高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

演劇トレーニング

2010-05-08 17:39:24 | プログラム

 午後の研修は、演劇のトレーニング手法を使ったコミュニケーショントレーニング。

なぜ、演劇とNPOスタッフトレーニングが関係あるの?と思われるかもしれませんが、私はコミュニケーション力を高めるために効果があると考えています。シアターゲームと呼ばれるような表現力を練習する活動は、役者さんの表現力アップや、他の役者さんと絡みを滑らかに展開する「勘」どころを養うのだと思うのですが、一般の人にとっても他者と関わる力をトレーニングすることができると思います。

 人は自分の気持ちや感情を表すことを元来得意とする人もいれば、不得意な人もいます。素の自分を他者に見せることは、他者との「壁」を下げることになりますので、コミュニケーションがとりやすくなります。つまり、他人からの評価も、自己評価も一致する「自分」(オープンな自分)を見せることが大切なのです。

 演劇トレーニングを利用するのは、何も表現方法や表現力を高めるためではなく、適度に「自己開示」することに目的があります。 自己開示することにより、オープンな自分が広がり、コミュニケーション力に幅がでてきます。
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地域行政と住民

2010-05-08 12:20:52 | プログラム
「みなさん、笑顔あふれる元気なまちづくり ってどういうことでしょうか?」 
という問いかけで、黒松内町職員のIさんの話は始まりました。

「地域に関わること、住民と一緒とつくる公共サービス。黒松内は「協働」という言葉が一般的になる前からやってました」

☆ 地域のことを知る  地域の生活を知る
☆ 地域からの信頼を得るためには足を運ぶ
☆ 「本物を見せよう」 
☆ 大人が子ども達に頑張っている姿をみせることが大切。

「おじいちゃん、おばあちゃんに通って、玄関入って、お茶出してもらって漬物が出てくるのに3年かかったけど、今は1年で大丈夫かな?」

 淡々と話しているようで、いろいろあったんだなあ・・だから今あるんだと、感じさせる印象深い言葉がたくさんありました。

 受講している研修生達もこれから地域へ関わる人達です。とても参考になる話でした。

ありがとうございました。



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コンカリーニョ

2010-05-08 10:37:28 | プログラム
NPO法人コンカリーニョの代表理事斎藤さんに事例。コンカリーニョは生活支援型文化施設を札幌の西区の市街地・琴似にある劇場です。スペイン語で「愛をこめて」

・芸術におけるパブリック(公共)とはなにか?
・芸術にはいろいろな力がある ・・・貧困地域での「まちづくり」
・子どもの「生きる力」・・・社会への問いかけ
・新しい価値を創造するのが芸術
・芸術によって社会に役立つことを考える ・・・自分達が宣言することの大切さ
・活動のコンセプト  まちづくりと芸術の振興 「つっかけばきで来れる劇場」
・資金集めの時、「何をしたいの」という問いかけに鍛えられた。

札幌市立であった 旧札幌曙小学校の管理運営をしている。→ 地域課題が集まってくる
課題解決へ・・・。

 
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