11月21日、WBN(
早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会に出席してきました。
今回は、日経ビジネス2012年10月8日号の特集「日本を救うベンチャー企業100」にWBNの会員から二社が選出されたことを記念して、「第一回ベンチャー企業のプレゼン大会」と題し、ベンチャー企業4社からの事業紹介がありました。
トップバッターはWBN理事でもある清水隆志さんより、相続手続必要書類の取得代行サービスを行っている
アイポイント株式会社の紹介がありました。
現在、相続の専門家とされる税理士・弁護士・司法書士の数に対して、相続の申告者数は圧倒的に少ない状態にあるのだそうですが、これが平成27年からの相続税改正によって基礎控除額が大幅に引き下げられるため、申告件数の激増が予想されるそうです。それに対して、経験豊富な専門家が逆に不足する恐れがあり、依頼人が本当に望む相続のアドバイスをする必要性が高まっているというお話でした。
続いて、千住・エドワード・洋さんより、クラウド名刺管理サービス「Linkknowledge」と「Eight」を提供している
三三株式会社の紹介がありました。多くのビジネスマンが直面する、大量の名刺管理。これをクラウド上で簡単に管理するだけでなく、SNSのようにユーザー同士をつなげて発展させるという、非常に興味深い仕組みでした。言われてみれば、僕も名刺の持つ潜在能力を全然活用できていないと思いました。
三番目は、
第20回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)の講師としても来ていただいたことのある、高山純一さんより、最新理論に基づき、アンチエイジングや肩こり、腰痛の解消を目的としたエグゼクティブ向けのトレーニングを開発・提供している、
株式会社ロコムーブの紹介がありました。
僕はこの手のお話が結構好きなのですが、アメリカで行われた非言語行動の実験によると、被験者に2分間力強い姿勢をとらせ、その後ギャンブルに参加させたところ、そうでない場合に比べ、リスクをとる割合が高まったのだそうです。また、被験者の唾液を分析したところ、テストステロン(いわゆる男性ホルモン)が増加し、コルチゾール(ストレスに対抗して分泌されるホルモン。増えすぎると免疫力の低下や鬱などの原因ともなります)が減少したそうです。つまり、姿勢は身体や見た目ばかりでなく、精神にも好影響を与えるということです。
最後に、坂西優さんより、高品質なウェブサイトの多言語化サービス「
WORLD JUMPER」を提供している、
八楽株式会社の紹介がありました。
WORLD JUMPERについては、2年前に当ブログでもご紹介したことがありますが、その時は多言語対応のアニメグッズサイトでした。それからわずか2年で大変な進化を遂げておられると思いました。
いずれの皆さんも、様々な問題に直面しながら、物凄いスピードで変化を遂げておられるという点で共通していました。大変刺激の多い、密度の濃い時間でした。ありがとうございました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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