窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

EST! ②

2013年09月25日 | BAR&WHISKY etc.


  現在のブログ(実は「リサイクルライフ」は三代目です)になったばかりの頃以来ですから、実に6年振りになります。湯島にあるバー、EST!にお邪魔してきました。

  前回も書きましたが、ESTとはラテン語で、英語の「is」に該当します。「ここだ!」と言うような意味になるそうです。



  さて、最初はワイルドターキー・レアブリード。レアブリードは僕の好きなバーボンの一つなのですが、意外なことに今までブログに掲載したことがありませんでした。レアブリードはバレル・プルーフと言って、樽出しの原酒を度数調整せずにボトリングしたものです。バーボンらしい力強さ、厚みのあるコクを持ちながらも、まろやかで飲みやすいと思います。



  スノーグラウス。もう10年前になりますが、僕が初めて買ったウィスキーはフェイマスグラウスでした。スノーグラウスは、そのフェイマスグラウスのブレンディッド・グレーンウィスキーです。グレーンウィスキーではありますが、結構味がしっかりとしていて美味しかったです。



  最後は、6年前にも出していただいた黒胡椒のウォッカ。キリッと冷やされたウォッカですが、今回は胡椒もしっかりと漬かっていたようで、口に含むなり黒胡椒の辛さが口の中で爆発しました。しかし、このスパイシーな刺激が病みつきになります。

  明日への気合を入れて!

EST!

東京都文京区湯島3-45-3
小林ビル 1階



繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした

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過橋米線-雲南地方の麺料理

2013年09月24日 | 食べ歩きデータベース


  昨年でしたか、偶然昼食のために入った過橋米線という雲南料理のお店です。ランチでしたが、これがなかなか美味しかったので、また行こうと思っているうちに随分時間が経ってしまいました。

  過橋米線というのは、中国・雲南地方の麺料理のことです。冒頭の写真のように、170度にも達するという熱々の鶏・豚スープに、肉や野菜を入れて加熱します。通常の鍋料理と違い、スープをコンロなどで温めたりはしません。既に熱くなったスープは表面が油の膜で覆われることによって冷めにくくなっており、その熱だけで肉や野菜には十分火が通ります。



  その上で、米線と呼ばれる米粉で作られた丸くコシのない麺を入れて食べます。米線は、僕より上の世代の方はご記憶かと思いますが、80年代以前のスパゲティーに近い食感です。今回は、「薬膳過橋米線」というものを食べてみました。麺を食べ終わる頃には、先に入れた肉や野菜の旨みもスープに溶け出しており、一層美味しく食べられます。



  主役は過橋米線でしたが、その他の品々もいくつかご紹介します。まず、さざえの雲南風冷製。海のない雲南省でさざえ?というのは置いておくとして、さざえをラー油で和えた、ビールのつまみに良く合う一品。



  こちらもおつまみにちょうど良い、豆腐の雲南風冷製。豆腐をラー油で和えたもの。



  麻婆茄子。四川料理と違い、見た目ほど辛くありません。



  千張肉。味付けした豚の三枚肉がドーム状に盛られて出てきます。中を開けると、こちらも味付けされた山菜が出てきます。この山菜と三枚肉の相性が抜群、和食とは違うのですが、懐かしささえ感じます。以前、「トンパ文字(東巴文)で「他利自得」と書いてもらいました」でも述べましたが、やはり遠い過去でどこかつながりがあるのでしょうか?お勧めの一品です。

過橋米線 秋葉原店

東京都千代田区外神田6-5-11
MOAビル1階



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サラワク・カルチャー・ビレッジ②

2013年09月21日 | 海外での出来事


  ペナン族(Penan)。ペナン族はそのほとんどがボルネオ島中央部の密林に住む狩猟採集部族です。主食である野生のサゴヤシの木生い茂った場所の近くに、簡単な小屋を建てて住み、ヤシを採りつくすと移動していきます。



  ペナン族の特徴は、長い吹き矢です。矢にはウパスの樹液から採れる毒が塗られていたそうです。

 

 オランウル族(Orang Ulu)。オランウルとは「上流に住む人」という意味だそうです。サラワク州で最も長い川の中流と上流域に住んでいるペナン族、カヤン族、ケンヤ族と高地に集住するケラビット族とルン・バワン族から構成され、サラワク州の人口の5.5%を占めています。

  オランウル族は硬質材で作られたロングハウスに何代にもわたって住み、高度な灌漑技術を持っていました。また、刀剣の鍛造技術でも知られていました。

 

  オランウル族の踊り、ダツン・ジュルド(Datun Julud)。オランウル族の娘たちによって踊られるロングハウスへの来客を歓迎する踊りです。

 

  カンジェット・ゲレプト(Kanjet Ngelept)と呼ばれる戦士の踊り。この踊りはジャングルへ狩りに出かけ、獲物を探すときの戦士の素早い忍び足を表現しています。そして獲物を見つけた戦士は、狙いを定め毒を塗った吹き矢を吹くのです。



  メラナウ族(Melanau)のロングハウス。サラワク州の人口の5.8%を占めるメラナウ族は現在ほとんどが中部の沿岸地域に居住していますが、かつてはより広範囲に住んでいました。海賊に襲われる危険のある地域に住んでいたため、彼らは地上12mもある巨大なロングハウスを建築しました。

  ボルネオ島に住む他の部族と違い、メラナウ族の主食はサゴヤシでした。サゴヤシは花を咲かせる直前、幹に澱粉を蓄えます。メラナウ族はサゴヤシを伐採し、そこから澱粉を絞り出して粉にしました。

  

  メラナウ族の踊り、タリアン・メンヤック(Tarian Menyak)は、このサゴ粉から「サゴ・パール」と呼ばれる真珠玉のようなものを作る動きと彼らの日常生活をあらわしています。東南アジア各地にみられるバンブーダンスのように見えたのはそのためでしょうか。

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サラワク・カルチャー・ビレッジ①

2013年09月20日 | 海外での出来事


  かなり以前にカンボジア・カルチャー・ビレッジをご紹介したことがありましたが、今回はマレーシア・サラワク州の諸部族の文化を紹介するサラワク・カルチャー・ビレッジです。



 初めはビダユ族(Bidayuh)のロングハウス。ボルネオ島の原住民の多くは集住生活を営むためのロングハウスに居住していました。かつて「陸ダヤク」と呼ばれたビダユ族は、主にサラワク川とサドン川の流域の急な山腹に居住し、サラワク州の人口の8.4%を占めています。



  細かくはジャゴイ族、ビアタ族、ブカル・サドン族、セラカウ族、ララ族などの諸部族に分かれ、首狩りの風習がありました。山の斜面に住居を建てたのは、ひとつは侵略者からの防衛のためであり、もうひとつは新鮮な飲み水を得るためでした。彼らは山の上の小川を堰き止め、竹製の導管を通じて住居に水を引き込んでいました。



  ビダユ族の踊り、ラジャン・ベウ(Rajang Be’uh)。鷲の動きを真似た、両手をいっぱいに広げた踊りです。収穫期の来客を歓迎する踊りだそうです。



  トラック・バラ(Tolak Bala)という踊り。収穫期前に豊作と悪霊退散を祈願する踊りです。



  イバン族(Iban)のロングハウス。かつては「海ダヤク」と呼ばれ、サラワク州の人口の33%を占めています。シュロ葺きの巨大なロングハウスを大きな川に沿って建てて集住生活を営んでいました。ロングハウスへは丸太を削って作った階段を使って入り、屋外のベランダでは部族の儀式や活動を行いました。建物の中に入ると、公共の通路があり、来客はここで出迎えました。その通路に面してたくさんの扉があり、そこから奥は各家族の部屋でした。



  イバン族の踊り、ガジャット・レソン(Ngajat Lesong)。見せ場はイバン族の戦士が20kg程もある木製のすり鉢を歯で咥えて持ち上げ、戦士の敏捷性と持久力を誇示する場面です。



  こちらは、ガジャット・パラワン(Ngjat Pahlawan)という踊り。戦いに勝利した戦士たちを迎える踊りです。

<つづく>

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日本プロ野球2013 横浜vsヤクルト21回戦

2013年09月19日 | スポーツ観戦記


  9月18日、横浜スタジアムへ横浜vsヤクルトの観戦に行ってきました。

  横浜の先発は新人の三嶋投手。初回からランナーを背負う苦しい立ち上がりでしたが、何とか1回・2回を切り抜けました。



  一方のヤクルト先発は石川投手。

 

  初回は上々の立ち上がりだったのですが、2回裏、多村選手がバックスクリーンにホームランを放ち、横浜が先制。

 

  すると、続く後藤選手もレフトスタンドへ二者連続のホームランを放ち、0vs2。

 

  さらに3回裏、横浜は無死3・1塁のチャンスを作ります。中村選手が併殺打に倒れますが、その間に3塁走者が還り、0vs3。

 

  3回表は立ち直ったかに見えた三嶋投手でしたが、4回表、飯原選手にレフトへのホームランを浴び1vs3、ヤクルトが反撃を開始します。



  さらに一死2塁となり、森岡選手がライトへ二塁打を放ち2vs3。流れがヤクルトへ傾き始めます。

  僕が試合のターニング・ポイントとなったと思ったのは4回裏。横浜は後藤選手のヒットと金城選手のエラーによる出塁で無死2・1塁のチャンスを作ります。続く黒羽根選手はボール先行のフルカウント。どちらかといえば、投手がアップアップの状態でした。ところが、ここで2・1塁の走者がダブルスチールを敢行。黒羽根選手は空振り三振でさらに二塁走者が刺され、あっという間に二死。つづく三嶋投手も倒れ、絶好のチャンスを逸してしまいました。

