つづく第2試合は注目カード、昨年のトップリーグチャンピオン、パナソニック(昨年まで三洋電機)と日本選手権覇者、サントリーの対戦。昨シーズンはリーグ戦のプレーオフ決勝で三洋電機がサントリーを破り、日本選手権決勝ではサントリーが雪辱するという、トップリーグを代表する強豪チームであると同時に好敵手同士。
14:00の秩父宮ラグビー場バックスタンドは強い日差しが照りつけ、Tシャツで十分なほどの暑さでした。また、その気温と共に試合もヒートアップしたものとなりました。
尤も、前半は両チーム共、ペナルティーキックによる得点の積み重ね。
31分にサントリーの篠塚選手がようやくトライを挙げ、逆転しましたが、9vs16と1トライ1ゴール差で折り返しました。
後半開始早々、サントリーの佐々木選手が一気に駆け抜け、ノーホイッスルでトライ。ヒューワット選手のゴールも決まって、9vs23。さらに9分、ニコラス選手のトライなどで9vs28とサントリーがリードを広げます。
13分、パナソニックの北川選手が自慢の快足を飛ばし、ロングゲインしてトライ。パナソニック初のトライで反撃を開始します。21分には堀江選手がトライ、26分に田邊選手のペナルティーゴールなどもあり、残り12分までわずか2点差とパナソニックが肉薄しました。
しかし、その後はサントリーの猛攻の前にパナソニックがほぼ防戦一方となり、29分にはヒューワット選手がパナソニックを突き放すペナルティーゴールを決め、26vs31。結果的にはこれが重くのしかかり、サントリーが逃げ切りました。
さすがにトップリーグを代表する2チームの対戦だけあって、正直第1試合に比べると、タックル一つとってもレベルの高い試合でした。ワールドカップで世界トップレベルのラグビーに目が慣れてしまった後だけに、歯がゆい思いをしたお客さんも多かったかもしれませんが、シーズンはこれから。今シーズンも熱い戦いを期待したいと思います。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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