ご存じ?
先日、夜8時過ぎだったでしょうか、電話がかかってきて、知らない人の声だったので一体何かと思ったら、「CMでご存じいただいております○○の」と言うじゃありませんか。なぁ~にぃ~? 「ご存じいただいております」だってぇ~~~( ̄д ̄)! ちなみに、○○はだれもが知っている空調機メーカーの名前です。
確かに知っていますが、「ご存じいただいております」にはゾッとして脳みそが拒否反応を起こしそうになりました。でも、我慢してそのまま聞いていたらうちのような集合住宅にはどうしようもない話で、その旨話したところ、「そうですか、時間を取らせて申し訳ありませんでした」と言ってさっと電話を切りました。テレアポのセリフですからだれかが書いた原稿を読んでいるのでしょうが、ずっとそれでやっているということはだ~れも気づかないということですね。
これぞ「ちゃんとしゃべれ!」の神様降臨です。なにしろ「国民の皆様が幸せになっていただけるように」「存じ上げてます」「全く存じ上げません」について書いたところですからね、これらをミックスしたような例文じゃぁ~あ~りませんか。(⌒・⌒)早速、辞書を片手にどういうふうに書こうか考えましたよ。
「存じる」は、他動詞、上一段活用、「考える、思う、知る、覚える、心得る」の謙遜した言い方です。「おめでとう存じます」「~と存じます」「その件は存じています」というふうに、たま~に言うことがありますね。謙遜して言うのですから、自分が主体です。そして、「こちら、○○さん、知ってる?」と○○さん(目上の人)を紹介されたら、「存じ上げています」と言いますね。
ということは、この「存じる」でもって相手に向かって「ご存じいただいております」は誤りですね、こんなのありえません。幾ら「ご」を付けたからといって、「ご存じいただく」なんて成立しません。もちろん、「存じていただく」も成立しません。←バッサリv(⌒・⌒)v
ですが、もうちょっと考えてみましょうか。皆さんご存じの「ご存じ」に「いただいております」をくっつけたという可能性がありますからね。いや、むしろこっちでしょう。ですが、長くなるので続きは次回!(⌒・⌒;)へへ・・・すみません。
先日、夜8時過ぎだったでしょうか、電話がかかってきて、知らない人の声だったので一体何かと思ったら、「CMでご存じいただいております○○の」と言うじゃありませんか。なぁ~にぃ~? 「ご存じいただいております」だってぇ~~~( ̄д ̄)! ちなみに、○○はだれもが知っている空調機メーカーの名前です。
確かに知っていますが、「ご存じいただいております」にはゾッとして脳みそが拒否反応を起こしそうになりました。でも、我慢してそのまま聞いていたらうちのような集合住宅にはどうしようもない話で、その旨話したところ、「そうですか、時間を取らせて申し訳ありませんでした」と言ってさっと電話を切りました。テレアポのセリフですからだれかが書いた原稿を読んでいるのでしょうが、ずっとそれでやっているということはだ~れも気づかないということですね。
これぞ「ちゃんとしゃべれ!」の神様降臨です。なにしろ「国民の皆様が幸せになっていただけるように」「存じ上げてます」「全く存じ上げません」について書いたところですからね、これらをミックスしたような例文じゃぁ~あ~りませんか。(⌒・⌒)早速、辞書を片手にどういうふうに書こうか考えましたよ。
「存じる」は、他動詞、上一段活用、「考える、思う、知る、覚える、心得る」の謙遜した言い方です。「おめでとう存じます」「~と存じます」「その件は存じています」というふうに、たま~に言うことがありますね。謙遜して言うのですから、自分が主体です。そして、「こちら、○○さん、知ってる?」と○○さん(目上の人)を紹介されたら、「存じ上げています」と言いますね。
ということは、この「存じる」でもって相手に向かって「ご存じいただいております」は誤りですね、こんなのありえません。幾ら「ご」を付けたからといって、「ご存じいただく」なんて成立しません。もちろん、「存じていただく」も成立しません。←バッサリv(⌒・⌒)v
ですが、もうちょっと考えてみましょうか。皆さんご存じの「ご存じ」に「いただいております」をくっつけたという可能性がありますからね。いや、むしろこっちでしょう。ですが、長くなるので続きは次回!(⌒・⌒;)へへ・・・すみません。