 

  それだけに、今シーズン日本記録となる57本のホームランを放っているバレンティン選手が先頭打者である5回表は、初球の入りを気をつけなければいけないとスタンドで話していた矢先でした。案の定、バレンティン選手が初球を叩いて、レフトへ呆然と見送るしかない強烈な弾丸ライナーの58号ホームランを放ち、3v3の同点。

 

  さらに「これは次もまずいぞ」と思っていたら、その通りユウイチ(松元)選手が二者連続となるライトへのホームラン。これでついにヤクルトが勝ち越し。



  それでも横浜は6回裏、一死2・1塁から金城選手のサードゴロの間に1点を追加し4vs4の同点。



  しかし、7回表、横浜二番手の大田投手からバレンティン選手がレフトへタイムリーを放ち、再び勝ち越し。



  結局これが決勝点となって、5vs4でヤクルトの勝利。横浜は4位中日を追いかけるどころか、最下位ヤクルトに連敗し、むしろ後ろとの差が詰まってきました。あと残りわずか、来年につながる試合をして欲しいものです。

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第13回カクテルクルーズ ROYAL WING

2013年09月17日 | BAR&WHISKY etc.


  昨年に続き、ロイヤル・ウィング号のカクテルクルーズに参加してきました。

  この日は日中まで台風が関東地方を通過し開催が心配されましたが、夕方には晴れ間が見え始め、無事出港の運びとなりました。



  昨年は全てのブースを回ったのですが、今年は少し控えめに、半分位のブースをゆっくりと試飲しました。



  初めは、AQUARIUMのセイレーン。桃の香る見た目にも爽やかなカクテル、最初の一杯にはピッタリでした。



  隣のカサブランカ片野酒類販売、ジンとストロベリーリキュールのカクテル。甘酸っぱく少し強めですが、表面を覆う牛乳によって滑らかな口当たりです。



  CデッキよりBデッキに上がって、DANZEROのビキニ。白とピンクの層が美しいフローズンカクテル。爽やかですがラムやアマレットの厚みもしっかりとしています。



  オープンデッキに出て、J・Q・KINGのブルークラッシュ。フルーツカルピスを思わせる、ヨーグルト風味の爽やかなカクテル。氷で少し薄めつつ、ここで風にあたりながら小休止。台風が通過したとはいえ、非常に風の強い船上でした。船がベイブリッジの下を潜る時はやはり外に出ていたいものです。



  しばし夜景を眺めた後、船内に戻り、SAMSARAのパス。ベリーとグレープフルーツのカクテルであるのに、どこか樽のようなニュアンスを感じると思ったら、紅茶のリキュールが入っているのだそうです。



  SWEET MARIAのダリア。その名の通り花のような優雅なカクテル。それでいて結構力強く、酔いが回ります。



  Lovers RockのRosa。その名の通りバラを思わせるピンクのカクテルに赤いバラの花びらが浮かべてあるお洒落なカクテルです。見た目の優雅さとは裏腹に甘さは控えめ、少しドライな感じもあり、大人なカクテルといった印象です。



  Wild Gybeの輝夜。こちらもヨーグルト風味のカクテルですが、白とブルーのグラデーションがとても美しいカクテルです。こちらは先ほどのブルークラッシュより重厚感があります。



  最後は一番下のEデッキに降り、いつも大変お世話になっている山田高史さんのところでライム&モヒートを頂きました。

  お盆明け以来、久し振りの休日はこんな感じで過ぎてゆきました。

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カリバタ英雄墓地公園(Taman Makam Pahlawan Kalibata)

2013年09月14日 | 史跡めぐり


  ジャカルタ郊外のカリバタ英雄墓地公園に立ち寄りました。



  ここはインドネシア独立戦争(1945年~1949年)で戦死した将兵および独立戦争に参加した将兵の追悼施設です。



  広大な敷地に、性別・宗教・種族の別なく独立戦争への戦績のある者が埋葬されています。上の写真はキリスト教徒の墓です。

 

  カリバタ英雄墓地には、日本の敗戦後もインドネシアに残り、独立戦争を戦った元日本兵も埋葬されています。残留日本兵の数は数千人にのぼると推計されています。僕が行ったときには、2名の日本人名を確認することができました。

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イド・アル=フィトルに参加しました

2013年09月13日 | 海外での出来事


  インドネシアでイド・アル=フィトルにお邪魔してきました。

  イド・アル=フィトルというのは、イスラム教でラマダンの終わりを告げる祝宴のことです。イスラム教の儀式に参加すること自体が初めてだったのですが、お祈りを捧げた後、食事が始まります。彼らは飲酒をしないので、ゲストである我々もお酒はなしです。確か、蒸留酒を最初に造ったのはイスラム教徒だったと思うのですが...



