都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
六本木ピラミデビルにギャラリー4軒がオープン
2月の第3週、G-Tokyoや五大美展など現代アート関連のイベントで露出機会の多かった六本木一帯でしたが、その最中の2月16~18日、ヒルズにも至近のピラミデビルに4つのギャラリーが移転オープンしました。少し遅れましたが、こちらでも簡単にご紹介したいと思います。
今回、新たにオープンしたのは以下のギャラリーです。
オオタファインアーツ(勝どき)
ワコウ・ワークス・オブ・アート(西新宿/初台)
禪フォトギャラリー(渋谷)
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
オオタファイン、ワコウワークス、禪フォトはそれぞれ勝どき、西新宿、また渋谷より移転し、タカ・イシイについては清澄の施設をそのままに、新たなスペースをオープンさせました。
場所はちょうど青山ブックセンター六本木店の裏手です。(地図)六本木交差点からヒルズ方向へ向かう裏道の中間地点でもあるので、よく前を通られる方も多いのではないでしょうか。
ピラミデビルは飲食店などの入居するいわゆる雑居ビルですが、その2階と3階に、ギャラリーがそれぞれに独立したスペースでオープンしています。敷地内部には屋根のない開放型の吹き抜けがあることもあり、例えば雨の際の移動に際しては多少濡れてしまうかもしれませんが、ともかく同じビルに入ったということで、とても便利になりました。
各ギャラリーではオープニングを飾る展示が開催されていますが、私として特に印象深かったのは、それぞれ写真展の禪フォトとタカ・イシイでした。前者では中国の作家の写真作品が、またタカ・イシイではアラーキーの若い頃の未発表作品が紹介されています。
禪フォトギャラリー:「CHINA FOTO」(~3/30)
タカ・イシイギャラリー フォト/フィルム:「荒木経惟個展 - 愛の劇場」(~3/26)
元々、六本木にあったオオタファインも再びこの地へ戻ってきました。勝どきの個性的なスペースはかなり好きでしたが、こちらでもまた意欲的な展覧会が拝見出来ればと思いました。
オオタファインアーツ:「New Address, New Works」(~4/1)
ワコウワークスではお馴染みのティルマンスやリヒターの新作が展示されています。こちらはスペースとして西新宿の時よりも広くなったかもしれません。また当然ながら西新宿の時よりも駅から格段に近くなりました。
ワコウ・ワークス・オブ・アート:「New Space, New Works」(~3/26)
しばらく前はそれこそレントゲンなど、多くのギャラリーがあった六本木でしたが、ここ数年、東京の東側にギャラリーが移転したこともあってか、しばらく寂しい時期が続いていました。これを契機にギャラリーの展示でも六本木に注目が集まるかもしれません。
なおこのピラミデビルのすぐ近くにはもう一軒、以前より六本木の地でも活動を続けているギャラリーがあります。それは言うまでもなくギャラリーモモです。両国の新スペースも定着した感がありますが、従来の六本木のスペースも健在です。こちらもお見逃しなきようご注意下さい。
GALLERY MoMo Roppongi:「分岐展 - 大久保如彌・大坂秩加・亀山恵・丸山恭世」(~3/19)
3月いっぱいはお披露目の展示が続きます。詳細は各ギャラリーのWEBサイトをご参照下さい。
今回、新たにオープンしたのは以下のギャラリーです。
オオタファインアーツ(勝どき)
ワコウ・ワークス・オブ・アート(西新宿/初台)
禪フォトギャラリー(渋谷)
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
オオタファイン、ワコウワークス、禪フォトはそれぞれ勝どき、西新宿、また渋谷より移転し、タカ・イシイについては清澄の施設をそのままに、新たなスペースをオープンさせました。
場所はちょうど青山ブックセンター六本木店の裏手です。(地図)六本木交差点からヒルズ方向へ向かう裏道の中間地点でもあるので、よく前を通られる方も多いのではないでしょうか。
ピラミデビルは飲食店などの入居するいわゆる雑居ビルですが、その2階と3階に、ギャラリーがそれぞれに独立したスペースでオープンしています。敷地内部には屋根のない開放型の吹き抜けがあることもあり、例えば雨の際の移動に際しては多少濡れてしまうかもしれませんが、ともかく同じビルに入ったということで、とても便利になりました。
各ギャラリーではオープニングを飾る展示が開催されていますが、私として特に印象深かったのは、それぞれ写真展の禪フォトとタカ・イシイでした。前者では中国の作家の写真作品が、またタカ・イシイではアラーキーの若い頃の未発表作品が紹介されています。
禪フォトギャラリー:「CHINA FOTO」(~3/30)
タカ・イシイギャラリー フォト/フィルム:「荒木経惟個展 - 愛の劇場」(~3/26)
元々、六本木にあったオオタファインも再びこの地へ戻ってきました。勝どきの個性的なスペースはかなり好きでしたが、こちらでもまた意欲的な展覧会が拝見出来ればと思いました。
オオタファインアーツ:「New Address, New Works」(~4/1)
ワコウワークスではお馴染みのティルマンスやリヒターの新作が展示されています。こちらはスペースとして西新宿の時よりも広くなったかもしれません。また当然ながら西新宿の時よりも駅から格段に近くなりました。
ワコウ・ワークス・オブ・アート:「New Space, New Works」(~3/26)
しばらく前はそれこそレントゲンなど、多くのギャラリーがあった六本木でしたが、ここ数年、東京の東側にギャラリーが移転したこともあってか、しばらく寂しい時期が続いていました。これを契機にギャラリーの展示でも六本木に注目が集まるかもしれません。
なおこのピラミデビルのすぐ近くにはもう一軒、以前より六本木の地でも活動を続けているギャラリーがあります。それは言うまでもなくギャラリーモモです。両国の新スペースも定着した感がありますが、従来の六本木のスペースも健在です。こちらもお見逃しなきようご注意下さい。
GALLERY MoMo Roppongi:「分岐展 - 大久保如彌・大坂秩加・亀山恵・丸山恭世」(~3/19)
3月いっぱいはお披露目の展示が続きます。詳細は各ギャラリーのWEBサイトをご参照下さい。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )