釜石

釜石を通過中。

もう３時だ。今日は福島県会津若松まで行かねばならぬ。

今回の旅も、各地の知人を訪ね歩いています。自然相手の仕事をしていると、全国の自然相手の仕事をしている人達と友達になれるので、嬉しいです。

黒松内スタッフのＪＯＹの出身地を回りました。ご家族がお住まいです。　１０年以上前の夏休み、長期村を黒松内で開催する以前ですが、「キャラバンキャンンプ」なるものを私の趣味でやっていました。　子ども達とワゴン車で全国を回ったのですが、「東北キャラバン」もしました。

その時も釜石は通過したと思うんですが・・、印象が残っていませんでした。

将来、地元でのＮＰＯ活動も視野にある彼女の故郷の「空気」だけでも吸っておこうと、次の目的地へ向かう途中によりました。

予想以上に大きな街でした。

学校利用の道の駅

　葛巻の山の上、標高１０００ｍクラスに立つ風車群を見学してから、宮古方面、太平洋へ。

　今回の旅は、１週間あります。こんな長い旅に、ＭＲＫさんと出るのは、初めてだな。これまで、長くても４泊だったので、６泊７日です。あったようななかった（と彼女は言う）新婚旅行でも、３泊くらいだったかな・・・。

　そんな長旅、しかも、かなりドライブが多い旅に、シンガポールからホームスティしている、中学２年生のＫＳＮが同行しています。小さな国ですから、こんなに車に乗ることはないだろうなあ・・・。　身体を動かさないで、食べて座っていることが多いから、もっと大きくなって帰すことになっちゃうかな。

　娘が嫁いだ外国で生まれた孫を連れている　おじいちゃんとおばあちゃんという姿の三人の珍道中であります。

　ふたりだけで、１週間も旅をしていたら、きっと喧嘩が絶えないでしょうから、いい緩衝にもなっております。

　ＫＳＮご苦労さんであります。

ピザ

　森と風のがっこうには、８年ほど前でしょうか。吉成さん夫婦が葛巻に移住された当初に、「もったいないフォーラム」というものを開催した時にゲストに呼ばれ来校したことがありました。

　あれから、「エコビレッジ」をテーマに、クリーンエネルギーや栽培をテーマの中心にさまざまなプログラム展開をして来ました。この手のことに造詣が深い講師陣が数多くこの地を訪れています。　校舎は木造、地域住民の人達も関わりながら、山の中の小さな集落の中に定着しています。

　暖かな素敵な空間です。　エコカフェやエコハウスは、地場の土を使い、しかも、未来的な姿をしており、それでも古い木造校舎と不思議と調和しています。

　宮沢賢治さんのポラーノ広場はこんなんだったかもしれません。風の又三郎も通っていたのかもなあ・・。

　若者二人が焼いてくれたピザは、もちろんレストランの売り物になる出来栄え。石窯を使いこなしているなあ。

　もっと、ゆっくりとお話したいこともたくさんありました。

でも、その場の課題はその場の課題。お互いに、「その地」で生きて暮らしていることを知るだけでも、元気が交換できます。

森と風のがっこう

昨夜は携帯電波が入らない場所、岩手県山葛巻町の山中にある「森と風のがっこう」に滞在しました。経営をしている吉成夫妻、そしてスタッフの黍原さんに再開。新人研修生の「けんちゃん」には初体面をしました。

　○テン系日本人気質のあるカミサン二人は波長が合うようで、

「もりかぜ　ゆりで～す」「ぶなもり　まりで～す」なんて言ってます。
「そうでしょう！、そおだねえ・・」といろいろと女性ならではの、共感し合っておりました。　

二人とも都会から田舎へ移住して、「自然学校」なるものを生活・仕事の両面から支えているのですから・・、経験してきたこと、苦労感も同じなのでしょう・・。

夫ふたりは、彼女達あっての　私達であり、現在ですから・・・。

大切にしないといけません。

「あったり前だろう！」と　カミの声・・・。

今度は、黒松内と葛巻の中間・・・どこか温泉で・・なんて話しておりました。

それもいいかも・・・。