寝てるだけだから
テレビ番組のナレーションで変な日本語が聞こえてくることがありますね。例えば「開運!なんでも鑑定団」のナレーション。「生死の間をさまよい」って、ウォーキングデッドか? 「生死の境をさまよい」でしょ! 「足の踏み場所もなかった」は「足の踏み場もなかった」、「細工が実に見事でほれぼれとしている」は「細工が実に見事でほれぼれする」か「細工が実に見事で見ほれて(見惚れて)いる」か、どちらかですね。
ナレーション原稿を書く人は、内容をすべてきちんと把握し、要点を正しい日本語で的確に表現する力を持っていないといけません。ところが、「生死の間」なんて、「生と死の狭間(はざま)」という表現が浮かんできて迷う・・・といったレベルではなく、「生死の境」が出てこなかった、それだけでしょう。語彙が乏しい、きちんと言葉を組み立てることができない、そういう人が多過ぎます。
「世界まる見え!テレビ特捜部」のナレーション( ̄д ̄)! 「身重な彼女を」はテロップも同じでしたが「身重の彼女を」です。「その代償としてかけがえのない宝を手に入れました」は、偽造パスポートを使って外国に逃げた女性の言葉として語られたのですが、「代償」は払うもので、手に入れるものではありませんからね、「その代わりに」でしょ。「土を払い除いていくと」は「土を払いのけていくと」ですね。
「世界・ふしぎ発見!」は、「世界を混乱に落としかねない」って「世界を混乱に陥れかねない」でしょ、「それだけの人々を満たす水源があった」は「需要」が抜けていますね、「それだけの人々の需要を満たす水源があった」です。「○の製造が盛んとなり」「世界的に有名となる」「明らかとなる」など、変な「と」ばかりですね、「盛んになる」「有名になる」「明らかになる」でしょo(`д´)o!
「THEぶっちぎりTV」は、「規定された時間内に」と聞こえたときのテロップが「規定時間内に」だったのですが、これはテロップのほうが自然です。「何事もなかった様子」と聞こえたとき、映像ではボールが女性の頭を直撃したので「何事もなかった」なんてことはない、「何事もなかったような様子」と言うべきだと感じました( ̄" ̄)。
「家庭の医学」のナレーション( ̄д ̄)! 「子どもの面倒に奔走しながら」は「子どもの世話に奔走しながら」ですかね。「全員が○○を完治した」は「全員○○が完治した」でしょ! 「1年先輩に○○、1年後輩に△△という超サラブレッドなのです」って何ですかね、見れば、その容姿は人並みで、スターでも何でもない人のことですから、どこが超サラブレッドなのかとあきれました Ψ( ̄д ̄)Ψ。
「とくダネ!」のナレーションもひどい( ̄д ̄)! 「90%以上が森林で占める」「彼女の行動や言動」「今後も猛威が予想されるゲリラ豪雨」「明るみになった妻への家庭内暴力」って Ψ(`^´)Ψ。「90%以上を森林が占める」「彼女の言動」「今後も猛威を振るうことが予想されるゲリラ豪雨」「明るみに出た妻への家庭内暴力」でしょ! 誰かチェックしようよ、チェックできる人もいないのか?
「大改造!!劇的ビフォー・アフター」のナレーションは特におかしくて、原稿を書いているのが日本人かどうか怪しいと感じるほどです。「雨の日も気兼ねなく洗濯ができます」「匠が足をつるほど冷たい床」「今にも落ちる寸前だった梁」「急な雨が降っても慌てる心配はありません」「余りあるほどの収納スペース」「一部踏み抜けそうになっていたウッドデッキ」「仕事の疲れを落とすこともできません」「最大限にまで」など。
本当にひどい Ψ(`^´)Ψ。加藤みどりナレーターも、そのまま読むってどうなの? 気持ち悪くないのか? 「雨の日も何も気にせず洗濯ができます」「匠の足がつるほど冷たい床」「今にも落ちそうだった梁」「落ちる寸前だった梁」「急な雨でも慌てる必要はありません」「有り余るほどの収納スペース」「一部踏み抜きそうになっていたウッドデッキ」「仕事の疲れを癒やすこともできません」「最大限」でしょ! チェックする気もない?
「まるごとSTAR WARS~いよいよ完結スペシャル~」(2020/1/10 NHK)で「その制作の裏舞台に迫ります」「人々に与える影響力」というナレーションが聞こえました。ナレーターは伊藤静で、「父( ̄_)」もいけませんね( ̄д ̄)! 「子どもや女性に大人気のBB-8」は、珍しく「~に大人気」で、いいですね d(⌒・⌒)good。
「裏舞台」なんて初めて聞きましたが「舞台裏」でしょ。「人々に与える影響力」って、相変わらずいるのですね、「影響」と「影響力」を区別できない人が Ψ( ̄д ̄)Ψ。「スター・ウォーズを見て育った人が影響を受け、今度は映画を作る側になって、また次の世代に影響を与えていく」というわけで、「影響」ですよ!
それから、「(アナキンは)師匠のオビ=ワンと対決しますが、あえなく返り討ちに」というナレーションには違和感を覚えました。アナキンはシディアス卿に操られてダークサイドに取り込まれましたが、最後までアナキンを救いたいと願っていたオビ=ワンは、アナキンに“仇討ち”されるようなことなんかしていないのですから“仇討ち → 返り討ち”という流れではないわけで、あれは、単純に「惨敗」とか、ですね。
「世界へ発信!SNS英語術」で、アンソニー・ダニエルズ(C-3POを演じている俳優)が記者会見の挨拶で「C-3POは600万以上の言語と暗号に対応しているという設定だけど、残念ながら日本語はそれに含まれていない」と言ったという話をG・カズオ・ペニャがしていましたが、そうですよね、やがて日本語はすっかり意味不明の言語になり、STAR WARSぐらいの時代になったら消滅しているかも <( ̄д ̄)>。
テレビ番組のナレーションで変な日本語が聞こえてくることがありますね。例えば「開運!なんでも鑑定団」のナレーション。「生死の間をさまよい」って、ウォーキングデッドか? 「生死の境をさまよい」でしょ! 「足の踏み場所もなかった」は「足の踏み場もなかった」、「細工が実に見事でほれぼれとしている」は「細工が実に見事でほれぼれする」か「細工が実に見事で見ほれて(見惚れて)いる」か、どちらかですね。
ナレーション原稿を書く人は、内容をすべてきちんと把握し、要点を正しい日本語で的確に表現する力を持っていないといけません。ところが、「生死の間」なんて、「生と死の狭間(はざま)」という表現が浮かんできて迷う・・・といったレベルではなく、「生死の境」が出てこなかった、それだけでしょう。語彙が乏しい、きちんと言葉を組み立てることができない、そういう人が多過ぎます。
「世界まる見え!テレビ特捜部」のナレーション( ̄д ̄)! 「身重な彼女を」はテロップも同じでしたが「身重の彼女を」です。「その代償としてかけがえのない宝を手に入れました」は、偽造パスポートを使って外国に逃げた女性の言葉として語られたのですが、「代償」は払うもので、手に入れるものではありませんからね、「その代わりに」でしょ。「土を払い除いていくと」は「土を払いのけていくと」ですね。
「世界・ふしぎ発見!」は、「世界を混乱に落としかねない」って「世界を混乱に陥れかねない」でしょ、「それだけの人々を満たす水源があった」は「需要」が抜けていますね、「それだけの人々の需要を満たす水源があった」です。「○の製造が盛んとなり」「世界的に有名となる」「明らかとなる」など、変な「と」ばかりですね、「盛んになる」「有名になる」「明らかになる」でしょo(`д´)o!
「THEぶっちぎりTV」は、「規定された時間内に」と聞こえたときのテロップが「規定時間内に」だったのですが、これはテロップのほうが自然です。「何事もなかった様子」と聞こえたとき、映像ではボールが女性の頭を直撃したので「何事もなかった」なんてことはない、「何事もなかったような様子」と言うべきだと感じました( ̄" ̄)。
「家庭の医学」のナレーション( ̄д ̄)! 「子どもの面倒に奔走しながら」は「子どもの世話に奔走しながら」ですかね。「全員が○○を完治した」は「全員○○が完治した」でしょ! 「1年先輩に○○、1年後輩に△△という超サラブレッドなのです」って何ですかね、見れば、その容姿は人並みで、スターでも何でもない人のことですから、どこが超サラブレッドなのかとあきれました Ψ( ̄д ̄)Ψ。
「とくダネ!」のナレーションもひどい( ̄д ̄)! 「90%以上が森林で占める」「彼女の行動や言動」「今後も猛威が予想されるゲリラ豪雨」「明るみになった妻への家庭内暴力」って Ψ(`^´)Ψ。「90%以上を森林が占める」「彼女の言動」「今後も猛威を振るうことが予想されるゲリラ豪雨」「明るみに出た妻への家庭内暴力」でしょ! 誰かチェックしようよ、チェックできる人もいないのか?
「大改造!!劇的ビフォー・アフター」のナレーションは特におかしくて、原稿を書いているのが日本人かどうか怪しいと感じるほどです。「雨の日も気兼ねなく洗濯ができます」「匠が足をつるほど冷たい床」「今にも落ちる寸前だった梁」「急な雨が降っても慌てる心配はありません」「余りあるほどの収納スペース」「一部踏み抜けそうになっていたウッドデッキ」「仕事の疲れを落とすこともできません」「最大限にまで」など。
本当にひどい Ψ(`^´)Ψ。加藤みどりナレーターも、そのまま読むってどうなの? 気持ち悪くないのか? 「雨の日も何も気にせず洗濯ができます」「匠の足がつるほど冷たい床」「今にも落ちそうだった梁」「落ちる寸前だった梁」「急な雨でも慌てる必要はありません」「有り余るほどの収納スペース」「一部踏み抜きそうになっていたウッドデッキ」「仕事の疲れを癒やすこともできません」「最大限」でしょ! チェックする気もない?
「まるごとSTAR WARS~いよいよ完結スペシャル~」(2020/1/10 NHK)で「その制作の裏舞台に迫ります」「人々に与える影響力」というナレーションが聞こえました。ナレーターは伊藤静で、「父( ̄_)」もいけませんね( ̄д ̄)! 「子どもや女性に大人気のBB-8」は、珍しく「~に大人気」で、いいですね d(⌒・⌒)good。
「裏舞台」なんて初めて聞きましたが「舞台裏」でしょ。「人々に与える影響力」って、相変わらずいるのですね、「影響」と「影響力」を区別できない人が Ψ( ̄д ̄)Ψ。「スター・ウォーズを見て育った人が影響を受け、今度は映画を作る側になって、また次の世代に影響を与えていく」というわけで、「影響」ですよ!
それから、「(アナキンは)師匠のオビ=ワンと対決しますが、あえなく返り討ちに」というナレーションには違和感を覚えました。アナキンはシディアス卿に操られてダークサイドに取り込まれましたが、最後までアナキンを救いたいと願っていたオビ=ワンは、アナキンに“仇討ち”されるようなことなんかしていないのですから“仇討ち → 返り討ち”という流れではないわけで、あれは、単純に「惨敗」とか、ですね。
「世界へ発信!SNS英語術」で、アンソニー・ダニエルズ(C-3POを演じている俳優)が記者会見の挨拶で「C-3POは600万以上の言語と暗号に対応しているという設定だけど、残念ながら日本語はそれに含まれていない」と言ったという話をG・カズオ・ペニャがしていましたが、そうですよね、やがて日本語はすっかり意味不明の言語になり、STAR WARSぐらいの時代になったら消滅しているかも <( ̄д ̄)>。