先日縁あって中小企業診断士兼作家の三橋貴明さんとお会いする機会がありました。この日は数人で呑みながら主に経済談義に花を咲かせていたのですが(僕は難しいことが分からないので専ら聞き役)、「何とまあ頭の良い人だろう」というのが僕の三橋さんに対する印象です。凄い人でした。
どう凄いのかと言われても説明するのが難しいのですが、ウィットに富んだ語り口もさることながら、現象をあるがままに捉えて冷静に分析する姿勢には舌を巻きました。例えば現実に起きた経済現象が経済学における通説と異なっていた場合(ままあることなのですが)、なまじ知識があるためにそれがバイアスとなり通説に現象を無理やり当てはめて考えようとしがちですが、三橋さんのお話はそういうところが全く見られません。通説で現実が説明できなければ通説の方が間違っているのではないか、という当たり前の様に思えるけれどもなかなかできない思考態度に感心させられました。
お会いしたあと三橋さんの御著書『ドル崩壊』を拝読しましたが、今回のサブプライム問題(この10年で起きた世界金融の問題)の構造が素人にも分かりやすく書かれています。この本が出版されたのは2008年9月であるにもかかわらず、御著書の中でも既に表面化していた数字や断片的な情報を具に分析して現在大騒ぎになっている諸問題を見事に予言しています。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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どう凄いのかと言われても説明するのが難しいのですが、ウィットに富んだ語り口もさることながら、現象をあるがままに捉えて冷静に分析する姿勢には舌を巻きました。例えば現実に起きた経済現象が経済学における通説と異なっていた場合(ままあることなのですが)、なまじ知識があるためにそれがバイアスとなり通説に現象を無理やり当てはめて考えようとしがちですが、三橋さんのお話はそういうところが全く見られません。通説で現実が説明できなければ通説の方が間違っているのではないか、という当たり前の様に思えるけれどもなかなかできない思考態度に感心させられました。
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