窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

ヨコハマ・グッズ001第15期審査会がありました

2012年11月29日 | リサイクル軍手の世界


  11月28日、ヨコハマ・グッズ001の第15期審査会がありました。

  ヨコハマ・グッズ001(ヨコハマグッズゼロゼロワン)とは、二年に一度の審査会で認定された横浜ブランド商品の総称です。弊社の「特殊紡績手袋よみがえり マリアージュ」は2年前の第14期よりヨコハマ・グッズ001に認定され、その際は審査員特別賞をいただくことができました。また、横浜市のHPより動画も公開されています。



  ヨコハマ・グッズ001は横浜市公認の「ヨコハマ土産」がずらり。上の写真は日頃お世話になっている一品香さんの「横浜ラーメン」(右)とロイヤルウィングさんの「皇翼シリーズ・中華そば」です。



  この度、「特殊紡績手袋 よみがえり マリアージュ」はパッケージを一新しました。第26回YMSの講師としてもお越しいただいたことのある、デザイナー高橋正実先生と1年以上の検討を重ね、白と黒を基調に、マリアージュから「つながり」を象徴するエンゲージリングと横浜をイメージした「波」をあしらっています。裏面では、衣類をリサイクルして生まれた「特殊紡績手袋よみがえり マリアージュ」の特徴なども分かるようになっておりますので、ぜひご覧いただければと思います。

  まだ審査結果は出ておりませんが、引き続き「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズをよろしくお願いいたします。

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ふれあい地域清掃で"よみがえり"

2012年11月28日 | リサイクル軍手の世界


  去る11月22日、横浜市神奈川区にある国道1号線、せせらぎ緑道、子供わんぱく広場を清掃する、「ふれあい地域清掃」にお邪魔してきました。

  ふれあい地域清掃は、年二回、横浜市立三ツ沢小学校の児童の皆さんが行っている地域清掃活動で、15年以上も続いているのだそうです。

  この清掃活動に、弊社の「特殊紡績手袋 よみがえり」、「特殊紡績手袋 よみがぁ~る」を使っていただきました。美化運動は地域のよみがえり、こういう場面で使っていただけて大変嬉しいです。



  それにしても、驚くほどのごみの量です。日頃からきれいな地域でありたいですね。

  三ツ沢小学校の皆さん、寒い中本当にお疲れ様でした。

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清道石氷庫

2012年11月25日 | 史跡めぐり


  清道石氷庫は、韓国で文化遺産に指定されている6つの氷室のうちの一つです。文字通り冬に切り出した氷を夏のために貯蔵しておく貯蔵庫で、李氏朝鮮第19代粛宗(1661-1720)によって造られました。



  アーチ型をした天井に、長さ14.75メートル、幅5メートルの長方形の石蔵。内部へは階段で降りられるようになっており(かなり急なので、降りない方が無難だと思います)、底は傾斜になっていて、水を排出する排水溝がついています。

  奥に見える石碑は、粛宗39年(1713年)に建てられたもので、この氷室が造られた経緯や完成した日付などが刻まれているそうです。

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金首露王陵

2012年11月24日 | 史跡めぐり


  金首露王陵は現在の韓国・慶尚南道金海市にあったとされる金官伽耶国(史書により駕洛国、金官加羅、任那加羅)の始祖、金首露王の墓とされている、直径22メートル、高さ6メートルの円墳です。武官、文官、馬、羊、虎などの石像に特徴があります。



  金官伽耶国は中国の史書「魏書東夷伝倭人条」に登場する「狗邪韓国」が前身とされ、はっきりとしたことは分かっていませんが、1世紀頃からこの地域に栄えた鉄器文化を持ち、3世紀頃に成立した国ではないかと考えられています。532年、10代仇衡王の時、新羅の攻撃によって滅亡しました。



  ところで、韓国で一番多い姓は「金」ですが、首露王はその金姓の中でも最大の本貫(同一父系氏族集団)とされる金官金氏(金海金氏)の祖となっているのだそうです。

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清道邑城

2012年11月23日 | 史跡めぐり


  韓国・清道でぶらりと城跡に立ち寄ってみました。城というより小さな砦と言った方がいいかもしれません。



  ここ清道邑城は、初め高麗時代(918-1392)に造られた泥と石積みの砦でしたが、その後李氏朝鮮(1392-1910)14代国王宣祖(1552-1608)の時代にソウルと東莱を結ぶ幹線道路を防備するために強化されました。その後、23代国王純祖(1790-1834)の時代に周囲1.88km、高さ1.65mの野面積み城壁と東西北の三箇所に門を備えた砦となりましたが、その後崩壊し、門も焼失してしまいました。



  現在残るのは一部を再建したものですが、写真を見て分かるとおり、かなり低い城壁です。以前ご紹介した、御所ヶ谷神籠石(7世紀)と比べても、かなり小さいと分かります。しかし、実際の高さは1.65mとさらに低く、僕の身長よりも低かったわけですから、せいぜい馬が飛び越えるのを防ぐことを目的とした石塁程度のものであったと思われます。