  その後、抽選会のようなものがあり、出席者に鍋・扇風機・ウォーターサーバーなどのプレゼントが主催者より配られていました。私は一部プレゼントを渡す役を仰せつかりました。

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第38回YMSを開催しました

2013年09月12日 | YMS情報


  9月11日、mass×mass関内フューチャーセンターにて、第38回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催いたしました。



  今回は「~理想の食事~その理由と実践」と題し、株式会社ヘルスケアやまと代表取締役、管理栄養士の青木博さんにご講義いただきました。

  前半は肥満が万病の源であるというお話。さらには、肥満であることによる身体への負担増が、膝痛・腰痛の誘発→運動量の低下→肥満の悪化という悪循環を生み出しているということについてのお話でした。

  後半はそれを受け、肥満を予防するための食事の摂取法についてのお話でした。まず自分の理想的な体重(標準体重)を割出し、次に基礎代謝量、日常の運動量を考慮した1日の消費エネルギー量を算出します。それに基づいて、1食あたりの摂取エネルギー量の目安が分かります。これを超えなければ理論上は太らないというわけです。

  その他、僕自身に当てはまる、食事をする上での注意点を挙げてみます。まず三食規則正しく、夜遅い時間の食事は避けるということ。食事を抜いたりすると、体は栄養が入ってこないものと認識し、予防的に脂肪を蓄えようとするということです。さらに、午前2時頃はBMAL-1という蛋白質の量が最も多くなり、この時に食事をする、あるいは胃の中に食事が残っているとそれらを脂肪として蓄積しやすくなるのだそうです。

  第二に、飲酒。飲酒はお酒そのもののエネルギー量が問題というより、アルコールを過剰に摂取すると、肝臓はアセチルCoAという脂肪酸を分解(β酸化)する補酵素をアルコール分解のために使ってしまいます。そのため、脂肪酸が蓄積し、中性脂肪合成が促進されてしまうのだそうです。健康診断の数値を見れば、全くその通りだと言わざるを得ません。

  第三に、良く噛むこと。僕は早食いなので、特に麺類は大量に食べてしまうことになります。良く言われることですが、これは満腹感を得る前に食べてしまうことに繋がるからで、確かにその通りだと思います。これは習慣の問題なので、注意して改善していきたいと思います。
 
  要するに、遅い時間に食べない、お酒をほどほどにする、良く噛んで食べる。この三つを実践できれば、振り返って食生活自体はさほど悪いものではないという気がしました。



  終了後は、恒例の懇親会。皆さん、先生のお話ちゃんと聞いていましたか?

過去のYMSレポートはこちら

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【WBN】第二回ベンチャー企業のプレゼン大会

2013年09月11日 | WBN情報


  遅くなってしまいましたが、8月21日、WBN(早稲田ビジネスネット横浜稲門会)の分科会に出席してきました。

  今回は、昨年11月に続き第二回目のベンチャー企業プレゼン大会でした。



  トップバッターは、第13回YMSの講師としても来ていただいた、フェアリーランドの菊地加奈子さん。ご自身も4児の母親であり、社会保険労務士として活躍されている経験の中、さまざまなワークスタイルに合わせられ、かつ子供を「預ける場」ではなく「育てる場」を提供できる環境を整えたいという思いから、保育施設「フェアリーランド」を開設されました。「子供にとって幸せな環境を提供することが、親の就労意欲にもつながる」という、仕事と家庭が好循環を生むような環境が今後広がっていくことにより、社会そのものも活性化していくような気がします。



  二番目は、こちらもYMSでいつもお世話になっている、株式会社プーリモンドの長谷川一さん。ディスカウントストアでの財務経験、広告代理店業を起業された経験から、中小零細企業に特化した総合コンサルティング会社を今年設立されました。会社名のプーリモンド(Pour Le Monde)というのは、フランス語で「世界へ」という意味らしいです。



  三番目は、南三陸ミシン工房の鈴木やすかさん。ご本人は普段東京でお仕事をされていますが、縫製の仕事を通じた被災地の方々の支援をされています。被災された方が縫製を教えることを通じて震災後の喪失感から立ち直り、生きる力としていく活動です。当初は簡単な縫製作業から始まりましたが、今では積極的な商品開発を行い、都市部で販売されているそうです。印象に残ったのは、ただ商品を作って販売するのではなく、作った方と買った方とのコミュニケーションを大切にし、そのための様々な仕掛けがなされていることです。



  最後は、まだ現役の学生さんなのですが、巽祥太郎さんより「後払い決済」についての解説。僕自身は後払い決済というものを利用したことがないのですが、お話を伺うと後払い決済というものには随分と様々なニーズがあるのだとわかりました。

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