5月22日、出張の昼食に大阪・美章園駅ガード下にあるTEPPAN MAN(鉄板万)さんへ行ってきました。お目当てはそう、このとても美味しいお好み焼きです。
早速ですが、最初に出てきたのが冒頭の写真の「ふわっとろ焼き」。もんじゃ焼きのような半液体ではなく、お好み焼きとしての形を保ちながら、ふんわりと仕上げています。そして、口の中で旨味のある出汁と共に溶けて広がっていく食感は、敢えて例えるならたこ焼きに近いです。外側をパリっとさせるのであれば、横浜の幸喜屋のチヂミに近くなりますが、全体をふんわりさせているのでそれとも違います。店主の應川さんによれば、このふんわりとろとろに仕上げるのが難しいのだとか。
このふわっとろ焼きをカットしている様子を動画で撮影してみました。少しその柔らかさが伝わるでしょうか?
さて、重くないのでペロリと行けてしまいます。続いて、ネギ焼き。これはより一般的なお好み焼きに近くなりますが、それでもかなり柔らかく仕上げています。フワフワ感を例えて言うならケランチム。青ネギと豚肉がたっぷり入り、ネギの香りを立たせるためお好み焼きソースはかかっていません。
一つ間を置き、少しスープパスタ感も感じる塩焼きそば。フィリピンにもパンシットという似た感じの塩焼きそばがありますが、よりニンニクと油が強いのと、やはり麺が違いますね。
3枚目は、このお店のお好み焼き。先の2枚と同様の柔らかさに加え、山芋か何か分かりませんが非常に粘りを感じます。表面にはお好み焼きソースがたっぷり。
こちらも動画にしてみましたので、その粘りを感じていただけたらと思います。
ところで、関西は関東と比べてソースの文化が根付いているのですね。こちらワインラックかと思っていたら、ソースのラックでした。
ちょうどソースにやたらと詳しい中高年のお客さんがいらして、色々とソースのお話を聞かせていただきました。関西の人は色々とソースに好みがあって、使い分けているんですね。知りませんでした。
今回はお昼でしたが、また機会があればゆっくりお邪魔したいと思います。
TEPPAN MAN
大阪府大阪市阿倍野区美章園2-17-3
繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした