◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「国民の皆様が幸せになっていただけるように」って?

2010-03-03 21:23:37 | 気になる言葉、具体例
                                     ハムやん
 先日、O・Iさんの「○○を△△にお会いさせるべきだとか言った覚えはない」と「いろいろな人にお会いするだろうから、お忙しいだろうし、無理なさらなくてもよろしいと思って」について書きましたが、お仲間のH・Yさんも変な日本語の話し手としてはかなりのものですね。
 「皆様の新しいご生活が始まっていきます」だの、「皆さんのお暮らしを考えたときに」だの、くどい! 「安心してお暮らしできるように」なんて言ったこともありますね。先日も「国民の皆様が幸せになっていただけるように」なんて言っていましたが、これでは、望みは限りなく薄いですよぉ~。( ̄д ̄)
 え? これのどこが変なんだって? では、順番に考えてみてください。幸せになるのはだれですか。幸せになってもらいたいと思っているのはだれですか。そのために何かしようといろいろ考えているのはだれですか。例文の主体はだれですか。本当に何とかしようと思っているのなら「国民の皆様に幸せになっていただけるように」と言ってく~ださ~い。
 あ、そうそう、新人女性議員も負けていませんよ。「1年生議員は○○ガールズと一くくりにさせられてしまうんですけど」なんて言って、「させる」と「される」が区別できていません。正しくは「1年生議員は○○ガールズと一くくりにされてしまうんですけど」です。この人、○○ガールズと言われるのは嫌なんですね。(^~^)
コメント
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