更新が遅くなりましたが、6月3日、2017年シーズンの交流戦、横浜vsソフトバンク2回戦に行ってきました。2カード目までの横浜の成績は1勝3敗、目下3連敗中です。
気温30度に迫ろうかという快晴の14時。気温こそ高いものの、湿度はそれほどでもなく絶好の野球&ビール日和でした。写真は、数年前から横浜スタジアムの名物となっている、地元の醸造所による「ベイスターズエール」です。まさにこんな日にピッタリな、キレの良い飲みやすいビール。
さて、横浜の先発はFA移籍した山口(俊)投手の人的補償で今シーズンから横浜入りした、若い平良投手。5月18日以来の登板となります。
ところがその平投手、先頭の明石選手に初球をレフト前に運ばれると、送りバントによる一死二塁から、柳田選手に死球。今シーズン好調のデスパイネ選手の前に走者を溜めて嫌な予感はしていたのですが、それが的中。いきなり3ランを浴び、3点を失います。前日もクライン投手の独り相撲により初回に4点を失っており、それが事実上試合を決定づけただけに、球場に嫌な雰囲気が漂います。
一方、ソフトバンクの先発も若い松本(裕)投手。ところがこちらは5回までわずか1安打、無失点という好投。球数も少なく、打たせて取る投球で順調に勝利投手の権利を得ました。
横浜は反撃の糸口もつかめぬまま、5回表には柳田選手にもレフトスタンドぎりぎりに入る一発を浴びます。これで4vs0。
横浜の反撃はようやく6回裏。まず、一死から桑原選手が二塁打で出塁します。
すると続く梶谷選手がセンターにタイムリーヒットを放ち、4vs1。
さらにロペス選手も二塁打で続き、一死三塁・一塁とします。
そして今シーズンまだ復調とは言い難い主砲筒香選手が、ワンバウンドながら三塁線ギリギリを破ります。これで4vs3の一点差。
さらに二死から先発松本投手に替わった二番手の飯田投手がいきなりの暴投。筒香選手が二塁へ進塁し、一打同点のところまで攻め立てます。しかし、続く戸柱選手があえなく倒れ、この回の同点はなりませんでした。横浜に傾きつつあった流れだけに、ここを決めきれなかったのがかえすがえすも残念です。
横浜は小刻みに継投し、7回を田中投手、8回を三上投手がいずれも3人で抑え、打線の反撃を待ちます。しかし、ソフトバンクも森投手、岩嵜投手とつなぎ、横浜打線を倉本選手の二塁打1本に封じます。
そして9回表。横浜の五番手、砂田投手が一死二塁・一塁からまたも柳田選手に一発を浴びてしまいます。左のホームランバッターにとっては打ちごろの内角低め甘い球でした。これで7vs3、万事休す。
最後はベテランの五十嵐投手の前に三者凡退。横浜は交流戦に入り、苦しい4連敗となりました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした