ハルヒダンスの映像特典付きDVDが出るということなんで色々京アニ関係のものをまとめてますが、今回はハルヒダンスに影響を与えたという『ハレグゥDX』のEDにちょっと触れます。相変わらず適当なこと言ってますが。ヤマカンのコメントも読んでないし。まあ、話半分で。
http://www.youtube.com/watch?v=DAl-4eKuDk4&mode
このEDの面白い所は絶えず動かそうとするところや、ハレとグゥにスポットを当てながらも最後の最後にひげオヤジにおいしいところを持っていかせるサプライズにあると思う。最初はハレとグゥがメインでサブキャラはあくまでバックダンサーという役割。男キャラの顔なんかほとんど出てこない所も特長的。それに中盤のハレとグゥの動きに合わせたカメラワークなど、2人を際立たせる演出が目立ちます。だから尚のこと、最後のオヤジダンスがいきてくるんでしょうね。
あと演出で面白い点で挙げるなら、画面に向かって指をさしてくるグゥのアップの後にすかさず全体像を出して、グゥがしていることが如何に馬鹿馬鹿しいかというのを見せてくるカット。迫り来るグゥのアップだけど、視点を変えればなんてことはない動作。そこに各キャラのキメポーズが入るのが面白いです。作画もアニメ的なケレン味がタップリでとても濃密なEDに仕上がってると思います。
たぶんヤマカンが目を付けたのは、
『この映像は誰が撮影して、どういう目的で撮られたものか』
ということだと思うんですよね。
勿論このEDは視聴者に向けられたものなんですが、
ヤマカンは映像を見る側の立場の人間を出すことによってこの映像を超えようとしたんだと思う。
それを考えながらハルヒEDを見てみる。
http://www.youtube.com/watch?v=E8n_eVzkpTk
確かにコレだけでも十分面白いんですよね。
ただ、みんな合わせて踊ってるだけでアニメとしてのケレン味を特に感じない。
コレはハルヒ全体でそういう風な味付けにしてることも理由でしょう。
また撮影してるのは正面からという設定でカメラも動かさない。
あくまでアイドルのPVの延長にあるような映像を目指したんだと思います。実験で。
で、本命は何かと言うと、やっぱり『ライブ』だったと思うんですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=zlNZ7RVigls
ハレグゥの映像と見比べてもらえばわかると思いますが、
こっちの方がよりハレグゥよりな作り方してますよね。
キャラクターの動きに合わせて動くカメラ、無駄に顔を出させない長門、汗だくのハルヒetc。
ここで重要なのは『キョンを含む観客がいること』と『現実よりな作画』であること。
従来のアニメ的なケレン味よりロトスコを最大限に利用したフルアニメーションでの演奏。
そして、凄いことをやってることを認識してノッている観客。
この一体感がこの映像の面白いところで、実は観客無しでは成り立たないんですよ、ライブは。
ハレグゥはその点を排除して嘘が多く付けるアニメ的なアニメーションを選んだけど、
ヤマカンは観客を動員したリアルな空気のあるなるべく嘘の少ないアニメーションを選んだんですよ。
恐らく自分なりのアプローチの仕方だったんでしょうね。
そうやって2つの映像を見比べるのも色々面白いと思います。
ハルヒの演出でアニメ的演出が排除されたのはライブを最大限に活かしたかったからだと思います。全てはライブのために。EDは予行演習というか。勿論それだけではないでしょうけど、理由の一つには含まれてると思います。
ハルヒED+ライブで、一応の目標を達成したヤマカンですが、また映像特典でダンスをやると。
どういう仕上がりかはわかりませんが、たぶん遊びの延長なんでしょうね。
不完全なものより完全なものを、というのもあるんでしょうけど。
※書いてて何が言いたいかと言うと、たぶん、ハルヒがリアル志向になった理由を自分なりに探した結果を言いたいんだと思います。こういう理由で、こういうアニメになった、と。私はハルヒのアニメ化に対していい印象を持ってなかったんで。だからずっとイライラしっぱなしだったんですが、自分なりの『納得』を得られたんで、それを書いたってだけの話です。まあ、妄想の範疇を抜けてない気がしますが(笑)
まあ、それでも、約10ヶ月間のイライラを自分なりに『納得した』というのは重要なことです。
・・・なんか前も似たようなこと書いた気が。
あとライブアライブのキョンの最後のセリフで、
『バンドとアイドルをゴッチャにしてるだけじゃないのか?』というのがあります。
コレはヤマカン自身へのツッコミだったのかも知れませんね。
『現実とアニメをゴッチャにしてるだけないのか?』とか。コレもただの妄想ですが。
http://www.youtube.com/watch?v=DAl-4eKuDk4&mode
このEDの面白い所は絶えず動かそうとするところや、ハレとグゥにスポットを当てながらも最後の最後にひげオヤジにおいしいところを持っていかせるサプライズにあると思う。最初はハレとグゥがメインでサブキャラはあくまでバックダンサーという役割。男キャラの顔なんかほとんど出てこない所も特長的。それに中盤のハレとグゥの動きに合わせたカメラワークなど、2人を際立たせる演出が目立ちます。だから尚のこと、最後のオヤジダンスがいきてくるんでしょうね。
