窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

9月反攻を信じるしか…-日本プロ野球2023 横浜vs広島19回戦

2023年08月31日 | スポーツ観戦記


 5vs0、7安打8奪三振完封。追撃すべき8月二度目の上位2チームとの対戦。1日~6日の対広島、阪神6連戦は1勝4敗1分。18日からの阪神3連戦は1勝2敗で負け越し。追撃どころか4位巨人とCS進出をかけた3位争いさえ危うくなってきました。しかし、なす術なく完敗。何も得るところのなかった試合、「横浜頂戦」のスローガンが虚しい…。何とかして「頂戴」。

 先に結果を言ってしまいましたが、8月22日、横浜スタジアムに横浜vs広島19回戦の観戦に行ってきました。

 

 横浜の先発は、ここまで7勝2敗の今永投手。しかしながら、前回登板の16日ヤクルト戦では5回までに6失点で敗れています。前回を踏まえた調整を期待しての今回の登板だったわけですが…



 塁に出すとうるさい、最も警戒しなければならないはずの先頭菊池選手、つづく野間選手に判で押したように1-1からの3球目、真ん中に甘く入った変化球をレフト前に痛打され、あっという間に無死2塁・1塁。



 3番小園選手は初球を難なく送りバント。無死3塁・2塁。



 4番西川選手には真ん中低めのストレートをレフトに運ばれ、1死もとれぬ間に2失点。



 デビッドソン選手を討ち取りようやく1死とするものの、今度はめったにホームランなど打たない堂林選手にライトスタンドへ2ランホームラン。8月ここまで18試合の平均得点が3.5点というチーム状況にあって、初回の4失点はあまりにも重い。一気に萎えました。



 一方、広島の先発はここまで6勝3敗の九里投手。これまで対戦してきた感触からすると早い回の内に捉えておきたい相手です。



 すると横浜はプロ入り2年目、この日1番に抜擢された梶原選手が初球をレフト前に痛烈に弾き返します。これで横浜ファン、ワーッと盛り上がったのですが、



 その梶原選手、肉離れなのか足首を捻ったのか、負傷交代で関根選手が代走に立ちます。折角のムードに水を差す形に。そして後続の桑原選手、佐野選手、牧選手がレフトフライ、センターフライ、ショートゴロで凡退。打てない8月の打線を象徴するような展開、初回にして早くも大勢は決していました。



 それでも、今永投手は2回以降立ち直り、四者連続三振を含む無安打5三振で2回、3回を終えます。しかし、一方の横浜も九里投手の前に1安打に封じられます。

 そして迎えた4回表、先頭の堂林選手にカウント3-1から今度はレフトスタンドに1発。しかし、最早この1点はおまけのようなもので、珍しい堂林選手の2打席連続本塁打が見られたという程度。



 とはいえ、5回裏、横浜はようやく反撃の糸口をつかみます。1死から戸柱捕手がライトへの二塁打。



 そして続く京田選手もセンター前ヒットで1死3塁・1塁。



 しかし、その後の林選手、代打楠本選手がいずれも倒れ、無得点。



 唯一の収穫と言うべきものを無理やりひねり出すとすれば、この日2軍で活躍していた育成出身5年目の宮城投手が6回に1軍デビューを果たし、1四球こそあったものの、2イニングを無安打に抑えたことぐらい。



 7回裏、先頭の牧選手がセンター前ヒットで出塁。



 ソト選手は凡退しましたが、それでも戸柱選手がライト前ヒットで1死2塁・1塁。しかし、京田選手三振、高い得点圏打率を誇る期待の代打大和選手も浅いセンターフライに倒れ、無得点。



 腹立ちまぎれに積みあがるビール。喜ぶは、ビールの売り子ばかりなり…。



 結局このまま九里投手に完封を許す結果となりました。CS争い、さらには優勝争いをしていく中で上位の阪神、広島に力の差を見せつけられた8月。しかし、昨年は8月に猛烈なスパートをかけた結果、9月に力尽き、CSでも余力は残っていませんでした。根拠なく前向きに捉えれば、このゲーム差で何とか耐え、9月に追撃するための今は我慢の時ということなのかもしれません。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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太田町通りは裏切らない-トランキーユ(関内)

2023年08月29日 | 食べ歩きデータベース


 今月の初めに投稿した「夏本番!創作和食と日本酒の会」でも述べましたが、太田町二丁目を貫く太田町通りは、本当に間違いのないお店が軒を連ねています。8月28日、その内の一つ「トランキーユ」にお邪魔しました。

 4名テーブルが二つと、やはり4名程度のカウンター席という小さなお店で、入口も目立たないので、この日一緒に行った仲間たちは軒並み気づかずに通り過ぎていました。あるいは住所からだと裏のメディアビジネスセンター側と間違えてしまうかもしれません。その分、「Tranquille(落ち着いた)」というお店の名前が示す通り、静かに本格的なフレンチをしかもカジュアルに楽しめるお店と言えるかもしれません。

 まずはオードブルの盛り合わせから。シャインマスカットを包んだ生ハムや自家製ハム、カツオのたたき、冬瓜を添えた鴨、パテ、鶏のクリームチーズなど。



 こちらのピザは、ドゥーがパイ生地になっています。初めての体験でしたが、サクサクとした食感がチーズともの凄くマッチしていて美味しかったです。これは驚きました。



 分厚くカットされたビーフステーキ。添えてある青唐辛子は肉と一緒に火が通っていますが、しっかりと辛味が残っており、肉の合間に口の中をリセットするのにちょうど良いです。それによって、くどさを抑えつつ食べ応えのある肉の旨味を楽しむことができます。



 最後はボロネーゼ。オードブルのカツオのたたきもそうですが、フレンチを基本としつつ必ずしもそれにこだわっていません。以上の4皿に瓶ビール、ワイン3本を加えたにもかかわらず、会計はかなりリーズナブルでした。一品一品が美味しくて、これなら一人の時でも楽しめそうです。ただ、入れる人数に限りがあるので、予約するのが良いかもしれません。

トランキーユ

神奈川県横浜市中区太田町2-32-201



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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帰ってきた、本来の夏ワインセミナー―第153回YMS

2023年08月12日 | YMS情報


 8月9日、今年恒例のYMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー馬車道十番館ワインセミナーを開催することができました。

【過去のワインセミナーの様子】
2022年:真夏にガブ飲みできるスッキリ爽やかワイン
2019年:おうちで楽しめるテーブルワイン
2018年:ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな。その時間にあなたの心は休養しているのだから
2017年:酷暑の中でさっぱり飲めるワイン特集
2016年:世界が認める勝沼甲州ワインを軸にした日本ワインとフレンチのマリアージュ
2015年:夏に合うワインと料理のマリアージュを楽しむ
2014年:注目のジャパニーズ・ワインを楽しむ
2013年:手ごろなワインと料理のマリアージュを楽しむ

 

 コロナ対策としての規制も緩和され、今回は本来の立食型のセミナーが戻ってきました。テーブル式も良い面はあったのですが、やはり「交流」という点では立食形式の方が望ましいのかなと思います。さらに今年はさいたま市より「さいたまを元気にする会」の皆さんがわざわざバスを仕立てて多数ご参加下さり、会場は総勢48名、ほぼいっぱいとなりました。埼玉の皆様には心より御礼申し上げます。



 さて、今年のテーマは「酷暑にこそ合わせたい!ワインと料理のマリアージュ」。ワインだけでなく、馬車道十番館さんによる、ワインに合うお料理とのマリアージュもこの会の特徴です。

 

ワインのラインナップは以下の通り。

シャトーメルシャン 椀子(まりこ) ロゼ 2021
シャトーメルシャン 椀子 ソーヴィニヨン・ブラン 2020
グランポレール 長野 メルロー
グランポレール 長野 シャルドネ
サントリーフロムファーム品種シリーズ 甲州 日本の白 2020
サントリーフロムファーム品種シリーズ マスカット・ベリーA 日本の赤 2019
ニッカ シードル・ドライ
ニッカ シードル・スイート
ジェイコブス・クリーク 江戸切子
ジェイコブス・クリーク スパークリンング・ロゼ



 個人的嗜好になってはしまうのですが、まずこの蒸し暑い夜、爽やかなスパークリングから始めたいです。恐らく、YMSワイン会でほぼ定番(第34回61回86回)ともいえる、「ジェイコブス・クリーク スパークリンング・ロゼ」。穏やかな発泡の爽やかさと、イチゴのような果実味が感じられ、スタートにはもってこい。

 見た目に涼しげだからなのか、何となくロゼに手を伸ばしてしまいます。それも今回の「椀子 ロゼ 2021」は、辛口で程よい酸味。タンニンが抑えられており、すいすいと飲めてしまいます。これも夏向きのお酒と言えるでしょう。



 去年(第140回)に続いての、「ジェイコブス・クリーク 江戸切子」。最初は、オーストラリアの「ジェイコブス・クリーク江戸切子スパークリング」。伝統工芸士根本達也氏とのコラボレーションによる日本限定販売の辛口スパークリングワイン。これもまさに爽快感のある夏のスパークリング。こちらは先ほどより泡が口の中で丸く広がる感じがします。

 さらに泡系ばかり行ってしまうのですが、ニッカの「シードル・ドライ」と「シードル・スイート」。ニッカといえばウィスキーですが、元は「大日本果汁株式会社(略して日果)」で、リンゴジュースを製造販売していた会社。印象的だったのはスイートの方で、僕がシードルというと辛口しか飲んだことがなかったということもあるのですが、本当にリンゴジュースのように甘くて飲みやすく、とても美味しかったです。



