都内近郊の美術館や博物館を巡り歩く週末。展覧会の感想などを書いています。
はろるど
『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』 日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』
2022/3/3〜3/21

日本橋高島屋S.C. 本館8階ホールで開催中の『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』を見てきました。
世界最高峰のインテリアとデザインの国際見本市として知られる『メゾン・エ・オブジェ・パリ展』が、展覧会として編集され、日本へとやって来ました。
それが『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』で、会場には同見本市にて顕彰されたデザイナーなどの作品が3つのブースに分けて展示されていました。

まず初めは過去25年にわたって見本市において表彰されたデザイナーの作品を紹介する「DESIGNER OF THE YEAR(デザイナー・オブ・ザ・イヤー)」で、21名による主に椅子と照明が並んでいました。

フランスやドイツのデザイナーなどの作品が目立つ中、日本の吉岡徳仁や佐藤オオキらも受賞を果たしていて、吉岡によるガラスを用いた球体の照明も一際美しく感じられました。

これに続くのが「What`s New?(ホワッツ・ニュー)」と題したインスタレーションで、「自然の要素」をテーマに、今回の全体装飾を担うエリザベス・ルリッシュによって選ばれた約200点もの家具が並んでいました。

それらはリビングやダイニングルームなどから、自然や宇宙を連想させるような空間へと展開していて、椅子やテーブル、食器、ラグ、照明、オブジェといったさまざまな製品が、1つの小宇宙を築くようにして置かれていました。

いずれもスタイリッシュでありつつユニークな作品ばかりで、どういったシーンで使うのかについて想像を巡らせるのも楽しいかもしれません。

ラストは「RISING TALENT AWARD(ライジングタレントアワード)」とした展示が行われていて、日本とフランスの若手クリエイターの作品がちょうど向かい合うように並んでいました。

この「RISING TALENT AWARD」とは創設以来、レバノンや中国、アメリカなどのデザイナーを毎年開催国を決めて表彰してきたもので、2020年はフランス、そして2022年は日本が開催地となりました。

この他、かつて高島屋で開催されたシャルロット・ペリアン展「選擇・傳統・創造」(1941年)や「ル・コルビュジェ、レジェ、ぺリアン三人展」(1955年)など公開された家具も見どころではないでしょうか。
パリから日本へ。東京・京都・名古屋の3会場で開催!『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』で楽しむ最先端のデザイン | イロハニアート
各作品にQRコードがついていて、スマホで読み取るとデザイナーやブランドのサイトにアクセスすることも可能でした。また会場の日本橋高島屋の家具・和洋食器売り場にて、一部のデザイナーの作品が展示販売されているのも、デパートならではの企画といえるかもしれません。
3月21日まで開催されています。なお東京での展示を終えると、京都高島屋7階7階グランドホール(4月28日〜5月9日)、ジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場(8月17日〜8月30日)へと巡回します。
『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』 日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
会期:2022年3月3日(木)〜3月21日(月・祝)
休館:会期中無休。
時間:10:30~19:30
※最終日は16時まで
※入館は閉館の30分前まで
料金:一般・大学・高校500円、中学生以下無料
住所:中央区日本橋2-4-1
交通:東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅B1出口直結。都営浅草線日本橋駅から徒歩5分。JR東京駅八重洲北口から徒歩5分。
『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』
2022/3/3〜3/21

日本橋高島屋S.C. 本館8階ホールで開催中の『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』を見てきました。
世界最高峰のインテリアとデザインの国際見本市として知られる『メゾン・エ・オブジェ・パリ展』が、展覧会として編集され、日本へとやって来ました。
それが『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』で、会場には同見本市にて顕彰されたデザイナーなどの作品が3つのブースに分けて展示されていました。

まず初めは過去25年にわたって見本市において表彰されたデザイナーの作品を紹介する「DESIGNER OF THE YEAR(デザイナー・オブ・ザ・イヤー)」で、21名による主に椅子と照明が並んでいました。

フランスやドイツのデザイナーなどの作品が目立つ中、日本の吉岡徳仁や佐藤オオキらも受賞を果たしていて、吉岡によるガラスを用いた球体の照明も一際美しく感じられました。

これに続くのが「What`s New?(ホワッツ・ニュー)」と題したインスタレーションで、「自然の要素」をテーマに、今回の全体装飾を担うエリザベス・ルリッシュによって選ばれた約200点もの家具が並んでいました。

それらはリビングやダイニングルームなどから、自然や宇宙を連想させるような空間へと展開していて、椅子やテーブル、食器、ラグ、照明、オブジェといったさまざまな製品が、1つの小宇宙を築くようにして置かれていました。

いずれもスタイリッシュでありつつユニークな作品ばかりで、どういったシーンで使うのかについて想像を巡らせるのも楽しいかもしれません。

ラストは「RISING TALENT AWARD(ライジングタレントアワード)」とした展示が行われていて、日本とフランスの若手クリエイターの作品がちょうど向かい合うように並んでいました。

この「RISING TALENT AWARD」とは創設以来、レバノンや中国、アメリカなどのデザイナーを毎年開催国を決めて表彰してきたもので、2020年はフランス、そして2022年は日本が開催地となりました。

この他、かつて高島屋で開催されたシャルロット・ペリアン展「選擇・傳統・創造」(1941年)や「ル・コルビュジェ、レジェ、ぺリアン三人展」(1955年)など公開された家具も見どころではないでしょうか。
パリから日本へ。東京・京都・名古屋の3会場で開催!『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』で楽しむ最先端のデザイン | イロハニアート
各作品にQRコードがついていて、スマホで読み取るとデザイナーやブランドのサイトにアクセスすることも可能でした。また会場の日本橋高島屋の家具・和洋食器売り場にて、一部のデザイナーの作品が展示販売されているのも、デパートならではの企画といえるかもしれません。
『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』が、日本橋高島屋S.C.本館8階ホールでスタートしました。パリの見本市のエッセンスを体験できる展示は3部構成。見どころをレポートします。#メゾン・エ・オブジェ #日本橋高島屋https://t.co/bwNmphCGIy
— イロハニアート (@irohani_art) March 9, 2022
3月21日まで開催されています。なお東京での展示を終えると、京都高島屋7階7階グランドホール(4月28日〜5月9日)、ジェイアール名古屋タカシマヤ10階特設会場(8月17日〜8月30日)へと巡回します。
『デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展』 日本橋高島屋S.C. 本館8階ホール
会期:2022年3月3日(木)〜3月21日(月・祝)
休館:会期中無休。
時間:10:30~19:30
※最終日は16時まで
※入館は閉館の30分前まで
料金:一般・大学・高校500円、中学生以下無料
住所:中央区日本橋2-4-1
交通:東京メトロ銀座線・東西線日本橋駅B1出口直結。都営浅草線日本橋駅から徒歩5分。JR東京駅八重洲北口から徒歩5分。
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