流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

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アニメ雑記 2017/12/8 を語る

2017-12-08 23:14:20 | ■アニメレビューとか
●宝石の国とか



1話。
宝石たちのモデリングも髪の美しさ、光の反射も綺麗でグッとくるけど、
それ以上に空と草原と建物しかない情景の作る終末感が不気味かなと。
敵も不気味だし。
原作はちょこっと読んだこともありましたが、
表紙も光ってて気合入った装丁だけど、それくらいかな?としか思ってなかったので、
このシンプルなデザインで話を見せてくれるのが面白いかなと。
印象的な情景が多いのはあくまで3Dでやるだけ、
という題目であることを思わされるかな。





8話。
晴れる。
空が晴れていってアンタークの髪の光の反射が大きくなっていったりだとか、
情景的な美しさもあってグッときますが、
晴れるということは月人がくるという不吉さもあって、不気味さもあるかなと。
フォスたちのいる場所を中心に渦を巻くような雲が運命の場所を印象付けているようでもある。



アンタークの髪が透けるのとか、作画だとただ髪が透けて瞳が見えるとか、
そういう感じになるのかな?とか透明感なんかを意識しちゃうかな。
目を見せる見せないという演出があるので、
設定として透けてるというのは見せ方としてどうなるのかな、
みたいなことを考えていたらあの崩れ方だったのがまた印象的でした。



手前も不吉、奥も不吉。
枝が生えるような両者の生々しさにサンドイッチにされるアンターク。
縦の構図で印象的な絵が多い印象。



顔が割れるとかイノセンス的グロさだなぁとか1話見たときは思ってたんですが、
アンタークのひび割れなんかはかっこ良くて、グッときたな。
単にアンターク好きってだけですが。



ちょっとサイケデリックな感じで。
この辺作画っぽい感じが。
3D作品ってずっと3Dのキャラが動く、みたいなイメージを持ってしまっているので、
こういう転換も普通にありなんだなというか。





フォス、生まれ変わる。
花弁の中から生まれるような感じで。
正面から開いていく感じが新鮮ですよね。
劇ナデのユリカを思い出す感じでしょうか。
幾重にも重なったものが開いてく造形の妙が、
はやくフォスこい!っという溜めの意味でも面白いなと。
よく考えたら金の涙を流すのも劇ナデのエステバリス的かも。
まあどうでもいい話。



この服を含んだ感じがどこま埋葬されているような感じというか、
死を扱われているような感触があるんですよね。
一応不死の設定なので死んではいないんでしょうが、
ここにあるのは死のように思えるというか。なんでだろう。



敵が遠のく。
ここもまた縦の構図ですよね。
月に持っていかれる。
海の絵からが流氷の絵へと変わってまた違った情景を作り出しているのが印象的。
1話でシンシャが待っていることを、
形を変えてやられてるのもあって、そういう意味でも印象的かな。

フォスが体を失って記憶を、己を無くしていったときに、
海にさらわれた体がまた別の個体のフォスを形成して、
みたいな展開も予想されるけど、原作的にはどういう展開になっているのか気になる。



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