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【WBN】第一回ベンチャー企業のプレゼン大会

2012年11月22日 | WBN情報


  11月21日、WBN(早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会に出席してきました。

  今回は、日経ビジネス2012年10月8日号の特集「日本を救うベンチャー企業100」にWBNの会員から二社が選出されたことを記念して、「第一回ベンチャー企業のプレゼン大会」と題し、ベンチャー企業4社からの事業紹介がありました。



  トップバッターはWBN理事でもある清水隆志さんより、相続手続必要書類の取得代行サービスを行っているアイポイント株式会社の紹介がありました。

  現在、相続の専門家とされる税理士・弁護士・司法書士の数に対して、相続の申告者数は圧倒的に少ない状態にあるのだそうですが、これが平成27年からの相続税改正によって基礎控除額が大幅に引き下げられるため、申告件数の激増が予想されるそうです。それに対して、経験豊富な専門家が逆に不足する恐れがあり、依頼人が本当に望む相続のアドバイスをする必要性が高まっているというお話でした。



  続いて、千住・エドワード・洋さんより、クラウド名刺管理サービス「Linkknowledge」と「Eight」を提供している三三株式会社の紹介がありました。多くのビジネスマンが直面する、大量の名刺管理。これをクラウド上で簡単に管理するだけでなく、SNSのようにユーザー同士をつなげて発展させるという、非常に興味深い仕組みでした。言われてみれば、僕も名刺の持つ潜在能力を全然活用できていないと思いました。



  三番目は、第20回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)の講師としても来ていただいたことのある、高山純一さんより、最新理論に基づき、アンチエイジングや肩こり、腰痛の解消を目的としたエグゼクティブ向けのトレーニングを開発・提供している、株式会社ロコムーブの紹介がありました。

  僕はこの手のお話が結構好きなのですが、アメリカで行われた非言語行動の実験によると、被験者に2分間力強い姿勢をとらせ、その後ギャンブルに参加させたところ、そうでない場合に比べ、リスクをとる割合が高まったのだそうです。また、被験者の唾液を分析したところ、テストステロン(いわゆる男性ホルモン)が増加し、コルチゾール(ストレスに対抗して分泌されるホルモン。増えすぎると免疫力の低下や鬱などの原因ともなります)が減少したそうです。つまり、姿勢は身体や見た目ばかりでなく、精神にも好影響を与えるということです。



  最後に、坂西優さんより、高品質なウェブサイトの多言語化サービス「WORLD JUMPER」を提供している、八楽株式会社の紹介がありました。WORLD JUMPERについては、2年前に当ブログでもご紹介したことがありますが、その時は多言語対応のアニメグッズサイトでした。それからわずか2年で大変な進化を遂げておられると思いました。

  いずれの皆さんも、様々な問題に直面しながら、物凄いスピードで変化を遂げておられるという点で共通していました。大変刺激の多い、密度の濃い時間でした。ありがとうございました。

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清道ワイントンネル

2012年11月22日 | ワイン・日本酒・ビール


  清道ワイントンネルは、朝鮮半島最初の鉄道である京釜鉄道(1905年開通)のトンネル跡地をワイン保存庫として利用したものです。



  ワインと言っても、ここ韓国・清道は柿が名産で、保存されているのは何と柿のワインです。2006年にオープンし、韓国ドラマ「テロワール」の舞台となったことから、若い人たちに人気のデートスポットなのだそうです。また、ここの柿ワインは、李明博大統領の就任式や2005年に釜山で開催されたAPECでも乾杯酒として用いられたそうです。

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  トンネルの中は一年を通じて気温約15度、湿度約60~70%に保たれ、ワインの熟成に適しています。入ってみると、確かに生温かく、湿気を感じます。逆に真夏に入れば、かなり涼しく感じられるでしょう。

 

  お土産として様々なワインが販売されていますが、どれも柿のワインです。試飲もできます。



  柿のワインとは珍しいので、レギュラーの甘口ワイン(2007年)を試飲してみました。アルコールは12度、なるほど柿と思わせる香り、デザートワインのような厚みのある甘味があります。柿が元々タンニンが豊富なためか、思いのほかしっかりとしていました。個人的には少々甘すぎたので、お土産は辛口のワインにしました。

  このトンネルは1937年に南省峴トンネルが開通して以降閉鎖され、朝鮮戦争時(1950-1953)には軍需物資の輸送ルートとして、その後は1960年代まで国道として使われていました。

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アルベール・ビショー・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・ノンフィルター 2012

2012年11月21日 | ワイン・日本酒・ビール


  先週はブログを更新できなかったので今更なのですが、15日のボジョレー・ヌーヴォー解禁日にワインを飲みました。どちらかと言うと熟成感のあるワインが好きな僕は、毎年ボジョレー・ヌーヴォーをわざわざ飲むという習慣はなかったのですが、今年はたまたまワインが当たったので家で家族と乾杯したというわけです。

  2007年頃でしたか、目黒八芳園で開催された「ボジョレー・ワイン会」に行き、そこで様々な熟成年数のワインを試飲したことがありますが、その時もやはり新酒は物足りないという印象がありました。ですから、ボジョレー・ヌーヴォーを敬遠していたという面もあります。

  しかし、久し振りに飲んでみると、そんなに悪くありません。華やかな香りに、新酒らしいフレッシュな口当たり、少々強い酸味。チーズ、オレンジケーキ、それに干し柿を合わせてみましたが、そこそこ良く合いました。さらに一日置くと、酸味が落ちつく一方で果実味が出てきて安定感が感じられるようになりました。

  あまり先入観にとらわれず、たまには嗜好を変えてみるのも良いものだと思いました。

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FRN20周年記念の会

2012年11月20日 | リサイクル(しごと)の話


  11月17日、当ブログでもおなじみのFRN(ファイバーリサイクルネットワーク)さんの20周年記念の会に参加させていただきました。FRNさんは、全国に先駆け、衣類回収や各種イベント等で得た収益金の一部を基金として積み立て、国内外の支援や災害緊急支援等をしていらっしゃる団体で、これまでの支援金額は実に1,156万円にのぼります。当社はその立ち上げ期からずっと長いお付き合いをさせていただいております。



  第一部は「20周年記念の会」。初めに、服部代表よりFRN20年の歩みについてお話がありました。20年という長い年月にあって、積もる話もおありではなかったかと思うのですが、いずれ時間の制約なく詳しいお話を伺いたいと思います。



  つづいて、弊社代表取締役会長の中野聰恭より設立時のエピソードなどの話がありました。



  さらに僭越ながら僕が...。僕はこの仕事を始めてようやく11年といった程度ですので、知る限りこの10年のお話と、今日だからこそますます輝きを増す、FRNさんの存在意義について、思うところを率直にお話させていただきました。

 

  つづいて、各地区を代表し、阿部貴紅子さんと黒柳市枝さんより、回収拠点の風景について写真を交え紹介がありました。滅多に伺うことのできない現場の貴重なエピソードが満載で、大変勉強になりました。

  

  第二部は交流会。3つのグループに分かれ、「FRNのこれからの夢」についてディスカッションが行われました。皆さん非常に前向きで、何か面白いことをしたいという意欲が非常に現れており、会場も笑いが絶えませんでした。一方で、当社に対する厳しいご意見も。しかし、こうした率直に意見交換できる関係こそ、20年の礎になっているものだと思います。貴重なご意見、ありがとうございました。



  最後に、アジアの女性と子供ネットワークさんへ、服部代表より寄付金贈呈が行われました。同団体さんは、タイの山岳部に学校を建設する活動を13年前よりされているそうですが、その最初の学校の卒業生がその後苦学して大学を卒業し、今回新たに建設された学校の教師として戻ってこられたそうです。感動的なお話でした。

  生憎の雨模様でしたが、「設立総会のときも大荒れだった」と皆さん明るく笑っておられました。これからもますますのご活躍を祈念いたしております。

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第27回YMSを開催しました

2012年11月19日 | YMS情報


  更新が遅くなり、誠に申し訳ございませんが、11月14日第27回YMSを開催しました。



  今回の講師は、経営コンサルタントとしての豊富な経験を持ち、かつ公認の登山ガイドでもいらっしゃる、公認会計士の守岡伸彦さん。『登山に学ぶ意思決定論 -何故、遭難事項は起きたのか-』と題し、2009年に起こった夏山遭難事故をつぶさに追いつつ、意思決定のどこに問題があったのかをディスカッションしました。



  2009年当時、僕はその遭難事故について良く知りませんでしたが、事実を知れば知るほど、このような悲劇が起こった背景には、登山中の意思決定の問題ばかりでなく、登山ツアーそのものが抱える構造的問題、さらにはそのような構造を助長した社会的背景が複雑に絡み合っていることが分かりました。しかも、今回のYMSが行われたちょうど1週間前に起きた万里の長城での遭難事故も、国内外の違いこそあれ基本的には全く同じ構造の中で起こっていたということが分かり、背筋が寒くなりました。

  しかしながら、その構造的問題というのは、何も登山ツアーというケースに限ったことではなく、我々が日々直面している、様々な業界にも同様に存在しているということを見落としてはならないと思いました。現場の意思決定は、かなりの程度、その構造に制約されるためです。その点は、恐らく今回参加された皆さんが一番感じられたことではないかと思います。

  今回も1時間半という時間では到底語りつくせない、中身の濃いセミナーとなりました。写真を撮り忘れてしまいましたが、終了後の懇親会もセミナーの延長で大いに盛り上がりました。

  次回は、2012年を締めくくる、3回目の大忘年会をロイヤルウィング号にて開催いたします。既にご案内しておりますので、皆様奮ってのご参加をお待ちしております。

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