![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/3a/87614d051a162683e266e1522433f8d2.jpg)
4月4日の夜も更けて。この日出会ったどなたの口からも出てきたバーが、こちらのK6。開店して今年で29年、地元では知る人ぞ知るお店のようです。
冒頭からいきなり変わったエチケットのボトルを挙げましたが、こちらは小学館との共同で生まれた、漫画のキャラクターをテーマにしたウィスキーです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/13/f7402090768cc9ad737f1ff80d34cad5.jpg)
時間もだいぶ遅かったのと、既に相当飲んでいたのでウィスキーを軽く。まずは、グレンアラヒー(GLENALLACHIE、ゲール語で「岩の谷」)200Sシングルカスク。アルコール度数56.9%、珍しい栗の樽を使っているそうです。クリームのようなまろやかさとワインを思わせる甘みがあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/48/4b41540a46816adfdd0a6ce4a5c7ac5c.jpg)
一転してピーティーなアートセッション・アンリミテッド シークレットアイラ14年へ。絵画のようなエチケットが美しい。アルコール度数は53.3%。モルト由来の甘みとカリラらしいピート香。樽のチャー由来なのか若干の焦げ臭さを感じます。空気を含ませるにつれて落ち着きが出、甘味と塩味のバランスが良くなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/b4/1a5db8c961212105324097b537f8f2ed.jpg)
注目の厚岸蒸留所から、厚岸-啓蟄。厚岸はウィスキーとしてリリースされる前のニュースピリッツしか飲んだことがなく、この度初になります。飲んだ順番が悪かったのかもしれませんが、「日本で本格的なアイラモルトを」ということで始まったにしては、肝心のピート香や塩味が大人しかったように思います。むしろ、時間が経つにつれてどんどん甘みが強くなっていったような。アルコール度数55%、バランスの良いジャパニーズウィスキーという印象。尤も相当飲んでいたので、舌がバカになっていた可能性も否めません。
最後はフローズン・アレクサンダーで締めたのですが、写真を撮り忘れてしまいました。京都でゆったりとした時間を過ごすことができました。
BAR K6
京都府京都市中京区東生洲町481 ヴァルズビル2階
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ny_kimono_m.gif)