2014年忘年会の締めくくりは、友人の紹介で地元富岡のイタリアン、「毎日イタリアン とみおか食堂 LITA」へ行ってきました。
京急富岡駅から富岡八幡宮へ抜ける裏通り。小学生の頃、毎日登下校で歩いていた懐かしい場所に、これまたカジュアルに楽しめる本格的なイタリアンが出来たことは、嬉しい限りです。
余談ですが、店員さんが弊社の社員にそっくりだったで驚いてしまいました。
スタートのワインは、モンテプルチアーノダブルッツオ・オーガニック2012(カンティーネ・ヴォルピ)。イタリアICEA(オーガニック認証機関)の認証を受けているオーガニックワイン。酸味のおさえられたまろやかな果実味に程よいタンニンも効いて、食事に合わせやすくリーズナブルなワインです。
以下、順不同でこの日のメニューのご紹介。まず、「本日のカルパッチョ」。この日はかんばちでした。
渡り蟹のペペロンチーノ。
国産牛もも肉のタリアータ(たたき?)マルサラソース。マルサラはシチリア島のマルサラ。マルサラソースはマルサラ酒(酒精強化ワイン)から作ったソース。脱線してしまいますが、マルサラ酒は18世紀にウッドハウスというイギリス人貿易商がマルサラの白ワインにアルコールを添加して作ったのが始まりなのだとか。
マルゲリータ。
フィレンツェ風牛もつ煮込み。パンに絡めると一層美味しくいただけます。
彩りも鮮やかなバーニャカウダ。
2本目のワインは、アンジョレッティ・ロッソ2013。「天使たち」を意味するアンジョレッティ、その名の通り天使が描かれた可愛いエチケットは、イラストレーターの荒川リリー氏によるデザインだそうです。IGTプーリア、プーリア州を代表するぶどう品種のひとつネロ・ディ・トロイア50%(+プリミティーボ30%、モンテプルチアーノ20%)です。
1本目のワインと違い、優しい甘みがあり、華やかでやわらかく、すいすいと飲めてしまいます。こちらもリーズナブルながらバランスのとれた良いワインだと思いました。ピザに合わせやすい印象があります。
チキンと温野菜のグラタン。食べ応えがあります。
しらすと青葱のピザ。
締めのデザートは、苺のティラミスとボネ(チョコレートのプリン)。
因みに、この日は5人でしたが、ワインを除けばこれだけ食べて一人2,000円行かなかったのではないかと思います。繰り返しになりますが、気軽に楽しめる本格イタリアンが近所にできて本当に嬉しいです。
毎日イタリアン とみおか食堂 LITA
神奈川県 横浜市神奈川県横浜市金沢区富岡東5-18-20
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした