都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
9月の展覧会・ギャラリーetc
多少暑さのぶり返しはあるものの、ここ数日で一気に涼しくなった感があります。9月中に見たい展覧会をリストアップしてみました。
展覧会
・「引込線 2015」 旧所沢市立第2学校給食センター(~9/23)
・「東の正倉院 金沢文庫」 神奈川県立金沢文庫(~9/27)
・「鎌倉からはじまった。1951-2016 PART2」 神奈川県立近代美術館鎌倉館(~10/4)
・「アイヌ工芸品展 木と生きるーアイヌのくらしと木の造形」 入間市博物館(~10/18)
・「唐画もん 武禅にろう苑、若冲も」 千葉市美術館(9/8~10/18)
・「琳派と秋の彩り」 山種美術館(~10/25)
・「蔵王権現と修験の秘宝」 三井記念美術館(~11/3)
・「『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」 東京ステーションギャラリー(9/19~11/3)
・「根津青山の至宝 財団創立75周年記念特別展」 根津美術館(9/19~11/3)
・「もうひとつの輝き 最後の印象派」 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(9/5~11/8)
・「没後100年 五姓田義松ー最後の天才」 神奈川県立歴史博物館(9/19~11/8)
・「アルフレッド・シスレー展ー印象派、空と水辺の風景画家」 練馬区立美術館(9/20~11/15)
・「舟越桂ー私の中のスフィンクス」 群馬県立館林美術館(9/19~12/6)
・「ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生」 Bunkamura ザ・ミュージアム(9/9~12/7)
・「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」 東京都美術館(9/19~12/13)
・「ニキ・ド・サンファル展」 国立新美術館(9/18~12/14)
・「生誕120年記念 芹沢銈介展」 日本民藝館(~11/23)
・「マリー・ローランサン」 府中市美術館(9/12~12/20)
・「SHUNGA 春画展」 永青文庫(9/19~12/23)
・「そこにある、時間ードイツ銀行コレクションの現代写真」 原美術館(9/12~1/11)
ギャラリー
・「三田村 光土里 『DRIFT』」 バンビナートギャラリー(9/5~9/20)
・「塩田千春」 ケンジタキギャラリー(~9/26)
・「Celsius」 CASHI(~9/27)
・「境界 高山明+小泉明郎展」 メゾンエルメス(~10/12)
・「資本空間ースリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸 vol.4 鈴木孝幸」 ギャラリーαM(9/12~10/17)
・「福永大介 Documenting Senses」 小山登美夫ギャラリー(9/12~10/17)
月並みな言葉ではありますが、芸術の秋。9月からも数多くの展覧会が始まります。
まず挙げたいのは練馬区立美術館です。アルフレッド・シスレーの回顧展が開催されます。
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「アルフレッド・シスレー展ー印象派、空と水辺の風景画家」@練馬区立美術館(9/20~11/15)
シスレーの画業を油彩や資料などで辿る展覧会。単に作品を時間軸で追うだけではなく、モチーフとして重要な「河川」をはじめ、日本への影響関係も見定める内容となるそうです。
それにしてもシスレーの名を冠した回顧展、関東近郊で行われるのはいつ以来のことでしょうか。実は私の最も好きな印象派画家がシスレーでもあります。ともかくは期待したいところです。
全国巡回中だった「月映」がいよいよ東京へやって来ます。東京ステーションギャラリーで「『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」が始まります。
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「『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」@東京ステーションギャラリー(9/19~11/3)
「月映」とは表題にもある3名の芸術家、田中恭吉、藤森静雄、恩地孝四郎が共同で刊行した詩画集。今年で刊行から約100年を迎えるそうです。
うち私が注目したいのが田中恭吉です。と言うのも何年か前、確か松濤美術館での「大正イマジュリィ」展にて「冬虫夏草」を見て、強く心打たれた記憶があります。以来、どこかまとまった形で見る機会があればと願っていました。楽しみにしたいと思います。
何ともインパクトのあるチラシではないでしょうか。主に明治時代に活動した画家、五姓田義松の回顧展が、神奈川県立歴史博物館で行われます。
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「没後100年 五姓田義松ー最後の天才」@神奈川県立歴史博物館(9/19~11/8)
展示替えを挟むとはいえ、出品作は資料を含めて全800点。驚きのスケールです。必ずしも広いとは言い難い神奈川歴博でどのように展示するのか想像もつきません。
なお五姓田展ですが、随分と告知、広報にも力が入っているようです。特設サイトに専用のツイッターアカウント(@Goseda_Yosimatu)もあります。そちらも事前にチェックしたいものです。
秋の大型展としては東京都美術館の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」なども人気を集めるのではないでしょうか。ただおそらく最も話題となり、また混雑が予想されるのは永青文庫の春画展かもしれません。
「SHUNGA 春画展」@永青文庫(9/19~12/23)
開館時間は日曜を除き、連日夜8時まで。(月休)夜間も狙い目となるのでしょうか。ただし前後期で展示替えがあるそうです。まずは早めに見に行きたいと思います。