あと演出で面白い点で挙げるなら、画面に向かって指をさしてくるグゥのアップの後にすかさず全体像を出して、グゥがしていることが如何に馬鹿馬鹿しいかというのを見せてくるカット。迫り来るグゥのアップだけど、視点を変えればなんてことはない動作。そこに各キャラのキメポーズが入るのが面白いです。作画もアニメ的なケレン味がタップリでとても濃密なEDに仕上がってると思います。
たぶんヤマカンが目を付けたのは、
『この映像は誰が撮影して、どういう目的で撮られたものか』
ということだと思うんですよね。
勿論このEDは視聴者に向けられたものなんですが、
ヤマカンは映像を見る側の立場の人間を出すことによってこの映像を超えようとしたんだと思う。
それを考えながらハルヒEDを見てみる。
http://www.youtube.com/watch?v=E8n_eVzkpTk
確かにコレだけでも十分面白いんですよね。
ただ、みんな合わせて踊ってるだけでアニメとしてのケレン味を特に感じない。
コレはハルヒ全体でそういう風な味付けにしてることも理由でしょう。
また撮影してるのは正面からという設定でカメラも動かさない。
あくまでアイドルのPVの延長にあるような映像を目指したんだと思います。実験で。
で、本命は何かと言うと、やっぱり『ライブ』だったと思うんですよね。
http://www.youtube.com/watch?v=zlNZ7RVigls
ハレグゥの映像と見比べてもらえばわかると思いますが、
こっちの方がよりハレグゥよりな作り方してますよね。
キャラクターの動きに合わせて動くカメラ、無駄に顔を出させない長門、汗だくのハルヒetc。
ここで重要なのは『キョンを含む観客がいること』と『現実よりな作画』であること。
従来のアニメ的なケレン味よりロトスコを最大限に利用したフルアニメーションでの演奏。
そして、凄いことをやってることを認識してノッている観客。
この一体感がこの映像の面白いところで、実は観客無しでは成り立たないんですよ、ライブは。
ハレグゥはその点を排除して嘘が多く付けるアニメ的なアニメーションを選んだけど、
ヤマカンは観客を動員したリアルな空気のあるなるべく嘘の少ないアニメーションを選んだんですよ。
恐らく自分なりのアプローチの仕方だったんでしょうね。
そうやって2つの映像を見比べるのも色々面白いと思います。
ハルヒの演出でアニメ的演出が排除されたのはライブを最大限に活かしたかったからだと思います。全てはライブのために。EDは予行演習というか。勿論それだけではないでしょうけど、理由の一つには含まれてると思います。
ハルヒED+ライブで、一応の目標を達成したヤマカンですが、また映像特典でダンスをやると。
どういう仕上がりかはわかりませんが、たぶん遊びの延長なんでしょうね。
不完全なものより完全なものを、というのもあるんでしょうけど。
※書いてて何が言いたいかと言うと、たぶん、ハルヒがリアル志向になった理由を自分なりに探した結果を言いたいんだと思います。こういう理由で、こういうアニメになった、と。私はハルヒのアニメ化に対していい印象を持ってなかったんで。だからずっとイライラしっぱなしだったんですが、自分なりの『納得』を得られたんで、それを書いたってだけの話です。まあ、妄想の範疇を抜けてない気がしますが(笑)
まあ、それでも、約10ヶ月間のイライラを自分なりに『納得した』というのは重要なことです。
・・・なんか前も似たようなこと書いた気が。
あとライブアライブのキョンの最後のセリフで、
『バンドとアイドルをゴッチャにしてるだけじゃないのか?』というのがあります。
コレはヤマカン自身へのツッコミだったのかも知れませんね。
『現実とアニメをゴッチャにしてるだけないのか?』とか。コレもただの妄想ですが。
ハレグゥのあれはアニメ的な演出、作画って選択が妥当であって
リアル志向どうこうと話を持って行くには少々強引ではないかと。
でも、
>ハルヒの演出でアニメ的演出が排除されたのはライブを最大限に活かしたかったからだと思います。
同意です。
>リアル志向どうこうと話を持って行くには少々強引ではないかと
指摘ありがとうございます。そのとおりですね。
これからはもう少し注意しながら書いてきます。
「ネタの基本が“非・日常トンデモSF”なんだから、
そうでないシーンは極力アニメ・漫画的表現を排して徹底したリアル志向で行こう(でないとSFネタの
説得力が失われる)」と言明してましたからね。
同様のスタンスは前作AIRでも、現在放映中の
Kanonでも取られてますが
ヤマカンはそのベースに立った上で、
“アニメ的表現”によって「はれグゥED」が醸し出していた躍動感の様なモノを、
「現実のリアルな環境」の中の“ライブ”という
特殊な「シチュエーション」を合わせて利用する事で
打ち出そうとしたんでしょう。
いやいや、ZONE思いっきり踊ってたし(w
水島努監督のxxxHolic2クール目エンディングも良いですよ