窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

屋形船 うみかぜ

2015年01月30日 | その他


  昨年に続き、今年も屋形船「うみかぜ」にて新年会がありました。



  意外と横浜で屋形船が乗れることが知られていなかったり、知っていても夏しか営業していないのではないかと思われていたりしたので、昨年もこの企画は好評でした。


 
  こちらが「うみかぜ」、定員45名。もう一回り大きい、定員63名の「はまかぜ」もあります。写真左が今年の写真、右は昨年撮影した写真です。昨年は船がもっとせりあがっていました。わずか8日の違いで同じ時間でも随分と干満差があるのだなと少々驚きました。



  横浜港を周遊する2時間のコース。食事も結構豪勢です。



  ちょうど大桟橋には、豪華客船「飛鳥Ⅱ」が寄港していました。



  沖合からの横浜の夜景。



  屋形船「はまかぜ」、「うみかぜ」は桜木町駅近く、みなとみらいの撮影スポットとしてもお勧めの、弁天橋の袂に乗船場があります。

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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イルピノーロ・レヴィータ(IL PINOLO LEVITA)横浜店

2015年01月27日 | 食べ歩きデータベース


  新年会・賀詞交歓会もあと一息です。

 横浜そごうの10階にあるイタリアン、「イルピノーロ・レヴィータ」へ行ってきました。黒を基調としたモダンな店内から、横浜港、ベイブリッジなどの夜景が一望できる素敵なお店です。ピザとパスタを中心にアラカルトで頼みましたが、料理もそれぞれ美味しかったです。



  初めは、18か月熟成パルマ産生ハム・ガーリックトースト添え。この日は車だったのでアルコールはなしでしたが、熟成感のある生ハム、スプマンテが欲しかったです。



  湘南シラスのペペロンチーノ。横浜界隈のイタリアンでは、地元相模湾でとれるシラスを使ったメニューが多いですね。ほぼ定番化しているようにも感じます。



  ポルチーニのクリームソースタリアテッレ・トリュフ風味。濃厚なクリームソースにポルチーニ茸の旨みが加わり、それがタリアテッレ(平太麺)に絡んで良く合います。ポルチーニ茸の食感もよいアクセントです。



  クアトロフォルマッジ。ゴルゴンゾーラ、タレッジョ、モッツァレラ、パルミジャーノの四種類のチーズと生クリームのピザ。濃いミルクのようなパルミジャーノのコクとゴルゴンゾーラやタレッジョの酸味、モッツァレラの食感のバランスが良く、耳の部分をつけて食べる付属のソースも美味しかったです。



  マルゲリータビアンカ。水牛のモッツァレラとパルミジャーノにチェリートマトとバジルのピザ。モッツァレラのキュッとしてさっぱりとした食感が先ほどのクアトロフォルマッジとコントラストをなしています。



 ニュージーランド産仔羊のロースト・ローズマリー風味。シンプルな仔羊のリブロースト。



  カタラーナ(アイスブリュレ)カスタードの表面を焦がした、スペイン・カタルーニャ地方のお菓子「カタラーナ」のアイス版です。

イルピノーロ・レヴィータ(IL PINOLO LEVITA)横浜店

神奈川県横浜市西区高島2-18-1
そごう横浜店 10階



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大相撲初場所14日目(2015)

2015年01月26日 | スポーツ観戦記


  1年半ぶりの大相撲観戦。通常は一番盛り上がることの多い14日目だったのですが、今場所は大鵬を越え歴代最多となる33回目の優勝を、横綱白鵬が13日目それも全勝で達成してしまいました。そういう意味ではやや興醒めな観戦となりました。

  しかしながら、今場所は初日からずっと満員御礼が続き大相撲人気が回復してきていることがうかがわれます。両国国技館にもサーバーを背負ったビールの売り子が登場するなど、協会側の努力が伝わってきますが、相撲内容でもぜひ盛り上げていただきたいところです。



  さて、国技館に到着して最初の取り組みは十両上位。以前から期待している旭日松(9勝4敗、以下13日時点の成績)と今場所十両では独走、既に十両優勝を決めている北太樹(12勝1敗)からでした。この取り組みも北太樹が非常に安定した取り口をみせ、きめ出しで1敗を守りました。



  中入となって、幕内土俵入り。幕内は大型力士が増えたなという印象です。



  横綱鶴竜、日馬富士、白鵬土俵入り。かつては雲竜型の横綱の方が多かったと記憶しているのですが(戦後の横綱33名中不知火型は9名)、現在は白鵬、日馬富士が不知火型であることから、雲竜型の鶴竜が久々のように感じられます。



  現役最年長40歳の旭天鵬と23歳の千代丸。現役寿命の短い大相撲において、17歳という年齢差は驚異的です。実際、旭天鵬が初土俵を踏んだ1992年、千代丸は1歳でした。取り組みの方は引き落としで千代丸の勝ち。



  前頭筆頭同士、既に負け越しが決まっていますが、力をつけてきているグルジア出身の栃ノ心。一方、ここまで6勝7敗、個人的に期待する日本人力士の一人である宝富士。力の入った一番は、寄り倒しで宝富士の勝ち。



  前半こそ逸ノ城や遠藤を破るなど曲者ぶりを発揮していた、36歳ベテランの安美錦でしたが、中日以降、上位との対戦で連敗が続き負け越しが決まってしまいました。一方、こちらも負け越しが決まっている24歳の小結高安。結果は寄り倒しで高安、三役陥落ですがまだまだ若手ですので頑張ってほしいです。



  6勝7敗同士、小結栃煌山と前頭四枚目豊ノ島。見せ場のない一瞬のはたき込みで栃煌山の勝ち。崖っぷちの状況で分からないではないのですが…



  一緒にモンゴルから来日し、年齢も2歳違い。これからの大相撲を担う大型力士として嘱望される両者の対戦。優勝が既に決まった今、この日一番の好取組と言えるでしょうか。がっぷり四つに組み、両者一歩も譲らない取り組みは何と6年ぶりの水入りに。4分46秒に及んだ大相撲は、関脇逸ノ城が寄り切りで勝ち。勝ったものの、場所前から稽古不足の感が否めず、既に負け越しが決まっている逸ノ城ですが、この両者にはぜひ良きライバルとして切磋琢磨していただきたいと思います。一方、照ノ富士はこれで7勝7敗、千秋楽に勝ち越しを賭けます。



  カド番で既に後がない大関豪栄道と、既に負け越しが決まっている関脇碧山。豪栄道が下手ひねりで195kgsの巨漢碧山を転がし、千秋楽勝ち越しに望みをつなぎました。



  序盤の2勝2敗から盛り返し、カド番ながら既に9勝を挙げた大関琴奨菊。しかし、この日は立会いに鋭さがなく、遠藤の引き落としにあっけなく敗れました。



  既に優勝は決まっているものの、横綱日馬富士の意地を見たいところでしたが、それ以上に白鵬の厳しい攻めが上手でした。同じ横綱ながら力量差を見せつけるかのような盤石の寄り切りで白鵬が全勝のまま千秋楽へ。



  根拠はありませんが、取組前から稀勢の里だなという直感がありました。果たして予感は的中し、大関稀勢の里が横綱鶴竜をあっさり寄り切り。満員の割には座布団さえあまり飛ぶこともなく、結びの一番としては何となく寂しさがありました。

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トラットリア・ピッツェリア ラルテ(Trattoria e Pizzeria L'ARTE)

2015年01月19日 | ワイン・日本酒・ビール


  三軒茶屋にある小さなイタリアンのお店に行ってきました。

この日頼んだメニューはこちら



  通常であれば、この記事は「食べ歩きデータベース」のカテゴリなのでしょうが、この日は手頃なイタリアワインをたくさん飲んだので、ワインメインでご紹介していきたいと思います。しかし、本格的なナポリビザや新鮮な魚介類を使ったメニュー、生ハムなど料理もお勧めですので、上のフォトチャンネルも併せてご覧いただければと思います。



  さて、初めはスプマンテから。クイド・ファランギーナ・スプマンテ・ブリュット・ラ・グアルディエンセ。カンパーニャのスプマンテ、ファランギーナ100%。華やかでスッキリとした飲み口の辛口、食前に向いていると思います。



  カステルフェデール・ピノ・グリージョ「15」2012。ピノグリージョ100%、リンゴのような香りで飲みやすく、頼んだカルパッチョやイカ焼き、アクアパッツァなどによく合いました。



  個人的に今回飲んだ中で一番好みだったのが、このネロモーラ・イルピニア・アリアニコ・カンピ・タウラジーニ・ヴィノジア2012。一言、大変バランスが良くカジュアルながら味わえるワインです。カンパーニャ、アリアニコ100%、しっかりとした果実味に樽由来のカラメルの香りにスパイシーさ。タンニンも感じられながら邪魔をせず、口当たりはなめらかで大変飲みやすいです。余韻もしっかりしています。



  ヴィノジア・オルス・ネーグロアマーロ2013。ネグロアマーロ100%、こちらも系統としては似ているかもしれません。この辺りでは、トマトソースとモッツアレラチーズのニョッキ、各種肉料理を合わせていました。



  最後のピザに合わせたのが、ペコリーノ コッレ・ディ・ヴェンティ2013。淡い黄色から連想される、余韻の短いキリッとした飲み口のワイン。しかし、口に含んだ時は爽やかな柑橘系の味わいが豊かに広がり、気持ちよくすいすいと飲めてしまいます。やや重めのワインを続けた後にはちょうど良かったかもしれません。

トラットリア・ピッツェリア ラルテ

東京都世田谷区三軒茶屋1-35-17



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豪快立ち寿司

2015年01月18日 | 食べ歩きデータベース


  初めての大阪・難波です。

  この界隈で4店舗を構える「豪快立ち寿司」さん。元々水産卸の仕事をしていたオーナーが立ち飲みの寿司屋から始めたので「立ち寿司」という名前になっていますが、2号店以降はちゃんと座席があります。



  お店の売りは何と言ってもまぐろを中心とする新鮮な魚がその名の通り豪快、かつ驚くほど手ごろな値段で楽しめるという点です。大阪の強豪校で高校球児だったというオーナー、メガジョッキで出てくる生ビールもこの大きさです。



  刺身の盛り合わせ。控えめに、控えめにといってこの大きさ。素材も新鮮で下手をすると刺身だけで腹いっぱいになってしまいそうです。



  生牡蠣。



  一応ウニとイクラ巻ですが、どこに寿司があるのか分からないほど。しかし、新鮮なウニは臭みがなくパンパンに張ったイクラとともに豪快に頬張ることができます。



  大阪ではうなぎの握りが一般的なのだそうです。下のシャリはこのうなぎの半分くらいでしょうか…



  ウニとイクラの軍艦巻きが大人しく見えますね。鯖のあぶりは一口では口に入りません、何だかサメになった気分です。



  絶品、とろ鉄火。トロの周りをシソの葉で包んであるので、大きさの割にくどさもなく、いくらでも食べられそうです。

 

  白子ポン酢に焼き白子。



  マグロほほのサイコロステーキ。



  これをユッケと呼ぶのが適当なのか分かりませんが、マグロのユッケです。韓国風とごま油から選ぶことができます。

  写真を眺めているだけで、お腹が空いてきました…

豪快立ち寿司 難波南海通り店

大阪府大阪市中央区難波千日前12−34



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中国料理 ジャスミンガーデン

2015年01月17日 | 食べ歩きデータベース


  忘年会続きで食べた分は年末年始の休暇中に削ぎ落としましたが、年が明けると今度は新年会が続きます。

  さて、ご紹介するのは帝国ホテル大阪23階にある「中国料理 ジャスミンガーデン」のインターネット予約限定シェフズランチです。インターネットで予約すると、ふかひれと旬の食材を取り入れたコースがお得に楽しめるのだそうです。

  冒頭の写真は、少し食べてしまっていますが、前菜盛り合わせ(錦冬垪盤)です。



  順にコースをご紹介します。ふかひれスープ オニオングラタン仕立て(紅焼洋葱鮑翅)。



  クリームフライとトリュフコロッケ 香港甘酢ソース添え(炸鴛鴦昧)。



  蒟蒻小籠包 八年香醋のソースと共に(蒟蒻小籠飽)。



  サーモンと筍のミルフィーユ仕立て マンゴーマヨネーズソース(千層鮭生汁翅)。



  豚の角煮入りご飯のライスペーパー包み(米紙飽叉焼飯)。



  杏仁豆腐 ハニーふかひれのソース(甜品盤)。

  23階ということもあり、眼下に大川、遠くに生駒山を望む眺めの良いお店です。

ジャスミンガーデン

大阪府大阪市 北区天満橋1-8-50
帝国ホテル大阪23階



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【診断事例20】物事を客観的にみることに長けた方

2015年01月16日 | 筆跡心理関係


  上の画像は、クリックすると拡大します。20代・女性・会社員をされている方です。

【この方の人物像】

  のんびり、おっとりとした性格。大人びていて知的。やるべきことを真面目に淡々とこなしていく方です。一方で、飽きっぽいところも。用心深く慎重で、物事を客観的にみることに長けています。その客観性は、控えめな性格となって現れます。時にそれが決断力の不足となって現れることも。

慎重で真面目、客観的な性格ゆえ、奥手なところがあります。上手くいかないことがあるとややネガティブになりがち。しかし、切り替えも上手なので、ずるずると引きずるようなことはないでしょう。また、内面のあなたは華やかで洗練されたものを持っています。打ち解けた間柄ではそうしたセンスの良い面を発揮されているでしょう。

 性格はコインの裏表、すべては捉え方と状況次第で長所にも短所にもなり得ます。従って、筆跡に良し悪しはないのですが、強いて言うならば、「名」・「虫」・「吉」にあるような「口」の字の左上を開け、新しい発想を取り入れられるようにしつつ、「名」に代表されるような左の払いを、「福」や「木」など他の字でも同じように長めにすることで、感情表現をより豊かにできる可能性があります。もし、諦めの早さが気になっているようであれば、本来ハネる箇所にハネが見られませんので、ハネを意識的に強めにしてみるとよいでしょう。

【診断の感想】

診断ありがとうございました。楽しく拝見させて頂きました。
当初自分自身では違和感がありましたが、周囲の人からはぴったりという意見をもらいました。
何度も読み返してみると確かに鋭い指摘だと思います。
「諦めの早さが気になっているようであれば、ハネを意識的に強めにしてみるとよいでしょう。」この点に関しては、性格が筆跡に現れるのはわかるのですが、筆跡への意識から性格も変化することがあるのでしょうか。
筆跡診断は非常に興味深いです。周囲の人との診断結果を共有できれば社内でのコミュニケーションを図ることができ面白いなと思いました。

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第54回YMSを開催しました

2015年01月15日 | YMS情報


  1月14日、mass×mass関内フューチャーセンターにて、第54回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。おかげさまでYMSはのべ参加総数が900名を超えました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

  さて、今回の講師は、有限会社金一坪倉商店代表取締役の坪倉良和様。「変えられる明日に賭ける」と題し、年頭にふさわしい熱いお話をいただきました。



  初めに、同社HPより次の一文を引用させていただきます。

  「日本の明日の何かを変えようと思ったら、まず自分の気付いたことを、誰の干渉も受けずに「勝手にやる」のが一番だ! それには誰にも頼らずの精神が肝心で、必要な資金ももちろん自らが稼ぎださなければならない。 たった一人の本気やあるいは狂気に近い想いが、辺りを巻き込んで日本を変えていく。 それを実現してみせる!」

  坪倉社長がこのような心境に至ったきっかけは何だったのでしょうか?

  横浜市中央卸売市場で水産加工品仲卸をされている坪倉社長ですが、当初そのような仕事をされるつもりは全くなかったそうです。大学での専攻は文化人類学。しかし、時は学園闘争真っ只中の時代、大学が閉鎖される中、たまたま友人の紹介で訪れた水産会社で目にした職人技に興味を持ち、その後数奇な巡りあわせもあって祖父が経営していた現在の会社を継ぐことになったのだそうです。

  しかし、初めは全くの素人。競りで何を言っているのかさえ分からなかったのだそうです。それでも五里霧中の逆境をバネに、サケの切り身のパッケージ化などが大成功を納めます。20代前半にして自信をつけた坪倉社長は、事業拡大を企図し、友人との共同経営で川崎にも店を出店します。

  ところがこの事業拡大が裏目に。40歳になるころまでに共同経営は行き詰まり、2億円を超える借金を抱える窮地に追い込まれたそうです。さすがに絶望した坪倉社長に友人が投げかけた「お前の人生はまだ始まってさえない」の一言に励まされ(現在63歳の坪倉社長ですが、「人生は50歳からが面白い」という言葉が印象に残りました)、さらに奈落の底ではたと気づくことがあったそうです。

  それは、「目の前で起こっている上手くいかないこと、不快なことは全て自分の責任であるということを自覚する」ということ。全ては己の責任と心得ると、目の前のことに寛容になれる。そうすると不思議なことにさまざまなことがうまく回りだすようになったのだそうです。この時の大悟が冒頭に引用したような、坪倉社長の生き方のベースとなっているということでした。

  「気づいたら、自ら勝手に行動する」、会社経営を立て直しただけでなく、衰退する市場のため、地域のため、坪倉社長はさまざまな行動を起こします。時には様々な人たちと衝突しながら。その中で到達したもう一つの境地、それは「自負」から「無私」へということでした。

  自ら行動を起こすと、どうしても自意識が過剰になりがちです。しかし、その中でいかに己を希釈し、滅私・無私に達するか。無私であることによって、自分に反対していた人たちにも影響を及ぼすことができる、到底動くとは思えなかった物事が動き出す、本気で取り組むと周囲の人が知恵を授けてくれる...



  限りある命の中でも、想いは伝えることができる。それは永遠の魂。そしてそれを実現するには、できれば事業活動を通じてであることが望ましい。何故なら、世の中を良くしながら自分も生活ができるから。坪倉社長のお話がますます熱気を帯びてきました。

  現在、教育にも力を注がれている坪倉社長。「自分の生き方が好き、計算はできても計算ではなく自分を突き動かすもののために生きられる人を増やしたい」とのことでした。そうなるためのヒント。それは、懼れ躊躇する自分の対極に存在する「もう一人の自分の声を聞け」ということでした。



  次回第55回YMSは2月18日開催予定です。

過去のYMS活動レポートはこちら

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2015年新年会を開催しました

2015年01月11日 | リサイクル(しごと)の話


  1月10日、ホテル・キャメロットジャパンにて弊社新年会を開催いたしました。



  初めに、弊社代表取締役社長、中野博恭より年頭のご挨拶。昨年創業80周年を無事迎えることができたことへの感謝と共に、新たな船出にあたっての一層の努力をお誓い申しあげました。



  続いて、代表取締役会長、中野聰恭より乾杯の発声。



  毎年、大変ご好評いただいております、2011年国際バーテンダー協会主催カクテル世界大会総合優勝、「Bar Noble」の山田高史さんによるカクテル・ブースも今年で5年目です。

  今年は例年のオリジナルカクテル「エコソフィー」と、昨年から登場した「ルネサンス」でした。



  イベントの最初として、今年はハッスル株式会社代表取締役、小嶋由香(森由香)様より、弊社も参加している、「思いやりライト運動」についてのご説明をいただきました。



  2014年度に入社した新入社員からのご挨拶。



  昨年は各営業所の所信を書いた書初めでしたが、今年は全国に散らばる営業所の特色を活かし、各土地の方言で新年の抱負を述べさせていただきました。



  恒例のビンゴ・ゲームを経て、最後は弊社独自の締めの音頭「ヨイヨイヨイショ!」です。改めてご説明しますと、これは弊社の創業事業である故繊維業において、数百キロにもなろうかという重い荷物を、人手による協働作業で担ぎ上げていた時代の掛け声が元となっております。

  そこには、先人の足跡に思いを致すと共に、困難をものともせず、共に力を合わせることで、家族、仲間、お取引先、そして地域社会に奉仕するという決意を込めております。



  目まぐるしく変化し、混迷を深める昨今の政治経済情勢ですが、そんな中でも「ヨイヨイヨイショ!」の精神で頑張ってまいりますので、本年も旧倍のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

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2014年12月アクセスランキング

2015年01月06日 | 人気記事ランキング


  ナカノ株式会社は、昨日より新年の営業を開始いたしました。

  さて、2014年12月にアクセスの多かった記事トップ10です。

  12月に100pvを超えた記事は21件、2013年10月以来実に2年ぶりにYMSの記事がトップに返り咲きました。また、忘年会シーズンだからなのか、単純にこのブログが食べ物の話題を掲載することが多いからなのか、2位以下食べ物関連の記事が4件ランクインしました。

  3位「「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました」、パーティそのものは7月に行われたのですが2か月連続のランクインでした。

  10位「第16期ヨコハマ・グッズ001に認定されました」は、弊社の「特殊紡績手袋 よみがえり」シリーズがヨコハマ・グッズ001の3期目に入るという話題です。既に「HAPPY LAWSON 山下公園店」などでお求めいただけるかと思います。昨年の大雪の際は私も重宝しましたが、寒さで手のかじかむこの季節にぜひどうぞ!

  因みに、大雪の際に使った「よみがえり」はまだ現役で頑張っております。洗って使える丈夫な手袋です。

1 第53回YMSを開催しました
2 魚とワイン はなたれ野毛店
3 「上田和男さんバーテンダー歴50年を祝う会」に参加してきました
4 久村俊英さんの超能力を目撃してきました
5 浜のかきあげや-由比港漁協
6 カテゴリー毎の記事一覧(食べ歩きデータベース)
7 炭ダイニング 快-新橋
8 ボーナンザ(BOHNANZA)-遊びながら交渉を体感する
8 筆跡は性格や心理の反映なのか?
10 第16期ヨコハマ・グッズ001に認定されました

  なお常連の「エコノミーとエコロジーの語源」は129pvでトップテン圏外でした。

  本年も「リサイクルライフ」をどうぞよろしくお願いいたします!

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
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