都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
「和田典子 - Fancy dim light」 Yuka Sasahara Gallery
Yuka Sasahara Gallery(千代田区神田岩本町4)
「和田典子 - Fancy dim light」
10/16-11/20

「shallow sleep "good bye"」2010
Yuka Sasahara Galleryで開催中の和田典子個展、「Fancy dim light」へ行ってきました。
作家、和田典子のプロフィールなどは同画廊WEBサイトをご覧ください。
和田典子 Noriko Wada@Yuka Sasahara Gallery
2005年に京都市芸術大学の修士課程を修了した後、最近では高橋コレクションのneoneo展に出品があった他、本年のVOCAにも選出されています。
今思うとVOCAの時の記憶がないのが不思議でなりませんが、ともかくも画廊に入った瞬間、強く惹かれるものを感じたのは私だけではないかもしれません。モチーフは何気ない日常の、例えばソファに座る少女などでしたが、ともかくそのタッチ、とりわけカラフルでうねるような線描には鮮烈な印象を与えられました。
リボンにも例えられるという明るいピンクやイエロー、そしてブルーなどが組み合わさった線はそれ自体が生き物のように這いつくばり、人間や家具などのイメージを作り上げています。まるで組紐です。緩やかに組み合わされた紐状の線が、絵画に懐かしいようでいてどこか新しい感覚を吹き込んでいました。
11月20日まで開催されています。
「和田典子 - Fancy dim light」
10/16-11/20

「shallow sleep "good bye"」2010
Yuka Sasahara Galleryで開催中の和田典子個展、「Fancy dim light」へ行ってきました。
作家、和田典子のプロフィールなどは同画廊WEBサイトをご覧ください。
和田典子 Noriko Wada@Yuka Sasahara Gallery
2005年に京都市芸術大学の修士課程を修了した後、最近では高橋コレクションのneoneo展に出品があった他、本年のVOCAにも選出されています。
今思うとVOCAの時の記憶がないのが不思議でなりませんが、ともかくも画廊に入った瞬間、強く惹かれるものを感じたのは私だけではないかもしれません。モチーフは何気ない日常の、例えばソファに座る少女などでしたが、ともかくそのタッチ、とりわけカラフルでうねるような線描には鮮烈な印象を与えられました。
リボンにも例えられるという明るいピンクやイエロー、そしてブルーなどが組み合わさった線はそれ自体が生き物のように這いつくばり、人間や家具などのイメージを作り上げています。まるで組紐です。緩やかに組み合わされた紐状の線が、絵画に懐かしいようでいてどこか新しい感覚を吹き込んでいました。
11月20日まで開催されています。
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