それでは今月も宜しくお願いします。
展覧会
・「引込線 2015」 旧所沢市立第2学校給食センター(~9/23)
・「東の正倉院 金沢文庫」 神奈川県立金沢文庫(~9/27)
・「鎌倉からはじまった。1951-2016 PART2」 神奈川県立近代美術館鎌倉館(~10/4)
・「アイヌ工芸品展 木と生きるーアイヌのくらしと木の造形」 入間市博物館(~10/18)
・「唐画もん 武禅にろう苑、若冲も」 千葉市美術館(9/8~10/18)
・「琳派と秋の彩り」 山種美術館(~10/25)
・「蔵王権現と修験の秘宝」 三井記念美術館(~11/3)
・「『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」 東京ステーションギャラリー(9/19~11/3)
・「根津青山の至宝 財団創立75周年記念特別展」 根津美術館(9/19~11/3)
・「もうひとつの輝き 最後の印象派」 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(9/5~11/8)
・「没後100年 五姓田義松ー最後の天才」 神奈川県立歴史博物館(9/19~11/8)
・「アルフレッド・シスレー展ー印象派、空と水辺の風景画家」 練馬区立美術館(9/20~11/15)
・「舟越桂ー私の中のスフィンクス」 群馬県立館林美術館(9/19~12/6)
・「ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生」 Bunkamura ザ・ミュージアム(9/9~12/7)
・「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」 東京都美術館(9/19~12/13)
・「ニキ・ド・サンファル展」 国立新美術館(9/18~12/14)
・「生誕120年記念 芹沢銈介展」 日本民藝館(~11/23)
・「マリー・ローランサン」 府中市美術館(9/12~12/20)
・「SHUNGA 春画展」 永青文庫(9/19~12/23)
・「そこにある、時間ードイツ銀行コレクションの現代写真」 原美術館(9/12~1/11)
ギャラリー
・「三田村 光土里 『DRIFT』」 バンビナートギャラリー(9/5~9/20)
・「塩田千春」 ケンジタキギャラリー(~9/26)
・「Celsius」 CASHI(~9/27)
・「境界 高山明+小泉明郎展」 メゾンエルメス(~10/12)
・「資本空間ースリー・ディメンショナル・ロジカル・ピクチャーの彼岸 vol.4 鈴木孝幸」 ギャラリーαM(9/12~10/17)
・「福永大介 Documenting Senses」 小山登美夫ギャラリー(9/12~10/17)
月並みな言葉ではありますが、芸術の秋。9月からも数多くの展覧会が始まります。
まず挙げたいのは練馬区立美術館です。アルフレッド・シスレーの回顧展が開催されます。
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「アルフレッド・シスレー展ー印象派、空と水辺の風景画家」@練馬区立美術館(9/20~11/15)
シスレーの画業を油彩や資料などで辿る展覧会。単に作品を時間軸で追うだけではなく、モチーフとして重要な「河川」をはじめ、日本への影響関係も見定める内容となるそうです。
それにしてもシスレーの名を冠した回顧展、関東近郊で行われるのはいつ以来のことでしょうか。実は私の最も好きな印象派画家がシスレーでもあります。ともかくは期待したいところです。
全国巡回中だった「月映」がいよいよ東京へやって来ます。東京ステーションギャラリーで「『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」が始まります。
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「『月映(つくはえ)』 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎」@東京ステーションギャラリー(9/19~11/3)
「月映」とは表題にもある3名の芸術家、田中恭吉、藤森静雄、恩地孝四郎が共同で刊行した詩画集。今年で刊行から約100年を迎えるそうです。
うち私が注目したいのが田中恭吉です。と言うのも何年か前、確か松濤美術館での「大正イマジュリィ」展にて「冬虫夏草」を見て、強く心打たれた記憶があります。以来、どこかまとまった形で見る機会があればと願っていました。楽しみにしたいと思います。
何ともインパクトのあるチラシではないでしょうか。主に明治時代に活動した画家、五姓田義松の回顧展が、神奈川県立歴史博物館で行われます。
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「没後100年 五姓田義松ー最後の天才」@神奈川県立歴史博物館(9/19~11/8)
展示替えを挟むとはいえ、出品作は資料を含めて全800点。驚きのスケールです。必ずしも広いとは言い難い神奈川歴博でどのように展示するのか想像もつきません。
なお五姓田展ですが、随分と告知、広報にも力が入っているようです。特設サイトに専用のツイッターアカウント(@Goseda_Yosimatu)もあります。そちらも事前にチェックしたいものです。
秋の大型展としては東京都美術館の「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」なども人気を集めるのではないでしょうか。ただおそらく最も話題となり、また混雑が予想されるのは永青文庫の春画展かもしれません。
「SHUNGA 春画展」@永青文庫(9/19~12/23)
開館時間は日曜を除き、連日夜8時まで。(月休)夜間も狙い目となるのでしょうか。ただし前後期で展示替えがあるそうです。まずは早めに見に行きたいと思います。
それでは今月も宜しくお願いします。
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