4月27日、デザイナーで『工場へ行こう!』の著者でもある高橋正美先生に弊社秦野工場へお越しいただきました。遠いところまでありがとうございました。
中小企業の工場が立ち並ぶ東京都墨田区育ちの高橋先生は、幼少の頃から地元の工場に出入りするのが大好きだったそうです。襤褸の中で遊ぶのが好きだったぼろ屋育ちの僕もその点では似たような思い出があり、相通じるものがありました。
工場といっても、1基のベルトコンベアと梱包機を除いてはこれといって設備と呼べるようなものはなく、あくまで人手が基本となるのがぼろ屋の工場です。しかし、どんな分野でも中小の工場は限られた敷地や設備の中で配置や方法を独自のやり方で工夫しており、それを見るのが楽しいと先生はおっしゃっていました。
自分たちの当たり前が、客観的な目にはどのように映ったのか、後日改めて伺ってみたいと思います。
工場へ行こう!!―デザインを広げる特殊印刷の現場 | |
高橋 正実,デザインの現場編集部 | |
美術出版社 |
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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