子ども長期自然体験村2014にて、久しぶりにロックビーチウィーキングをガイドしました。 2010年までは恒例のプログラムでした。
泳いだり、磯を歩いてゆかねばならない場所にある洞窟を目指したり、時にはゴムボート(モーターボートの救助艇を沖に浮かべた)で冒険にもでかけました。 長いトンネルが海岸沿いにできたため、人が入れなくなった磯歩きもしていましたが、あの東日本大震災の惨状をこの目で見て、がれき撤去も経験した2011年の夏からは歩いてゆかなければならない磯場歩き・泳ぎのプログラムは敬遠していました。
今年は4年ぶりに子ども達を連れてゆくことにしました。 さすがに国道旧道あとは断崖が続く箇所があるので、もしものことがあれば逃げ場が断たれるので子どもは連れてゆけません。 そこで、寿都の町外れから弁慶岬へのルートを再開しました。 震災後は私のイメージの中ではここも断崖絶壁が続いているとの印象が強く残ってしまっていたのですが、意外とエスケープルートがあるので、決行することにしました。
直線距離で約5kmくらいでしょうか。そこをお昼を挟んで4時間かけて弁慶岬の政泊港まで制覇しました。
やはり、夏にはもってこいの楽しさ満点のコースでした。 海岸沿いに歩くことはできますが、切れ込んだ大小の深いタイトプールや磯場を泳ぎながらダイレクトに進む冒険性は、子ども達の好奇心、行動心を大いに刺激します。
大人がついて、子どもだけでは行けない場所に連れてゆくのは、天候にも左右されます。長期村のロングキャンプだからこそ計画できるプログラムです。