
演出が石立さんで作監が堀口さんとあるようでなかったコンビ回。
石立さんの回は戦いらしいけど今回はどういう戦いがあったのかなぁとか思ってみたり。
グリコの辺り見るとこれが石原さんの血かとかちょっと思ったり。
ジャンケンって個性とか出し易い部分ですよね。無駄に気合入れてみたりとかしちゃうよなぁ。
今回は走ることに主題を置いたような回でしたね。
冒頭の急いで学校へいく辺りと中盤のノートを取り返す辺りとか。
他に復活の呪文だとか着ぐるみとか甘食とかなんかもありましたけど。
玄関出て行くあたりで跳ねながら靴を履いてる辺りとかああいうのいいですね。
背動やってり横断歩道で走る辺りで伸び上がるような動き入れたりとか、
木魚出す辺りだったりカメラ引くところだったり、
ああいう部分も楽しかったな。

畳の部屋で日差しを浴びるようなのを強調するって石立さんの趣味なのかしら。
らきすたでも母親の遺影が映りこんだ辺りでフィルター強めにかけたような画面にしてましたけど、
この作品でも同じようにちょっと目立たせてるのを見ると、
こういう場所とかが好きだったりするのかなーとかちょっと思っちゃいますね。
やっぱ熱さとか暖かみを感じるようなトコで使いたいのかな。
らきすただったら母親、
今作だったらサメとロボットの人との空間みたいなものを強調する意味合いのが強いんでしょうけど。

今回のノート取り返しに廊下走る辺りは凄かったですね。
なかなかこうしたハジけた作画を京アニではお目にかかれないのでビックリしました。
その前のノートを貸す貸さないで机で頬杖ついて会話のリアクション取ってる辺りとか、
こういうのもいいよなぁとか思ってたらコレって感じでした。
今回は溜め息だったり汗だったり、そういう体から出るものを扱ってる場面が多くて、
この辺の流れる汗だったりもその流れの一環なのかなとか。
この汗って内藤直さんっぽい?感じのように思えたんですがどうなんでしょ。
この後の走りで足から煙がくっついてるように伸びてるのとかああいうのも楽しい感じでしたね。

なんか如何にもアニメっていうオバケ足で走っていくのは逆に新鮮だったなぁ。
表情見せない、ノートに関する感情を見せずに絶対に返さないゆっこの態度とかも面白かったな。
ツッコミ役に見てるとやっぱ入っていっちゃうけど、
ボケ役の中の態度をこういう風に過剰な感じで印象づけてるのは楽しいですね。
そして最後はゆっこ側になって終わる。
宿題を忘れて怒られる痛みよりか追っかけてきた友人を気遣う方向って感じなのかなぁ。

ライン超えて平面的な感じで赤い髪の子の動きだったりを強調してて印象的だった。
そういえば石立さんはこういうのよくやるんだっけ。フルメタTSRの三好回的な。
机に手を押し付けてる辺りから手をまた叩きつける辺りの芝居の小気味良さというか、
ああいう主張しすぎな感じのリアクションなんかにやっぱ引き付けられるのかなぁ。
あと間を置いて影をつけて赤い子の男の子と一緒にいることを意識してる感じになり、
先ほどとは一転してわからない女心の描写になっていたり、
そういう転換なんかは面白かったな。
そういえばアップでちょっと線太くしてたり、
っていうのはやってたのは石立さんなのか堀口さんなのか気になる。
この辺り、銃だったりの小物系多いし高橋さんパートかなとか、
あそこが内藤さんだったら最初の走りは北之原さんだったのかなとか、
色々自分の中のイメージで勝手にパート判断してみたりしてますけどなんだかな。
回り込みだったりリアクションなんかのアイディアだったりは小気味いいし、
普通に楽しいアニメでいいですね。
目の表情付けもらきすた的なのから幅広い感じになっていたりとか、
溜め息とかこれ今までだったらこんなにやらなかったよなー、
っていうのが新鮮でそこがやっぱいい感じかなぁ、と。
日常は堀口さんが映画の方との兼ね合いとかの事情がなければ石立さんとずっと組むのかな。
また色々と楽しい物が見れそうで楽しみです。
次回予告のナレーションを聴くと刀語思い出しますね。
あれも原作残り2巻読んでアニメ11巻見て感想書きたいなと思ってるんですが、
またスルーしてしまう感じかなぁ。
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