削麺をつけて食べるのですが、それだけで気合が入ります。これからの季節に特にお勧め。なお、辛さは選ぶことができます。



  続いて、麻辣刀削麺。こちらも辛いですが、辛い中にも非常に旨みを感じる、ほっとする逸品です。これもお勧め。



  辛いのが苦手な方には、こちらの角煮刀削麺。この角煮が単品料理で出せるのではないかと思うほどの本格派。あっさりしたスープとの相性が抜群で、「うまい」の一言に尽きます。特にお勧め。



  一番最近食べたのが、海鮮刀削麺。見た目ほど辛くはありません。非常にマイルドなスープとエビ・イカなどのシーフードがマッチングして、非常に優しい味わいです。刺激が欲しい方には物足りないかもしれません。

  こんな調子だから太ってしまうんですね...


味覚

東京都港区西新橋1-10-8
西新ビル B1F



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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第34回YMSを開催しました

2013年05月09日 | YMS情報


  5月8日、第34回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。

  YMSの活動目的の一つに、「横浜を知る」というものがあります。過去にはロイヤルウィング号での忘年会マリンタワーでの暑気払い横浜の農業を知る横浜の町おこしを語る、などの企画を実施してきました。今回は、文明開化時の建築を現代に甦らせた、知る人ぞ知る馬車道十番館にて「手ごろなワインと料理のマリアージュを楽しむ」と題し、ヨコハマ・ナイトを楽しむ会を催しました。



  今回の企画にあたり、絶大なるご協力をいただいた馬車道十番館の本多社長と横浜屋の雨宮常務。ありがとうございました。



  この日のために用意されたワインは8種類、何と合計52本。計算上、一人当たり2本は飲めることになっていました。



  初めに料理長より本日のお料理についてご説明がありました(詳しくは下のリストとフォトチャンネルをご覧ください)。



  続いて、ソムリエの方からワインについてのご説明(同じく下のリストとフォトチャンネルをご覧ください)。



  ワインに詳しくなくても、様々なワインとお料理とのマリアージュを楽しむことができる、敷居の低い内容でした。上の写真は、リストにもある"ジェイコブズクリーク スパークリング・ロゼ"と"北海道産クリームチーズのムース"の組み合わせ。苺ソースの酸味とロゼ・スパークリングワインの華やかさと泡との相性がピッタリでした。

第34回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)


marriage: Vin et cuisine française

≪スパークリング≫
ジェイコブズクリーク シャルドネ・ピノノワール(オーストラリア、シャルドネ+ピノ・ノワール  ペルノ・リカール・ジャパン)       
フォアグラ、ブリニ、生ハム詰めグリーンオリーブ、セミドライトマトの一品

ジェイコブズクリーク スパークリング・ロゼ(オーストラリア、シャルドネ+ピノ・ノワール  ペルノ・リカール・ジャパン)         
北海道産クリームチーズのムース、苺のスープと共に

≪白ワイン≫
F.E.トリンバック リースリング (フランス/アルザス地方、リースニング 日本リカー)                           
タスマニア産プレミアムサーモンの炭火炙り、エシャロットソース

ルイ・ジャド マコン・ヴィラージュ (フランス/ブルゴーニュ南部、シャルドネ 日本リカー)                        
オマール海老テールとフルムダンベールのグリエ、スパイシーなリゾーユとバナナのムース                            

J.J.モルチェ グラーヴ (フランス/ボルドー地方、 セミヨン+ソービニオンブラン 明治屋)                        
グリーンアスパラガス、豚バラ肉巻き、カレー塩の味と香りヴァージンオイルと共に

≪赤ワイン≫
CHメルシャン アンサンブル 藍茜 (長野県/山梨県、メルロー+マスカットベリー メルシャン)                       
佐賀県産みつせ鶏・胸肉の北京ダック風

A.ビショー B.ピノノワール 横濱アートラベル(フランス/ブルゴーニュ地方、ピノ・ノワール メルシャン)                  
リードヴォーのフリット、五穐豆と五穀入りリゾット添え、オレンジのソースとバルサミコ酢のソース

J.J.モルチェ メドック (フランス/ボルドーメドック地区 、カベルネ・ソーヴィニオン 明治屋)                      
ニュージランド産プレミアム子羊背肉のソテー、夏みかんのコンフィチュール添え


馬車道十番館

横浜市中区常磐町5-67



  次回、第35回YMSは6月12日(水)開催の予定です。

  過去のYMS活動レポートはこちら

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三殿台遺跡

2013年05月06日 | 史跡めぐり


  大型連休の最終日、横浜市磯子区岡村にある三殿台遺跡へ行ってきました。子供の頃から各地の遺跡に出かけ、自分で貝塚を掘ったりもしていた割に、不思議と実家に最も近いこの遺跡には今まで足を運んだことがありませんでした。



  三殿台遺跡は52年前に発掘された、縄文時代から古墳時代にかけての集落です。そのため遺跡は各時代の竪穴住居跡が幾重にも重なっています。特に弥生時代の住居跡は約170棟あり、当時の大岡川流域で最大級の集落であったと考えられています。



  今でこそ内陸の高台に位置する三殿台遺跡ですが、上の絵図(クリックすると拡大します)の通り、かつては内海の近くでした。現在でも比較的平坦な丘の上で日当たりが良く、住みやすい土地であったであろう事は容易に想像できます。少なくとも3,500年以上という途方もなく長い期間、ここに人々が定住していたことを考えると凄いことだと思います。