 「椀子 ソーヴィニヨン・ブラン 2020」。当ブログでも何度か書いていると思いますが、ソーヴィニヨン・ブランは僕の最も好きなブドウ品種の一つ。グレープフルーツのような柑橘系の爽やかさが好きです。長野県椀子の土壌が粘土質であるためなのか、ミネラル感はあまりなく、素直に飲めてしまいます。欲を言えば、もう少しピーマンや芝草のような青臭さが欲しい、あれが好きなのです。

 「グランポレール 長野 メルロー」と同「シャルドネ」はブドウ品種の「らしさ」が素直に表れている感じです。メルローは、カベルネ・ソーヴィニョンとのブレンドですが、メルローらしい穏やかで丸みのある舌ざわり、ベリー系の果実味が感じられます。シャルドネも柑橘系の香りと酸味、かといってシャルドネ感を主張し過ぎないやや控えめな果実味。

 最後に、日本の固有品種、「甲州 日本の白 2020」、「マスカット・ベリーA 日本の赤 2019」。日本におけるワイン造りの歴史は近代に入ってからだと思いますが、甲州というブドウ品種自体は平安末期には既にあったとされています。ヨーロッパ種と中国種の交配とされ、恐らく遣唐使などの使節によって持ち込まれたのだろうと想像します。正倉院の「瑠璃坏」などを見ると、ひょっとしたら奈良時代にはワインが持ち込まれていたかもしれないなどと思ってしまいます。「」というチーズのような乳製品はありましたしね。

 一方、マスカットベリーAの方ははっきりしており、「日本ワインの父」と呼ばれる川上善兵衛が1927年にアメリカ産のベリー種とヨーロッパ産のマスカット・ハンブルグ種を交配して生み出した品種です。

 いずれの品種も、フィニッシュが短く、酸味があり、果実味が穏やかという印象があります。そのため、ワイン単体で楽しむというより、料理と合わせたいワインです。甲州の方なら白身魚のお寿司、刺身、カルパッチョなど。マスカットベリーAなら赤身の刺身(カツオのたたきなどいいですね)か、照り焼きや味噌煮のような料理。以前から思っていたことですが、その土地のお酒と料理はなぜ合うようにできているのか?本当に不思議です、偉大な自然のなせる業としか言いようがありません。

 最後に、開催に際し、いつも多大なご尽力を頂いている株式会社横濱屋の山本社長、馬車道十番館の本多社長に心より御礼申し上げます。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

過去のセミナーレポートはこちら
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羊肉よう出る!ージンギスカン羊DEL(川崎)

2023年08月11日 | 食べ歩きデータベース


 JR川崎駅、京急川崎駅前の繁華街、砂子には思いの外ジンギスカン屋さんがたくさんあります。その中では駅から少し離れているのですが、「ジンギスカン羊DEL」というとても良いお店に出会うことができました。かなり人気のお店のようで、平日夜の早い時間でもあっという間に満席になってしまいます。それも頷ける、羊肉好きには大満足のお店でした。

 肝心の焼いている写真を撮り損ねてしまったのですが、ジンギスカンではポピュラーな、凸型の円形鉄鍋。肉から余分な脂が落ち、落ちた油で野菜を炒められるあのタイプです。



 まずお通しが嬉しい。羊筋煮込みでした。羊はもっと評価されてよいのに、と思います。



 メインのラムセットが来るまで、蒸し暑い夜にさっぱりとした「生ラムのたたき」。噛むほどに旨味の広がるたたきは生ビールとの相性抜群。



 このお店は希少なアイスランドラムにこだわっているそうです。9世紀、ノルウェー、スコットランド、アイルランドなどから入植者がアイスランドに家畜を持ち込みましたが、寒冷地であったため羊毛が採れる羊の放牧が盛んになりました。ヨーロッパ大陸から遠く隔絶した島であるため、アイスランドの羊は他の種と交配することがなく、1100年前の古代種が受け継がれているそうです。また、アイスランドは元々島の1/4が森林で覆われていましたが、入植者による伐採や恐らく牧羊自体も手伝って、今日イメージされるような、国土自体が草原地帯となってしまった経緯があるようです。そうした条件の下、羊たちは自然の中に放牧されて育ちます。そういう意味では、昔ながらの羊本来の美味しさが味わえるのがアイスランドラムということができるかもしれません。

 さて、写真のアイスランドラム食べ比べセットは、左から肉厚な肩ロース、大きなフレンチラック(肋骨を残したロース、高級部位)、さっぱりとしたモモ肉です。附属の粗塩とマスタードの他、塩味が穏やかでまろやかなアイスランド産の塩も別に小皿で出てきます。マスタードは使わず、塩の違いだけ楽しみました。肉は鉄鍋でミディアムレアに。柔らかくジュージー、かつボリュームもあり、自然と顔が綻びます。そしておすすめなのが、ラム肉とパクチーとの相性。こんなに合うものだとは思いませんでした。



 味付きマトンロース。最近マトンを出すお店が少なくなってしまったので、どちらかと言えばマトン派の僕としては嬉しいです。



 すでにお腹いっぱいでしたが、最後はレモンペッパーラム。焼いてもちゃんとレモンの香りが残り、本当に美味しいです。これもお勧めの逸品。

 このところ、それぞれ個性的な羊肉のお店に出会うことができています。その時々のシチュエーションに合わせて上手に羊を楽しみたいですね。

ジンギスカン 羊DEL(ヨーデル)



神奈川県川崎市川崎区砂子2-8-1-203



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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新鮮なお魚を豪快にー築地山加(相模原)

2023年08月10日 | 食べ歩きデータベース


 「海月」以来、4年振りの相模原です。この内陸の相模原で、新鮮なお魚をそれも豪快にいただけるお店、「築地山加」にお邪魔しました。お酒も豊富です。上の刺身盛り合わせ、ヒラメ、マダイ、シマアジ、イナダ、イカ、アワビ、クロムツ、マグロ大トロなど、来たときは感嘆の声を上げてしまいました。



 まずお通しから豪華で美味しかったですね。ホタテのマヨネーズ焼き。



 白バイガイ。運ばれてきた時動いて見えたのは、早くも酔っていたのか、それとも疲れていたのか…。



 意外だったのが、この長芋の漬物。驚きの旨味で、こんなに美味しいものだとは思いませんでした。



 中長茄子のステーキ。シンプルですが、茄子がとろとろとして、とてもジューシーになります。



 この蒸し暑い季節に最高、鱧の湯引き。普通、鱧というともっと固いイメージがあるのですが、丁寧に包丁を入れてあるためか、とても柔らかく仕上がっていました。



 こちらの生ウニと共に、鱧をノリで巻いて食べても美味しいです。



 前にもどこかで書いた気がしますが、金目鯛の煮付けを考えた人、ノーベル賞をあげたいです。



 厚焼き玉子、じゃこと一緒に。



 のどぐろは小ぶりでしたが、塩焼きは最高です。



 ご一緒した地元の方お勧めの揚げ出汁豆腐。中の豆腐が豆腐とは思えないほどねっとりとした、クリーミーな食感。確かにこれは驚きです。



 ホタテのバター焼き。そう言えばお店の方に「牡蠣好きですか?」と聞かれましたが、牡蠣はでなかったような…。



 潮汁。みんなそれぞれ入っている具が違うので、様々な魚やエビなどを贅沢に使って出汁を取っているのが分かります。お椀も大きくて、身体に沁みます。



 デザートはサツマイモのアイスクリーム。サツマイモ味のアイスではなく、バニラアイスの底に蜜が濃く、熱いサツマイモが入っています。バニアラアイスとサツマイモは相性が良く、冷たいアイスと熱いお芋のコントラストも良かったです。

築地山加



神奈川県相模原市中央区相模原2-9-1


※9月27日のgoo地図サービス終了に伴い、今回からgoogleマップに変更しました。

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2年ぶり総合格闘技観戦③―超RIZIN2(さいたまスーパーアリーナ)

2023年08月09日 | スポーツ観戦記


 15分の休憩を挟み、RIZINパートも残りタイトルマッチの3試合を残すのみとなります。第六試合は女子スーパーアトム級(49㎏)タイトルマッチ、伊澤星花選手vsクレア・ロペス選手。伊澤選手は現スーパーアトム級王者。2020年にMMAでデビューして以来、未だ無敗の選手です。一方、ムエタイをバックグラウンドとするベテランのロペス選手ですが、MMA転向後は、むしろ組んで強さを発揮しています。

 ところが、試合はあっという間。開始1分足らずで伊澤選手がタックルでロペス選手を倒すと、マウントをとりフロントチョークでタップアウト。鮮やかな試合運びで勝利を収めました。



 第七試合はバンタム級(61㎏)タイトルマッチ、フアン・アーチュレッタ選手vs扇久保博正選手。この試合は元々アーチュレッタ選手と朝倉海選手が対戦する予定でしたが、朝倉選手の負傷欠場により、40日という短い調整期間ながら扇久保選手に白羽の矢が立ちました。アーチュレッタ選手のバックグラウンドはレスリング、一方の扇久保選手はフルコンタクト空手です。身長差9㎝、体重差4㎏、アーチュレッタ選手有利の下馬評の中、扇久保選手がどれだけ食い下がることができるか?



 1Rからアーチュレッタ選手がプレッシャーをかけ、再三グラウンドに持ち込みます。2Rも組み合いが続きますが、圧力をかけ続けているのはアーチュレッタ選手。終盤、倒れた扇久保選手にアーチュレッタ選手が上からパンチを浴びせますが、ゴングに救われます。



 3R、扇久保選手は左右のパンチからタックルを仕掛けます。しかし、アーチュレッタ選手はそれを逃れ、逆に扇久保選手の背後を狙います。その後、背後から攻め続けアーチュレッタ選手優勢のまま試合終了。判定3vs0でアーチュレッタ選手の勝利。



 最後は、フェザー級(66㎏)タイトルマッチ、朝倉未来選手vsヴガール・ケラモフ選手。国内屈指の人気を誇る朝倉選手に対するのは、第四試合のムサエフ選手と同門のケラモフ選手。この試合では、ムサエフ選手もセコンドについていました。ケラモフ選手はフィジカルが強く過去18回の勝利の内、11回が1Rと序盤に無類の強さを発揮しています。一方、序盤さえ気をつければ、カウンターを当てるのが上手い朝倉選手が有利なのではという声も多くあったようでした。



 試合は、1R早々、ケラモフ選手が朝倉選手の足をとりテイクダウン。マウントポジションから肘攻撃。これを何とか逃れ、朝倉選手は立ち上がりますが、流れの中でケラモフ選手は朝倉選手の背後に回ります。



 そして背後からリアネイキッドチョークで締め上げると、身体を回して体重を喉元に集中させます。たまらず朝倉選手はタップアウト。あっという間の展開、恐れていたケラモフ選手の土俵に引きずり込まれてしまいました。

 今回、堀口選手vs神龍選手が無効試合という残念な点はあったものの、2年前に観戦した時より、質が高く、見応えのある好カードが多かったように感じます。海外のMMA団体とも今後一層交流し、日本の総合格闘技界が質的にもっと高まっていくと良いなと思います。

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2年ぶり総合格闘技観戦②―超RIZIN2(さいたまスーパーアリーナ)

2023年08月08日 | スポーツ観戦記


 Bellatorパートが終了し、以降のRIZINパートはリングで行われるため、ケージを天井に上げてリングを設置する作業が行われました。ケージを天井に吊るして(フライングケージ方式)、その後リングを設置するというやり方は世界初なのだそうです。

 ここで休憩に入りますが、海外放送との関係で何と1時間15分もの長い休憩。トイレに行くにも売店に行くにも人、人、人なので、飲まず食わずじっとしていました。



 RIZINパート第一試合は、58㎏級の伊藤裕樹選手vsヒロヤ選手。予想外と言っては失礼かもしれませんが、今回の中で最も見応えのある試合でした。

 1R、序盤からヒロヤ選手が果敢に攻めます。足を取りに行ったり、背後に回ったり、コーナーに詰めたりと再三攻勢に出ますが、一方の伊藤選手も打撃やカウンターでギロチンを狙うなどして応戦。激しい攻防に観客も沸きます。

 2R、伊藤選手の打撃にもヒロヤ選手は怯まずタックルに行きます。その後も再三バックを狙いますが、後半は伊藤選手が打撃で攻勢に出、形勢が逆転します。



 3R、伊藤選手がヒロヤ選手をコーナーに詰め、連打からヒザ、そしてテイクダウンに持ち込みます。伊藤選手はチョークを狙いますが、ヒロヤ選手はそれを逃れスタンディングに戻ると、伊藤選手の背後に回り、ジャーマンスープレックス。館内がどよめきます。それでも形成は伊藤選手有利の展開。結果は、2vs1で伊藤選手の勝利となりましたが、ヒロヤ選手の気持ちと根性がこちらにも伝わる好試合でした。



 第二試合は84㎏級、阿部大治選手vsイゴール・タナベ選手。前の試合が58㎏級だったので、非常に大きく見えますね。23歳のタナベ選手はブラジル出身ですが、6歳で来日しており、試合後のインタビューもポルトガル語、英語、日本語の3ヶ国語を使いこなしていました。一方の阿部選手のバックボーンは柔道ですが、キックボクシングの経験もあり、打撃にも定評があります。



 1R、序盤は阿部選手が的確なパンチを当てていたのですが、終盤、タナベ選手は阿部選手の打撃の一瞬のスキを突き、足をとります。そして逃れようとする阿部選手の動きを利用してのヒールホールド。180㎝71㎏の阿部選手の全体重が左足の脛にかかる形となり、見るからに痛そうでした。バーバルタップアウトでタナベ選手の勝利。



 第三試合61㎏級、瀧澤謙太選手vs太田忍選手。太田選手は言わずと知れたリオ五輪のレスリング銀メダリスト。2年前に観戦したRIZIN26での所英男選手との対戦がMMAデビュー戦でした。瀧澤選手もバックボーンはレスリングですが、MMAに転向してから10年のキャリアがあります。同じくRIZIN26では、佐々木憂流迦選手と対戦し、3R判定で敗れています。



 1R序盤、空手の経験もある瀧澤選手が後ろ回し蹴りで場内を沸かせます。しかし、背後をとった太田選手がさすがアマチュアレスリングの五輪銀メダリストと思わせるジャーマンスープレックス。その後も瀧澤選手の背後に回ったままコーナーに詰めると、背後からパンチそしてヒザの連打。レフリーストップによるTKOで太田選手の勝利。



 第四試合は71㎏級、2019年RIZINライト級GP優勝のトフィック・ムサエフ選手vsパンクラス現役王者のベテラン、アキラ選手。ムサエフ選手とファイナルのケラモフ選手はアゼルバイジャン出身。11月にはRIZIN初の海外開催がアゼルバイジャンの首都バクーで行われるそうで、アゼルバイジャン国会副議長と在日大使も来場していました。格闘技を通じて、両国の交流が深まると良いですね。下馬評はムサエフ選手有利ですが、アキラ選手は身長で11㎝劣るものの、打撃に活路を求めます。



 しかし1R、ムサエフ選手の方が身長差を活かした強烈なストレート。さらに中段の前蹴り、三日月蹴りとアキラ選手を入れさせません。むしろ、アキラ選手がよく耐えているなという印象でした。アキラ選手は懐に入らなければならない分、正面に立ち過ぎており、そこにムサエフ選手がパンチの猛攻を浴びせます。

 2Rに入っても激しい打撃戦。アキラ選手は果敢にパンチを繰り出しますが、ムサエフ選手に躱されます。逆にムサエフ選手が左右の連打。最終的には左フックでアキラ選手を沈めムサエフ選手の勝利。力量差もあったのかなと思います。



 第五試合は70㎏級、パトリッキーの弟、パトリシオ・ピットブル選手vs鈴木千裕選手。これは番狂わせと言って良い試合となりました。パトリシオ選手は、現Bellatorフェザー級王者。一方の鈴木選手はキックボクシングをベースに破壊力のあるパンチに定評があります。



 ピットブル選手もパワーはありますが、オールラウンドなピットブル選手に対し、自分のスタイルである打撃戦に活路を見出したい鈴木選手は1Rから徹底したボクシングスタイルで臨みます。時折見せるミドルキックはリスキーかなと思いましたが、基本的には恐れることなく体重を前に乗せ、パンチを繰り出していきます。自分の強みを信じる心、前へ出る勇気がこちらにも伝わってきました。徹底して連打を繰り出し、ついにはパトリック選手をとらえ、何と2分32秒でKO勝利。会場が最も興奮の坩堝と化した瞬間だったのではないでしょうか。

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2年ぶり総合格闘技観戦①―超RIZIN2(さいたまスーパーアリーナ)

2023年08月07日 | スポーツ観戦記


 7月30日、さいたまスーパーアリーナに2年前の大晦日以来となる総合格闘技「超RIZIN2」の観戦に行ってきました。

 今回の「超RIZIN2」は、アメリカの総合格闘技団体「Bellator MMA」との共同開催。前半はBellatorパートとして行われるため、リングではなくケージになっています。前半のファイナルでは、Bellatorライト級ワールドグランプリ1回戦の最終試合が日本で見られ、またセミファイナルでは新設されたフライ級王座めぐる、堀口選手と神龍選手とのタイトルマッチも組まれています。



 僕は3階S席で観戦したのですが、思いの外よく見えますし、グラップリングの時は目の前にモニターがあります。選手入場の際にファイヤーフレームが上がるのですが、その度に熱波がこちらまで伝わってきます。轟音は前回の経験があったので、慣れました。



 さて、初戦はウェルター級アンドレイ・コレシュコフ選手vsロレンズ・ラーキン選手。コレシュコフ選手は元Bellator王者。しかし、3年前の対戦時はラーキン選手が判定勝ちしているそうです。双方、打撃系を得意とするストライカー。それだけに組んだ時が見ものだったのですが、コレシュコフが再三テイクダウンをとったり、ラーキン選手を金網に詰めたりするものの、都度ラーキン選手が逃れる展開。3R、一進一退でしたが、コレシュコフ選手の方がパンチがまとまっていたのと、3Rにはラーキン選手はややスタミナが切れたように見えました。結果は2‐1の判定でコレシュコフ選手の勝利。



 第二試合は一転してレスラー対決。バンタム級のマゴメド・マゴメドフ選手vsダニー・サバテロ選手。序盤、サバテロ選手がマゴメドフ選手の背後をとりますが、マゴメドフ選手が振り払って逃れます。その後、サバテロ選手は度々タックルを仕掛けますが、一方のマゴメドフ選手はカウンターで相手の喉を絞める、もしくは抑えるチョークを狙います。最終的にはマゴメドフ選手のギロチンチョーク(相手の首を抱え、てこの原理で喉を絞めあげる技)が極まり、1R勝利。全体としては、小さいマゴメドフ選手の方が終始有利なように見えました。



 第三試合は女子フライ級、渡辺華選手vsヴィタ・アルテイガ選手。渡辺選手は元柔道、対照的にアルテイガ選手は打撃系を得意とする選手。アルテイガ選手はグラップリングも苦手ではないそうなのですが、観戦した限りでは力量差があるように見えました。1Rはアルテイガ選手が的確にパンチを当て、距離を取ります。しかし、終盤に渡辺選手がテイクダウンをとります。

 2R、タックルを狙っているせいか、渡辺選手のガードが下がっているように見えました。一方のアルテイガ選手もタックルを警戒してか、思い切って前に踏み込めません。



 3R、打ち合う気マンマンのアルテイガ選手。一方、渡辺選手もジャブで間合いを図りつつタックルの隙を伺います。ところが、一瞬の隙を突き、アルテイガ選手が渡辺選手の首を抱えてグランドに持ち込みます。アルテイガ選手が上からパンチを浴びせかけているところで試合終了。僕にはアルテイガ選手有利に見えましたが、判定は全て1点差の僅差ながら3‐0で渡辺選手が勝ちました。



