更新が遅くなりましたが、先日、今シーズン4試合目のプロ野球観戦となる横浜vs巨人に行ってきました。既に横浜ベイスターズはこの試合開始時点で借金23を抱え、4年連続の最下位が濃厚な位置ではありますが、それでもお盆休みのこの日の観衆は2万3千人を超えていました
さて、先発投手は巨人が内海投手。横浜はベテランの大家投手。
立ち上がりは両投手ともランナーを出しながらも無失点に抑えたのですが、2回の表、高橋選手にあっという間の先制ホームランを浴び、まず巨人が先取点。
しかし、内海投手も初回からボール先行で3回までに3つの四球を出すなど、決して良い立ち上がりではありませんでした。横浜としては序盤で苦しむ内海投手を捕らえ切れなかったのが悔やまれます。
4回表。俊足の藤村選手がヒットで出塁。
すかさずラミレス選手が犠牲フライを放ち2vs0。
続く高橋選手に四球を与えると、今度は阿部選手がライトへの豪快な2ランホームラン。
これで4vs0、試合は序盤で早くも巨人ペースとなりました。
4回裏の横浜は下位打線。6番、7番と倒れ2アウトとなりましたが、8番の新沼選手が今シーズン第1号となるソロホームランを放ち、
一方的な展開に反撃の兆しを見せます。
5回表。大家投手に代わり、今季西武から移籍してきた大沼投手が登板。ところが、よりにもよって先頭打者の坂本選手にソロホームランを浴び、せっかくの反撃ムードに水を差してしまいました。
これで5vs1とまた4点差。取ったあとにすぐ取られる、一番あってはならないパターンです。
しかし、4点差をもらっているはずの内海選手も相変わらず制球が定まりません。5回裏、2アウトの後、4番の村田選手がヒットで出塁し、5番の中村選手がセンター前へタイムリーヒット。
これで5vs2。スコアボードには電話番号のように数字が並びます。
6回表。先ほどの回の反省があるのかないのか、大沼投手が大村選手に4連続ボールの四球を与え、ノーアウト1塁。ここで、新人の大原投手に交代。その大原投手も阿部選手にヒットを与え、続く亀井選手にはライトへの二塁打を浴び、6vs2。
野球を観に来ている者としては、ダンスコンテストより、まともな試合をして欲しいというのが率直な感想です。
一方の内海投手も相変わらず。再び4点差となり、横浜としては詰めても離される嫌な展開であるにもかかわらず、先頭の渡辺選手に四球。新沼選手が倒れて、9番代打の藤田選手がヒットで1・2塁。そして、先頭の下園選手がタイムリーヒット、これで6vs3。
ここで巨人は高木投手に替えましたが、2番の石川選手がセカンドゴロの間に1点追加。これで6vs4。さらにスレッジ選手に四球を与えたところでロメロ投手に交代、村田選手が倒れて、この回の反撃はここまで。
横浜としては6回で2点差まで詰め寄り、ようやくスタンドも盛り上がってきました。
7回は双方無得点で終わり、8回表。横浜は7回の篠原投手に代わり、藤江投手。しかし、1アウト後、阿部選手にヒット、亀井選手に四球を与えると、古城選手にタイムリー二塁打を浴び、7vs4。
ロメロ投手に代わる代打谷選手は抑えましたが、坂本選手を満塁策で出した挙句、俊足の藤村選手がタイムリー内野安打で三度4点差。
唯一の救いは、手も足も出なかったロメロ投手を1死2、3塁、3点差という展開で代えてくれたことだったのですが、それでもここへ来ての4点差では、万事休すといったところでした。
ということで、半ば諦めて休憩しに行っていたのですが、8回の裏、代わった山口投手から先頭の代打藤田選手がヒットで出塁すると、さらに代打ハーパー選手がセンター前ヒットで無死2塁、1塁。にわかにスタンドが活気づいてきました。さらに下園選手が四球を選び、何と満塁。ここで石川選手がタイムリーを放ち8vs5。
1アウト後、山口投手に代わり、久保投手が上がりますが、村田選手の内野安打、中村選手ショートゴロの間に加点し、ついに8vs7と1点差に詰め寄ります。しかし、あと1本が出ず、8回の反撃もここまで。
最終回、2アウトからハーパー選手がヒットを放ち、一打サヨナラの場面を作りましたが、惜しくも及ばずゲームセット。結局8vs7で巨人が逃げ切りました。
両軍ともお粗末な試合ではありましたが、最後まで帰ることのできない展開ではありました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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