  1669年に吉田勘兵衛によって吉田新田として埋め立てられるまで、現在の横浜の中心部である桜木町・関内から南区・蒔田の辺りまでが内海であったことは知られていますが、この絵図を見ますと、3,600年前は大岡川の河口がさらに奥、現在の上大岡駅の辺りにあったようです。後に「横濱」と呼ばれることになる現在の元町付近もまだありません。

 

  遺跡内には、縄文・弥生・古墳それぞれの時代の竪穴住居が合計三棟復元されています。上の写真は縄文中期・加曾利E式期(加曾利E式とは土器の区分)、紀元前3,000年頃の竪穴住居です。



  紀元前3,000年といっても、なかなかピンと来ないので、「世界歴史地図」から引用させていただきました(クリックすると拡大します)。エジプト第一王朝の時代、とてつもなく昔です。



  この遺跡から出土した、縄文土器。

 

  続いて弥生時代。こちらはずっと時代を下って、1世紀頃(弥生中期・宮ノ台式期)。円形から楕円あるいは丸みを帯びた方形になっています。



  こちらも「世界歴史地図」からの引用です(クリックすると拡大します)。



  先ほど弥生時代の住居跡が最も多かったということに触れましたが、三殿台遺跡からは全国的にも珍しい、弥生時代の青銅製の指輪(写真右端)や釧(くしろ:腕輪)が発見されています。交易が盛んだったこと、この時期の繁栄が窺われます。



  この遺跡から出土した、弥生土器。

 

  最後は古墳時代後期(7世紀、鬼高式期)の竪穴住居です。飛鳥で仏教寺院が次々と建造されていた頃、東国はこんなだったのだなと思わされます。



  「世界歴史地図」(クリックすると拡大します)を見ても、ヤマト王権の勢力圏だったとされる地域のほぼ東端に位置しています。



  この遺跡から出土した、古墳時代の土師器。



  さて、この日は大型連休最終日とあって、近所の小学生が大勢集まり、石鏃(せきぞく)作りに挑戦していました。上の写真は石鏃の複製ですが、もちろんこんな立派なものはできません。

 

  黒曜石の剥片を「調整具」と呼ばれる道具で加工します。かなり力の要る地道な作業になります。この「調整具」は鉛筆のように榀の木に鹿の角を埋め込んだものです。アルプス山中で発見された、5,300年前のミイラが所持していた道具を参考にしているそうです。

 

  写真左のような剥片が、どうにか鏃らしくなったでしょうか(写真右)? 

横浜市三殿台考古館

横浜市磯子区岡村4-11-22



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

【ドキュメント】循環型社会の機先を制す~ものづくりを支える資源再生人【ナカノ株式会社】
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鶴龍うどん製麺所

2013年05月04日 | 食べ歩きデータベース


  一言、近所にこういううどん屋さんができて嬉しいです。手焼きあごだし、太麺のうどん屋さん。いつ頃開店したのか定かではありませんが、先週末久し振りに家の周りを散歩していて気がつきました。

  あごというのは飛魚のことです。鰹ほどの強い風味はありませんが、その分上品で薄味、やや甘みを感じさせるつゆに仕上がります。これに最近あまり見なくなった、非常にもちもちとした食べ応えのある太麺。

  上の写真はえび天うどんですが、その場で揚げたての大きな海老天を二尾、そのままうどんにのせ、つゆをかけて出してくれます。したがって、天ぷらもあつあつの本格派。欲を言えば、福岡のように大好きな青葱を好きなだけトッピングできたらなお良かったと思います。

  太い麺と大きな海老天ゆえ、食べ応えは相当なもの。多すぎると感じられる方は、かけうどんにトッピングで海老天一尾を追加するというのも方法かと思います。値段もうどんとしてはやや高めですが、十分それに見合うクオリティだと思います。



  こちらは、これからの季節に嬉しい、冷やしのかけうどん。他にも地元野島産の海苔のトッピングなど気になるものもありましたので、近いうちにまたお邪魔したいと思います。

鶴龍うどん製麺所

横浜市磯子区上中里町859-1





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2013年4月アクセスランキング

2013年05月01日 | 人気記事ランキング
  大型連休でお休みの方も多くいらっしゃるかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

  さて、2013年4月にアクセスの多かった記事、ベスト10です。

  このところずっとブログの更新頻度が低かったのですが、久々に月の半分以上更新した気がいたします。尤も、話題は城廻りかウィスキーと偏ってしまいましたが...

  そんな中でしたが、前月に引き続き4月も新杵堂のロールケーキに圧倒的なアクセスが集まりました。2位とは100pv近い差です。その2位は、当社の入社式の話題でした。YMSの話題はアクセス数こそ悪くはなかったものの、5位に後退。

  7位は筆跡診断について、9位・10位はいずれも日本交渉協会でのイベントの話題でした。

1 新杵堂-桜生クリームロール
2 2013年度入社式を行いました
3 エコノミーとエコロジーの語源
4 バー・ベッソマリアール
5 第33回YMSを開催しました
6 TOKYO INTERNATIONAL BAR SHOW-WHISKY LIVE 2013 ①
7 【診断事例7】エネルギーを内に秘めた、粘り強い努力家
8 ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ(La Boucherie du Buppa)
9 第6回ネゴシエーション研究フォーラムに参加しました
10 第11回燮会(やわらぎ会)に参加しました

  今年は気温の変化が激しく、なかなかはっきりしない天気がつづいておりますが、この連休にそろそろ衣替えという方も多いのではないでしょうか?

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