 第四試合は個人的に今回一番楽しみにしていた堀口恭司選手vs神龍誠選手。2年前は朝倉海選手との対戦を見ましたが、バックボーンが伝統派空手ということもあり個人的に応援している選手です(そういう意味では全空連の全日本チャンピオンで地元横浜出身の五明宏人選手も応援しています)。

 超RIZIN2全体で見ても屈指の注目度だったと思いますが、試合は開始早々、堀口選手の指が神龍選手の右目に入ってしまい、試合続行不能ということでわずか25秒で無効試合に。仕方のないこととはいえ、非常に残念でした。



 第五試合は、Bellatorライト級ワールドグランプリの1回戦として行われる、パトリッキー・ピットブル選手vsホベルト・サトシ・ソウザ選手。「ピットブル(闘犬用の犬種)」はやはり愛称で、本名はフレイレみたいですね。バックボーンはブラジリアン柔術ですが、打撃も強い選手。一方のソウザ選手もバックボーンはブラジリアン柔術。18歳で日本に移住していることから、ミドルネームの「サトシ」で親しまれている様子が伺えました。身長は写真からも分かるように、ピットブル選手170㎝に対し、ソウザ選手180㎝と10㎝の差があります。

 1Rから両者激しく打撃の応酬。特にパトリッキー選手(後で弟のパトリシオ・ピットブル選手が登場しますので、以降パトリッキー選手と呼びます)は、パンチの他、飛び膝蹴り、カーフキック、後ろ回し蹴りなど多彩な蹴り技も繰り出し、見ている方も息つく暇がありません。

 2R、全体としてはパトリッキー選手がプレッシャーをかけ続ける展開。終盤、パトリッキー選手の飛び膝蹴りがソウザ選手の顎に入り、ソウザ選手ダウン。観客もどよめきます。

 3R49秒、パトリッキー選手のカーフキックが極まり、ソウザ選手再びダウン。パトリッキー選手が追撃に向かいますが、レフリーがストップをかけTKO。少し力量差があったのかなという印象でした。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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夏本番!創作和食と日本酒の会

2023年08月03日 | ワイン・日本酒・ビール


 関内・太田町2丁目を通る太田町通りは、素敵なお店ばかりが立ち並ぶグルメスポットだと個人的に思っています。7月28日、その中にある「和創作いろは」さんで開催された日本酒の会にお邪魔してきました。

 蒸し暑い夏、冷たい日本酒が美味しい季節です。個性豊かな日本酒とのマリアージュを考えた、これまたユニークな創作和食。とても楽しみです。



 初めは、涼しげな「夏野菜と雲丹のジュレ」



 合わせるのは岩手・川村酒造の、「よえもん 夏ぎんが 純米吟醸 直汲み生原酒」。「直汲み」というのは、搾りたてのお酒をそのまま瓶詰めすることをいい、そのため微発泡感が感じられます。爽やかな中にも良い意味で軽い苦みを感じます。



 続いて「鰹と揚茄子の黄身醤油」。さっぱりとした鰹と揚茄子が合わさり、しっかりとした食べ応え。それに鰹にコクのある黄身醤油を合わせるなんて、初めての経験です。尤も、つくねのタレと黄身は一般的にありますから、あり得る組み合わせではあったわけです。それにしても、この相性は良い。



 力強いものに力強いものを当てる組み合わせ、福井・三宅彦衛門酒造の「早瀬浦 山廃純米盛夏の搾りたて生原酒」。先ほどの与右衛門は14度でしたが、一気に上がってこちらは18度。因みに、「早瀬浦・極辛純米酒」は、10年前に今はなき「だるま鮨」さんでいただきました。



 三品目は「酒盗とブルーチーズの茶わん蒸し」、ブルーチーズがほんのり香り、酒盗の塩味が味わいに厚みを持たせる、酒呑みのための一品と言えます。すでに創作和食の虜。

 今度は一転してやわらかで芳醇な、滋賀・松瀬酒造の「松の司 生酛純米酒」。酒盗とブルーチーズのニュアンスが、ふくよかなお酒を伝って口の中に広がっていきます。



 そして一転して再びさっぱりと。「サザエともずくの酢の物」、ワカメではなくもずく。合わせるのは「隆(りゅう)純米吟醸生酒」。地元神奈川県足柄・川西屋酒造店のお酒。川西屋酒造店さんの「丹沢山 低アルコール純米生原酒 金魚ラベル」は、以前ご紹介しました(写真が「みむろ杉」と逆になっています、ご容赦ください)。

 酢の物の酸味に米の甘みと旨味が感じられるやわらかな日本酒。中盤で少しゆっくりと夏を感じます。



 特性海老焼売と島根・旭日酒造の「十旭日(じゅうじあさひ)純米無濾過生原酒 五百万石」。再び力強い辛口のお酒。「十旭日 19BY山田錦火入熟成」は10年前にご紹介しました。瓶の肩に「五百万石七〇」とあるのは、五百万石という酒米で精米歩合70%ということです。島根県は、石見・出雲・隠岐合わせても35万石ぐらいだったでしょうから。



 ザ・夏、「鱧とアスパラの天婦羅」。アスパラを鱧で巻いた天婦羅です。これに合わせたのは、「鶴齢 特別純米 爽醇」。ラベルの柄も涼を感じさせる銀色。鶴齢はこのブログで度々取り上げていますし、4年前には醸造元の新潟・青木酒造さんを招いての試飲会にも参加しました。

日本酒、だって夏じゃない-花津月(山下町)
だるま鮨-夏に合う日本酒

 夏限定で、「爽醇」の名の通り、酸味が爽やかな夏向けのお酒。アルコール度数も14度で、天然水のようにさらりとしています。



 こちらは意外な組み合わせのようにも感じました。「山形豚肩ロースの串焼」。クミンと刻んだ青唐辛子でしょうか?香辛料を効かせたしっかりとした食べ応えの豚串に合わせたのは、富山・王祿酒造の「王祿 出雲麹屋 純米にごり」。しかし、この微発泡した乳酸飲料のようなお酒が、実はがっつり系の串焼きに良く合いました。



 締めは「モロコシと釜揚げシラスご飯」。最後のお酒は京都・松本酒造の「澤屋まつもと 純米酒」。こちらも限定ブランドで、爽やかなさっぱりとした辛口のお酒。これも夏らしいお酒でした。

 素晴らしい会でしたが、何より創作和食の虜になりました。また近いうちにお邪魔したいと思います。

和創作いろは



神奈川県横浜市中区太田町2-30 田中ビル1階



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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2023年7月アクセスランキング

2023年08月01日 | 人気記事ランキング


 8月は誕生月です。ついに50歳になります。10年前、2013年7月のアクセスランキングはどうだったのでしょう?振り返ってみると、以下の通りとなっています。

【2013年7月アクセスランキング】
1 エコノミーとエコロジーの語源
2 キックオフミーティング2013を開催しました
3 第36回YMSを開催しました
4 愛嬌酒場えにし-また夏に合う日本酒を
5 【WBN】天荒を破る経営
6 鷲林寺(じゅうりんじ)
7 久村俊英さんの超能力を目撃してきました
7 南禅寺②
9 南禅寺①
10 南禅寺③

 この時には既に、1位:「エコノミーとエコロジーの語源」、7位:「久村俊英さんの超能力を目撃してきました」がトップ10に名を連ねていますね。ところが、10年後の7月は、その常連記事に大変動が起こりました。

3位:「久村俊英さんの超能力を目撃してきました」(38ヶ月連続)
4位:「Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子」(22ヶ月連続)
7位:「初めてのスカイバーカウンター-日本プロ野球2019 横浜vs中日10回戦」(5ヶ月連続)

何と102ヶ月連続でトップ10内を維持した「エコノミーとエコロジーの語源」がついに圏外(13位)。「『上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会』」に参加してきました」も連続記録が8ヶ月で途絶えました(15位)。

 7月は色々と特徴的でした。まず、ここ数年の中では個々の記事へのアクセスが多かったこと。10位の記事でも、普段なら5位か6位には入れるアクセス数でした。また、野球(ベイスターズ)の記事は意外とトップ10入りしなかったのですが、今回はシーズンになるとランクインする「初めてのスカイバーカウンター-日本プロ野球2019 横浜vs中日10回戦」の他、「バウアー、ブチギレ!ターニングポイントにできるか?―日本プロ野球2023 横浜vs中日10回戦」が9ヶ月ぶりにトップページを抑えての1位。さらに、「3位転落、それ以上に…-日本プロ野球2023 横浜vs広島14回戦」も10位と、3つも入りました。これは非常に珍しいことです。

 5位:「この界隈で人気の焼き鳥屋さんのようです-吾一 堂山店」は前月に続き2ヶ月連続のランクイン。その他は、7月に投稿した記事が軒並み入りました。

1 バウアー、ブチギレ!ターニングポイントにできるか?―日本プロ野球2023 横浜vs中日10回戦
2 トップページ
3 久村俊英さんの超能力を目撃してきました
4 Yema(イェマ)-フィリピンのお菓子
5 この界隈で人気の焼き鳥屋さんのようです-吾一 堂山店
6 美味しい羊を手軽にたっぷりとージンギスカンえいじん(野毛)
7 初めてのスカイバーカウンター-日本プロ野球2019 横浜vs中日10回戦
8 横浜サーキュラーエコノミーシンポジウムでお話しさせていただきました
9 地域自立・自走の人づくり、仕組みづくり-第152回YMS
10 3位転落、それ以上に…-日本プロ野球2023 横浜vs広島14回戦

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