8月30日、前日に開幕したアメリカン・フットボール、Xリーグ・1stステージ、アサヒビール・シルバースターvsリクシル・ディアーズの試合を観戦しました。アメフト観戦は2年ぶり、旧川崎球場がアメフト専用の富士通スタジアムに改装してから初めての観戦になります。照明塔やバックネットなど、旧川崎球場の面影を残していますが、非常に観戦しやすくなりました。
さて、試合開始ちょうど位にスタジアム入りしたのですが、開始早々の1分38秒、アサヒビールのQBメイソン選手からロマン選手へのパスが通り、いきなり51ヤードのランでタッチダウン。写真を撮る間もありませんでした。
Xリーグでは4人目のアメリカ人QB、注目のメイソン・ミルズ選手ですが、見事なボディバランスで早速魅せてくれました。
しかし、リクシルも5分4秒、エンドゾーンまで残り1ヤードとなった所を前川選手が押し込んでタッチダウン。7vs7の同点で1Qを終えます。
2Q2分7秒、残り2ヤードとなってアサヒビールはメイソン選手から橋詰選手へのパスが通りタッチダウン。
さらに8分28秒、櫻井選手が33ヤードのフィールドゴールを決め、アサヒビールが17vs7と突き放します。
リクシルは10分2秒、加藤選手から宮本選手へ4ヤードのバスが通り、前半を17vs14で折り返します。
ハーフタイム・ショー。
後半。全体としてはリクシルが押していたのですが、最初の追加点はアサヒビール。6分2秒、残り7ヤードで再びメイソン選手からロマン選手へのパスが通り、再び10点差。
しかしリクシルも8分32秒に加藤選手から永川選手へ25ヤードのパスが通り、24vs21。
そして4Q、1分36秒。リクシル青木選手が20ヤードのフィールドゴールを決め、ついに同点に追いつきます。
最後までどちらに転ぶか分からない、白熱した試合展開でしたが、9分30秒に流れを大きく変えるビッグ・プレーが飛び出します。アサヒビールの大森選手がインターセプトから大きく空いた右側に回り込み、51ヤードを走り切ってタッチダウン。この時間帯で、試合を決める決定的なプレーでした。
リクシルも最後まで攻め立てますが、アサヒビールは時間を消費する選択。
残り9秒で攻守が入れ替わった時点で、万事休す。31vs24でアサヒビールが開幕戦を制しました。
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした