民主党・鳩山政権下で行われていた「新しい公共」円卓会議で「新しい公共宣言」がとりまとめられ発表されました。宣言は管政権にも引き継がれ、その担当は、出だしでつまづいた荒井聡国家戦略担当相となっています。
◆次のように定義しています。
「新しい公共」が作り出す社会は「支え合いと活気がある社会」である。
すべての人に居場所と出番があり、みなが人に役立つ歓びを大切にする社会であるとともに、その中から、さまざまな新しいサービス市場が興り、活発な経済活動が展開され、その果実が社会に適正に戻ってくる事で、人々の生活が潤うという、よい循環の中で発展する社会である。
◆ここまで、宣言しています。
気候変動の影響が懸念される一方で、少子高齢化が進み、成熟期に入った日本社会では、
これまでのように、政府がカネとモノをどんどんつぎ込むことで社会問題を解決することはできないし、われわれも、そのような道を選ばない。
◆こうなると言っています。
「新しい公共」による「支え合いと活気のある」社会が出現すれば、ソーシャルキャピタルの高い、つまり、相互信頼が高く社会コストが低い、住民の幸せ度が高いコミュニティが形成されるであろう。
さらに、つながりの中で新しい発想による社会のイノベーションが起こり、「新しい成長」が可能となるであろう。
◆次のようにも定義しています。
「新しい公共」とは、「支え合いと活気ある社会」を作るための当事者たちの「協働の場」である。
そこでは、「国民、市民団体や地域組織」、「企業」、「政府」等が、一定のルールとそれぞれの役割をもって当事者として参加し、協働する。
*****
以下、この宣言文では、日本の未来のビジョンにも言及しています。
マスコミ、TVは、政治ネタを ダメだダメだの書き方しかしていませんが、いろいろな会議や施策はすすめられているのです。 こういったことで、ニュースは世論に議論を起こさせるようにすべきだなあ・・。
政治記者とは言えんなあ・・、 政治記者屋・・
日本のマスコミの記者はもっとしっかして欲しい。
政局を演出しているのは、メデアだろう。
新聞が売れない、ニュースの視聴率が落ちる → だから 視聴率が上がる、不安をあおる風な報道になっている。 負の螺旋構造をつきすすんでいると思う。
宣言は、http://www5.cao.go.jp/entaku/shiryou/22n8kai/pdf/100604_01.pdf
新しい公共・円卓会議のHPは、http://www5.cao.go.jp/entaku/index.html